平成26年第2回真室川町議会定例会(本会議)
議 事 日 程(第3日目)
1.開会日時 平成26年6月5日(木)午前10時 開 議
2.開会場所 真室川町役場 議会議事堂
3.議事事件
開 議 宣 告
( 議 案 審 議 )
日程第1 : 報告第 2 号 専決処分の報告について
(質疑・討論・採決)
日程第2 : 報告第 3 号 専決処分の報告について
(質疑・討論・採決)
日程第3 : 報告第 4 号 専決処分の報告について
(質疑・討論・採決)
日程第4 : 報告第 5 号 専決処分の報告について
(質疑・討論・採決)
日程第5 : 報告第 6 号 平成25年度真室川町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
日程第6 : 報告第 7 号 平成25年度真室川町一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について
日程第7 : 発議第 3 号 政策提言書の提出について
(質疑・討論・採決)
日程第8 : 議案第33号 真室川町固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を求めることについて
(質疑・討論・採決)
日程第9 : 議案第34号 最上地区広域連合規約の一部変更について(質疑・討論・採決)
日程第10 : 議案第35号 平成26年度ロータリ除雪車購入契約の締結について
(質疑・討論・採決)
日程第11 : 議案第36号 平成26年度真室川町一般会計補正予算
(質疑・討論・採決)
日程第12 : 人権擁護委員の推薦に関する議会の意見について
日程第13 : 真室川町農業委員会委員の推薦について
日程第14 : 委員会の閉会中の継続調査(総務文教常任委員会)
日程第15 : 委員会の閉会中の継続調査(産業福祉常任委員会)
日程第16 : 委員会の閉会中の継続調査(議会活性化特別委員会)
日程第17 : 委員派遣承認要求書の件(総務文教常任委員会)
日程第18 : 委員派遣承認要求書の件(産業福祉常任委員会)
日程第19 : 委員派遣承認要求書の件(議会広報常任委員会)
日程第20 : 委員派遣承認要求書の件(議会活性化特別委員会)
日程第21 : 議員派遣
平成26年第2回真室川町議会定例会会議録
招集年月日
平成26年6月5日(木) 第3日目
招集の場所
真室川町役場 議会議事堂
開会
平成26年6月5日(木) 開議 午前10時00分
出席議員
1番 橋秀則
2番 平野勝澄
3番 菅原道雄
4番 外山正利
5番 佐藤 正
6番 大友又治
7番 五十嵐久芳
8番 佐藤正美
9番 佐藤一廣
10番 佐藤勝徳
11番 佐藤忠吉
欠席議員
な し
不応招議員
な し
地方自治法第121
条の規定に基づき
出席した者の職・
氏名
町 長 井上 薫
教育長 新田隆治
総務課長 佐藤佐幸
企画課長 大友美喜男
町民課長 庄司喜一
建設課長 佐藤和弥
産業課長 佐々木 明
福祉課長 橋秀一
病院事務長 佐藤 保
会計管理者 阿部千代子
教育課長 八鍬重一
農委事務局長 佐々木 明
代表監査委員 大友 宏
教育委員長 土田 稔
農委会長 橋 明
職務のための出席者
議会事務局 櫻本菊男 加藤清美
総務課 橋雅之 佐藤正美
会議録署名議員
5番 佐藤 正 6番 大友又治
閉 会
午後1時32分
(午前10時00分)
〇
議長(佐藤忠吉)
おはようございます。
ただいまの出席議員は11人であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成26年第2回真室川町議会定例会を開会いたします。
直ちに会議を開きます。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第1、報告第2号 専決処分の報告についての件を議題とします。
質疑を行います。質疑はありませんか。2番、平野勝澄君。
〇
2番(平野勝澄)
この専決処分の内容と、それから専決処分という方法をとられたことについてという2点についてお伺いをしたいと思います。
今回特に私は軽自動車税の関連に絞ってお聞きをしようと思うのですが、これは国のほうで地方税法が改正されたことに伴う条例を整合性を持たせるための改定だというふうに受けとめておりますが、軽自動車税、原付等々も含めてですが、高いところでは2倍になるような部分もございます。これらを町で当然それぞれの車の種類に応じて台数把握されていると思いますので、この改正によってどのぐらいの経済的な効果が出てくるのか、逆に言えばどのぐらい町民の負担がふえるのかということをお聞きをしたいと思います。
それから、これ少なからぬ町民に影響を与えるような条例ということになりますので、これ専決処分もちろんできることではありますが、何とか万難を排して、これは議題としてかけたほうがよかったのではないかというふうに思うのですが、そのあたりはいかがお考えでしょうか。
〇
議長(佐藤忠吉)
町民課長、庄司喜一君。
〇
町民課長(庄司喜一)
ただいまの平野議員のご質問、最初に3つに分けてご説明申し上げたいと思います。
初めに、専決した理由でございます。この税の改正につきましては、ご存じのとおり昨年の10月に8%に消費税を引き上げるというふうな、それに伴った税と福祉の一体改革だというふうなことで、このたびそういった税制改革がございました。そして、10月以降に、それにかかわるいろんな法案が制定されております。そして、直近であれば3月30日、3月20日ぐらいまで国会で議論されて可決されている、そういうふうな全ての一括した法案でございまして、それに基づきまして各県、市町村に改正案等が示されます。それが示されたのが3月になってからというふうなこと、そして4月1日から消費税が8%に上がります。4月1日にもう施行していないと間に合わないというふうなことで、専決処分をさせていただいたということがまず1点目でございます。
そして、2点目、内容でございますけれども、この税条例の内容ですけれども、こまいところは、例えば期間の延長とかということはあるのですが、大きいところをご説明したいと思います。大きいところでは、今申し上げました軽自動車税の税率でございます。それから、法人町民税の税率の改正でございます。それから、固定資産税に関しまして、今も軽減税率といいますか、新築した場合の軽減がありますが、それの延長とか、そういったものが主な内容でございます。
それから、最後に影響でございます。軽自動車の影響額でございますが、平成26年度、当初予算で把握しました台数をもとにしまして影響額を算出しております。軽自動車の場合、実際その影響が出るのが27年度から出てまいります。実質27年度の影響額が134万9,000円ほどでございます。そして、28年度になりますと404万ほどの影響額が出るというふうに予想しております。
〇
議長(佐藤忠吉)
2番、平野勝澄君。
〇
2番(平野勝澄)
お答えの中に税と社会保障の一体改革の一環でというふうなお話がありました。ご承知のとおり私の立場としまして、消費税増税そのものもですし、それに付随してさまざまな負担増ある中で、さらに法人税の税率が、これ今回のを見ますと、これは若干軽減されるようでありますが、多くの町民にとってはやっぱり、必ずしも高額な負担増ではないと思われるかもしれませんが、消費税の増税や国民年金、介護保険、それから年金の目減り等々、さまざまな負担増や給付減のある中で、さらにやはりこのように負担がふえるような、こうしたことにはちょっと賛成できないという立場であります。その上で、これ町長にやはりお聞きしたいのですが、済みません、町長でなくても結構ですが、これはあくまでも国の制度改定に伴うものであって、町のほうでの裁量というものは若干でも認められないものかというのは、制度的にはいかがなものですか。
〇
議長(佐藤忠吉)
町民課長、庄司喜一君。
〇
町民課長(庄司喜一)
この軽自動車税につきましては、金額につきましてですが、標準税率という一つの国の最低基準を示した税率を使っております。先ほどのご質問にあったように、使えないのかと、これ以上下げられないのかというふうな話がありますけれども、法的にはだめだとは書いてありません。ただし地方財政法の中で、そういうふうな標準税率を下げた場合、起債の借り入れ等に関しまして今度はいろいろな制限が出てまいります。県知事の許可とか、大臣の許可とか、そういった制限が出てくるというふうなことになってまいります。
〇
議長(佐藤忠吉)
2番、平野勝澄君。
〇
2番(平野勝澄)
では、最後に町長にお聞きをしたいのですが、一般質問でもさまざま人口減に対してどういうふうに対応していくのかというような話がございました。この消費税に始まって、さまざまな国の負担増というのも出てくる中でと、特に最上地域全体として、若い人に限らずですが、収入がなかなか伸びないというより落ちていると、各世帯でそういう中で、こういった制度的にはだんだんと負担が重くなっていくということについて、町長として何か対応のお考えはないかどうかというのをお聞きしたいと思います。
〇
議長(佐藤忠吉)
町長、井上薫君。
〇
町長(井上 薫)
消費税、またこのような負担については、やはり福祉に対してと限定されているというようなことで、福祉をよくして維持しながら、さらによくしていこうというような流れにあると思っておりますので、ご理解を得ながらやっていかなければならないものと考えているところであります。
〇
議長(佐藤忠吉)
質疑を求めます。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、討論を終わります。
これより本案を採決いたします。
本案に賛成の方の起立を求めます。
(起 立 多 数)
〇
議長(佐藤忠吉)
着席願います。
起立多数により、原案どおり承認することにいたします。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第2、報告第3号 専決処分の報告についての件を議題とします。
質疑を行います。質疑はありませんか。6番、大友又治君。
〇
6番(大友又治)
では、私から。
先般定住促進のために、魅力ある住環境の整備をということで一般質問をさせていただきました。それで、ページ数が12、13ページに水道未普及地域飲料水対策事業費補助金、これが1,256万8,000円の減額補正になっております。このことについて私一般質問したときに、町長の答弁としましては、当初105世帯の未普及の世帯数があった、そこで10軒ほどが空き家になっていて95軒、その95軒に対して水質検査を実施したのが11件、そのうち不適と判断されたのが3件、うち2件に滅菌器を設置したと、そういうふうな答弁をまずいただきました。私、これは非常に職務が怠慢ではないかと、つまり105軒、そこから10軒引いたにしても95軒の未普及の世帯に対してたった11件しか検査をしていない、これはおかしいのではないかということの再質問をいたしました。時間切れでしたので。それで、その25年度に実施したところのまず最初にお伺いしたいのは、105軒だった世帯数が7地区、例えば長野、大石川、長沢前、西郡、川舟沢、上下小又、塩根川、それが95軒になっている、その内訳をちょっと教えていただいて、そのうちのどこを水質検査、例えばどこのどこどこで何件の水質検査した、それが合計11件ですよね。そのうちに不適当になったのが3件ありますが、どこが不適当になったのかと、その3件の不適のうちに2件は設置したと、1件は隣から借りるということで対応するというような、そういう答弁でした。25年度に実施した具体的な先ほど言ったことと、それから当初1,296万の予算を計上していて、1,256万8,000円減額するわけですから、25年度使うのは約39万円ですよね。その39万円の内訳、つまり水質検査を11件して何ぼだったと、これ単価も含めて、それから滅菌器、2件入れたわけです。2件入れたので、合計で幾らと、それで合計で39万何がしになるということ。ちょっと多くて大変なのですが。
それで、その検査を実施したのが大体いつごろかと、まず3回しかできませんので、まずその1回目のちょっと言います。それで、あとは滅菌器を設置したのがいつからいつまで。とりあえずそこまで、ちょっと大変多いのですが。つまり25年に実施したいろんな内訳を、私ここの町長からもらったのにはただ何世帯というところしかわかりませんので、地区もわからないので、そこを当初は105だったのが95になったと。つまり何でそれを聞きたいかというと、つまり10軒減っているわけです、空き家になっているわけですよね、当初の設定から。25年の計画のときに105軒だったのが95軒になっているわけですから、10軒空き家になっているわけです。その辺のところもわかればと思って。そのうち11件の水質検査をしているというところの箇所と、ではそのうちの11件のうちのどこの地区が不適になったのか。ちょっと多くてあれなのですが、まず要は25年度に実施したこの事業の、約39万円の事業を実施したわけですから、それの詳しいいきさつというか内訳をお聞かせ願いたいと思います。
〇
議長(佐藤忠吉)
建設課長、佐藤和弥君。
〇
建設課長(佐藤和弥)
大きく25年度の3項目についてのご質問だったと思います。
まず、105世帯、件数の確認が1番目だったと思いますけれども、105軒の内訳、地区ごとに、それから変更後にこういう件数になったと、トータル95軒になるわけですけれども、その点についてでありますが、長野、大石川合わせまして6軒でありました。これは変更ありません。長沢前も変更なし、西郡、川舟沢も変更なしと。小又ですが、当初17軒が13軒になりました。
〇
議長(佐藤忠吉)
暫時休憩します。
(午前10時15分)
(休 憩)
(午前10時16分)
〇
議長(佐藤忠吉)
休憩を閉じ、会議を再開します。
建設課長、引き続き答弁を求めます。
〇
建設課長(佐藤和弥)
上小又が4軒減りました。下小又が4軒、塩根川が2軒ということで、10軒マイナスになりました。転居によるものです。
それで、水質検査実施実績の地区別件数でありますけれども、長野が1件、長沢前が1件、上小又が3件、下小又が3件、塩根川が3件で、そのうち水質検査に異常のあった地区でありますけれども、上小又、下小又、塩根川、それぞれ1件であります。
滅菌器を設置した世帯ですが、上小又、塩根川がそれぞれ1件の、2件でございます。トータル2件であります。
それと、次は金額の件でありますけれども、水質検査については11件プラス、滅菌器設置後にまた検査を行いますので、トータル13件で、予算については1万5,000円計上しておりましたが、3社の見積もりによりまして8,400円でございます。水質検査10万9,200円、あと滅菌器2件でありますが、14万1,000円の単価で購入されまして、2件とも同じ業者から買ったということで、同じ金額で28万2,000円、トータル39万1,200円でございます。
次は……
(「検査実施時期と滅菌器の……」の声あり)
〇
建設課長(佐藤和弥)
実施時期につきましては、水質検査が6月11日から11月19日の間、これは件数が多いので、期間でお答えさせていただきます。あと、滅菌器のほうですけれども、10月25日と、あと11月15日でありました。
〇
議長(佐藤忠吉)
6番、大友又治君。
〇
6番(大友又治)
今その検査の実施、それから設置、それも聞きましたが、私の言いたいのは、11件検査して3件異常が出ているわけです。これで推計を見てみますと、上小又、下小又、塩根川から1件ずつ出ているわけです。ただ、ほかのところ検査していないところがあるわけです。だから、私これは職務の怠慢だと言ったのは、つまりこれだけの1,296万の予算を組んで、まず真っ先に検査をする、全世帯の検査をする、それでその異常がなければ異常がないで、それでいいわけですから、それをしないでただ、そしてしかも11分の3の異常が出ているのに、それでほっておいている。6月11日から11月19日まで検査しているわけですから、その中で異常が3件見つかっているわけです。つまり3割ぐらいは異常があるだろうという推定をして、ほかのところも、さっと異常が出た段階でほかの地区についても持っていくのは当たり前だ。だから、そこが怠慢だと。
それから、ここの各地区の、私これはさっきちょっと質問しなかったのですが、取水の形態というのはあると思うのです。例えば深井戸を掘っているのか、浅井戸なのか、それから川や貯水池から撮っているのか、そしてあと沢や貯水池から自然流下で来ているのか、ポンプアップしているのか、いろんな取水の形態があると思うのです。そういう取水の形態をちゃんと把握をして、全部把握したって95軒です。何もそんな手間かかることない。そういう把握をしているかどうか。その把握をしていることによって、対応が違うわけです。
それともう一つは、その水質検査、1万5,000円当初あれして、それの掛ける2回で3万の予算を計上しているというふうなことでしたけれども、水道法の検査の中には非常に項目があるわけです、水道法第20条の第1項で。だから、町の我々が飲んでいる水というのはこういう検査を全部完了している水なのです。ただ、今回滅菌器を入れたところというのは10項目ぐらい。つまり大腸菌とか、一般生菌数とか、それからダクトとか、pHとか、そういう、まず本当に簡易な水質検査しかしていないのです。例えばあるかどうかわかりません。カドミとか、水銀とか、ヒ素とか、そういうのは町の水道、上水道、我々もそうですが、そういう恩恵をこうむっているというのは全部それを調査をしているのです、町が。ところが、この105軒、95軒、95戸の住民の方の検査はそれを行っていない。それは、私はぜひとも行うべきだと。だから、これは町としてやるべき。だから、そこで私は推計を把握しているかと聞いたのは、例えば深井戸を掘っているか浅井戸を掘っているかで、どこか1カ所その辺から見たら、この金属があるかないか把握できると思うのです。そういう把握もしない。しかもこの1,296万も計上したものを、こんな1,256万も残している。そういうふうにこの前一般質問のときに言ったのですが、町長どうですか、その考えについて。
〇
議長(佐藤忠吉)
町長、井上薫君。
〇
町長(井上 薫)
予算を立てて、それを執行しなかったというようなことのようでありますけれども、周知しながらやってきているということは理解していただきたいと思います。また、水道、この地区だけではなくて、私のうちも地下水利用しています。ですから、そういう地下水を水道と併用してやっている人多くいると思うのですけれども、それらの人に対しても、ではやらなくてはいけないのかということではないわけですよね。それと同じようなことだ思っています。やっぱり自助でやるべきものもあろうかと思います。それに対して、やっぱり水道がないところに限ってということで取り組んできているわけです。十分周知しながらやってきているということは理解していただきたいと思っています。
それでもやらない人がいたと、自分で大丈夫だというようなことだと思っておりますけれども、そういう人たちに対しても、ことしは5月にやってきたということでありますので、言ってもなかなかすぐしてもらえなかったというようなことと私としては理解しております。
〇
議長(佐藤忠吉)
6番、大友又治君。
〇
6番(大友又治)
町長、それは全然違います。
というのは、その95戸の人は、水道を利用したくても水道利用できないわけです。長野地区の場合に、例えば金山から引きましょうと。ところが、費用対効果とかなんとかで金がかかるからと、これは没になったわけです。本来であれば引いてもよかったわけですけれども、金がかかるのです。つまりその95戸の人は、そういういろんな事情で恩恵をこうむっていないわけです。つまり住環境に格差があるわけです。だから、私のところも私事ながら井戸はあります。井戸は引いて、だから併用しています。ただ、こちらの方が、だから先ほど言いましたどういう取水の形態をしているか。例えばポンプアップしている人は、停電になれば水も飲めないのです。平成21年度で1日144リットルの平均使っているわけです、みんな水道を。ところが、一たび停電すれば、その人たち、地域の人たちは水も飲めないのです。だから、ダブルリスクを抱えているのです。だから、我々は水道がとまっても電気があれば、井戸を持っている人はダブルのリスクをちゃんとカバーです。それは、できるところと、したくてもできないところなのです。だから、そのしたくてもできないところの95のそれを、ほっておいたのではないといったって、84世帯のアンケートをことしの5月やりました。それは、事業で1,296万を予算化したときに、それはこういうことあって行って、それで先ほどいろんな形態からあれして、もし万一出たときにはこういうふうにやりますよと、それが事業、平成25年度で我々予算のときにこれを承認したわけですから。そうしたら、すぐ。だから、26年5月に84世帯のアンケートを実施しました。1年前なのです、本当はするのは。84世帯、95世帯に対して、だからこういうふうな今度は予算化をしました。だから、どうですかと、そんなものは、これは出なければ出ないでこしたことはないのですから。だからリスク、本当にここらの人たちは、だからこの人たちは本当に町に対して税金も払っている何もしてくれているのに、町の恩恵をこうむっていない人がこの95世帯なのだ。だから、それに対してもっと積極的に働きかけるのは、これは行政として当たり前でしょう。だから、私はそれは職務の怠慢だと言わせてもらった。
ちょっとこれもう3回目ですが、それでここの水道の未普及地帯の世帯の中にも、合併処理浄化槽を設置している人もいると思うのです。単独浄化槽。つまりこういうところは、例えば川とかいろんなところから取水している場合には、原水を汚してはいけないわけなのです、逆に。その原水を汚さないためには、こういうところに合併処理浄化槽の補助を、例えばもっと厚くして、もう全額補助でもいいでしょう、それは。それぐらいして合併処理浄化槽にしなさいというふうな考えは町長の中にあるか。それは、合併処理浄化槽の設置があるかないかだけ町民課とは、ちょっと後で教えてください。もう3回目ですから、水道の未普及地帯に合併浄化槽なり単独浄化槽を設置している世帯があるか、把握をしているか、そこ教えてください。
それから、そういうものに対して、だからもっと積極的にそれを解消を図っていく。それから、さらに町長にこれお願いなのですが、つまりさっき言いましたように、停電になれば水も飲めないわけなのです。つまり停電になったときのリスクをカバーするために発電機の設置を例えば、俺分館には全部発電機が設置されているかどうかも含めてなのですが、つまり何かあったときに停電したときに、この未普及地帯は水も飲めない、そういうことになってはいけないので、特に発電機の助成というものを、例えば公民館にあればいいです、分館にきちっと。だから、停電のときに分館で水が飲めると言えば、一家に個人宅に設置しろとは言いませんが、その辺の、つまり停電のときのリスク対策はできているのかどうか。
それと、これは早急にこの5割程度回答が6割で、それから水質検査希望が7割で、滅菌器設置希望が5割なんて、こんなアンケートの結果をただつらつらと言ってだめなのです。これは、もう全部検査して、そして例えば先ほど言いましたような、こういう重金属も各地区から全部町がして、本当に未普及地帯のところは大腸菌と一般生菌数だけだと、それであとは普通のこういった15万ぐらいの滅菌器でちゃんと処理できるのだということをちゃんと町が把握するように、これは進めるべきだと思う。そこも含めて、もう最後ですから、ひとつお願いします。
〇
議長(佐藤忠吉)
建設課長、佐藤和弥君。
〇
建設課長(佐藤和弥)
それでは、10項目の点について、水質検査の項目の設定についてご説明したいと思いますが、水道水の場合と違いまして、飲用水の場合はそれぞれの世帯主が検査を推奨されていると。これは、県の要領に基づくものであります。それで、その地域の特性に応じて世帯主が検査する項目について選択をするというふうな仕組みになっておりますけれども、当町の場合、なぜ10項目にしたかと申しますと、水道水の例月の検査項目の10項目にしていると。ただ、今回は補助金でありますので、検査項目については10項目に足しても引いても、それは本人の判断でできます。10項目に例えばカドミウムをプラスするという場合には、2,000円に消費税ぐらいで実施できますので、その点もあわせて周知を図っていきたいと思います。
〇
議長(佐藤忠吉)
総務課長、佐藤佐幸君。
〇
総務課長(佐藤佐幸)
議員から公民館等への発電機の設置の状況についてもご質問ありましたので、状況をお知らせ申し上げます。
これまで災害に強い地域づくり補助金を活用しながら、指定避難所となっている分館等には町で発電機等を配付しております。今年度も含め、ほぼ充足するものというように思っております。
〇
議長(佐藤忠吉)
町長、井上薫君。
〇
町長(井上 薫)
浄化槽の全額補助というような話でありますけれども、町としては他よりも県補助金を、なくなったときにそれを町が代がわりしてやってきました。
今度は、昨年からまた県の補助がつきました。それも減らさないで、その分もまた上乗せしてやってきているということでありますので、公平性から見ても、今までやった人と比べてもよくなっている条件でありますので、ぜひこの機会に合併浄化槽を設置していただきたいと思っておりますので、現状でやっていただきたいと考えておるところであります。
〇
議長(佐藤忠吉)
町民課長、庄司喜一君。
〇
町民課長(庄司喜一)
それでは、水道の未普及地域で合併浄化槽の設置の件数はあるのかというふうなことでございますけれども、実際ございます。数字に関しましては、ちょっと今ここに資料持っておりません。後でお答えします。
〇
議長(佐藤忠吉)
答弁漏れはありませんか。
(何事か声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認めます。
引き続き質疑を求めます。7番、五十嵐久芳君。
〇
7番(五十嵐久芳)
私からちょっとお尋ねをしたいと思います。
この案件、25年度の補正予算、これは最終の決算になろうかと思います。その中で、13ページにもなりますが、歳出のほうの総務管理費、施設整備基金積立金8,200万ほど積立金に回すようになっています。ここ近年1億円前後ですか、剰余金が出たり、財政調整基金、公債費の前倒しの返済等々ずっと続いてきたように理解をしているところです。ただ、これ今この1年間の町政をつかさどりながら、余ってきたから、これ健全財政の中では余すということもよいのですが、中身として本当にこの予算どおりの、先ほどの性質の滅菌器のものなども、やっぱり町民に対する政策としての遂行がきっちりなされてきての剰余金、こういうものが出てきて積み立てられなりするのがいいのですが、そうなっているのかなという懸念をちょっとするわけです。
そして、まず最初にお尋ねしたいのは、そういうことをきっちりしてきたのかなということ1つと、この施設整備基金に積み立てですから、何か目的を持った積み立てにもなっているのかなと、こう思うのですが、そこら辺についてひとつお尋ねします。
〇
議長(佐藤忠吉)
総務課長、佐藤佐幸君。
〇
総務課長(佐藤佐幸)
まず、各事業の執行についてという部分でありますが、先ほどの大友議員からもご質問あった部分、そういった部分については町民からの補助申請等もなく、残念ながら専決によって減額をせざるを得なかったと、この部分についてはいろんな要素がありますので、ご了解いただけたと思っています。
また、今回の専決では福祉、民生費の障害者総合支援費も含めて減額があるわけですけれども、これも実際の給付対象費用が減じたということでの部分でございますので、そういった部分、住民に必要なサービス、住民が望むサービスについては十分行ってきたものかなというふうに思っております。
一方で、広域的な部分での不用額、もしくは過年度の清算という部分も今回もございまして、もろもろの歳入歳出の清算の結果としての剰余額について、予算上町有施設整備基金に積み立てさせていただいております。これについては、26年度行う予定の庁舎の耐震診断に伴う部分で今後改修が必要となる可能性もありますので、その部分にまず充てるという部分、その他学校を含めた施設でもいろいろ改修等が今後必要となった場合に対応できるよう積み立てたいと思いまして、今回の8,249万9,000円の積み立てとしたものであります。
〇
議長(佐藤忠吉)
7番、五十嵐久芳君。
〇
7番(五十嵐久芳)
使途については耐震診断等々、学校施設拡充ですか、そういうものに使うというような気持ちでの積立金に回りました。
ただ、きのう、おとといからの一般質問等々でも、早くしなければならないというような、私は私なりに聞きながら一般質問なども聞いていました。特に今回多く出たのが定住対策、人口減少対策、こういうものが特に強く今回の一般質問には出たように思います。こういうものが本当に、言い方によっては本当に町がなくなるのではないかなというような話までも出ていましたが、やっぱりこういうものはもっと早くしなければならない、これ政策としての事業展開ではないのかなと、こう思うわけです。だから、こういう余ったときにこそ、そういうところにずんと振り向けるような政策、こういうものが必要にもなってくるのではないのかなと私は思うわけなのですが、こういう使い道というのもあってもいいと思うのです。時限立法になりますか、時限条例、時限でもいいですので、ことしはこうやりますと、上がりましたからこれを使いますと、インフラ整備でも何でもいいです。ただ、余らせて積み立てして、余らせてって悪いのですが、積み立てして財政よくなりました。今たしか恐らく24年度で9%ぐらいの公債費負担比率だったと思うのですが、25年度、26年度、これよりもまだ少なくなると思います。そこら辺どう試算しているのか、それ1つと。
やっぱりこの定住対策、雇用創出、こういうものもありました。それから、今回圃場整備事業、3地区始まります。そして、今後も圃場整備事業が今模索されているところもあります。だから、こういうものに使っていきたいのだというものをもっと早目にしなければいけないものを確立しながらこういうものを使っていければなと思うわけです。ここら辺の考え方はどうなのでしょう。これ町長ですか。
〇
議長(佐藤忠吉)
総務課長、佐藤佐幸君。
〇
総務課長(佐藤佐幸)
議員のおっしゃるとおり、やはり緊急の町の課題多くあると思います。26年度も、ご質問の後段にあった圃場整備につきまして推進を図るべく、3地区に対する調査費等の予算もつけております。今後はその調査が順調に進み、地域での調整が終われば、ハード面に入ってまいります。そのときの町の負担すべき額というのは相当な額であることは3月の定例会でもご説明したところであります。また、定住、さらには雇用対策という部分についても、昨日までの一般質問の中でも各議員からのご質問に対して答弁していますように、今後十分検討しながら進めてまいりたいということでありますので、その際は必要な財源ということで、今回の積み立ては施設でありますけれども、これまでの財政調整基金を取り崩すということも踏まえて検討を進めたいと思っております。
〇
議長(佐藤忠吉)
7番、五十嵐久芳君。
〇
7番(五十嵐久芳)
そういう、極端に言うと目的を持ってこのお金を使っていってもらいたいということなのです。緊急のものを早目に、早目早目の対応をしていくと。今総務課長言ったように個々の、余らさなくてもいいのです、我々は。きっちりそのものを使ってもらって、町のために、少しでも発展していくようにしてもらえればいいわけなのです。だから、そういうことを精査しながら、今後とも一生懸命頑張っていってもらいたいと思います。終わります。
〇
議長(佐藤忠吉)
4番、外山正利君。
〇
4番(外山正利)
歳入の関係で質問したいと思います。
10ページ、11ページの一番上の5款の株式等譲渡所得割交付金、これはこのまま読めば今まで持っておった株を譲渡したと、こういう意味でとっていいのですか。そのことについて、まずお伺いしたいと思います。
〇
議長(佐藤忠吉)
総務課長、佐藤佐幸君。
〇
総務課長(佐藤佐幸)
今のご質問の株式譲渡所得割交付金というのは、当町が保有している株を売却したとか、そういうことではなくて、株式譲渡の際に課せられる税等がありますので、それを国から交付を受けるものというようなことでご理解いただければと思っております。
〇
議長(佐藤忠吉)
4番、外山正利君。
〇
4番(外山正利)
町で持っている株に対する、いわゆる国からの助成金的なものがあるということですか。
〇
議長(佐藤忠吉)
総務課長、佐藤佐幸君。
〇
総務課長(佐藤佐幸)
町が持っているのではなくて、国民が通常株取引をなさっている方々いらっしゃるわけです。そのときに取引のときに得る利益というか所得に対しての課税部分について、国から町へということでございます。
〇
議長(佐藤忠吉)
4番、外山正利君。
〇
4番(外山正利)
次に、歳出の12ページの老人福祉費の後期高齢者の関係で、補正予算で質問するのはどうかなというような感じするわけでありますけれども、きのうからの一般質問の中で、いわゆる定住対策が多く同僚議員のほうから出されております。私も、一般質問の中では福祉の部分について、やはり特徴ある福祉行政をやるべきだと、こういう一般質問をしたわけであります。総合的に、私はなぜ執行部……定住対策もそうですけれども、福祉もそうですけれども、どうも執行部の答弁とすれ違いというか、ずれがやっぱり生じているなという感じがします。なかなか思い切ってやれると言えるところまでいっていないのかどうかはわかりませんけれども、私はやっぱり町長の言っている福祉の面で雇用確保ということと、私の言っているいわゆる福祉の高齢者対策を他町村に負けないぐらい、真室川町は高齢者対策は県内でトップですと、こういうような取り組みをすれば、これはいわゆる定住対策につながってくるのです。こういう政策のつながりがそれぞれに別々に論議をされているから、やはりなかなかすれ違いがある。
そして、いわゆる他町村のまねをしろというようなことは、私は他町村と違うような取り組みを、同じ定住対策でも違う考えで、真室川町に合った考え方をやっぱりやるべきだと私は思っておりますし、ただ財政だけを拠出すれば定住対策になるのだということではなくて、前にも今ほど言われたように、いわゆるこの町で1番的なものがあって、それによって真室川に住みたいというような町づくりをすれば、これは定住対策につながるのです。だから、そういった論議を私は今の縦割りの中でやっている以上はちょっと無理だろうなと、こういうふうに思いますし、機構改革の中で総合的にやっぱり考えるべきではないかなと、こういうふうに思いますけれども、町長の考え方をちょっとお伺いしたいと、こういうふうに思います。
〇
議長(佐藤忠吉)
町長、井上薫君。
〇
町長(井上 薫)
福祉に対してというようなことでございます。
施設的にもこの町の規模で施設が4施設あるというのも自慢になるのではないかと思っていますし、100床の規模で施設があって、まだ足りないというような状況になってきているということであります。それで、また雇用も発生しているというようなことで、もっともっと町民の雇用につながっていけばいいのだろうなと思っていますけれども、なかなかできていないというようなことでありますけれども、近隣の市町村にとっては真室川町で福祉の雇用の場というようなことにはつながっているものと思っていますし、また商店街にも影響があると思っています。
そういうことで、新しいドラッグストアもできる、今建設中になってきているということでは、さらなるそういう雇用面、商店の活性化につながってもらえればと思っているところであります。もっと具体的にというようなこともあろうかと思いますけれども、さらに検討しながら進めていかなければならないものとも思っているところであります。
〇
議長(佐藤忠吉)
4番、外山正利君。
〇
4番(外山正利)
雇用を拡大することによって定住に結びつくというようなことは、これはそのとおりなのだろうと。ただ、この真室川町にやっぱり住んでみたいというものをやはり考えていくと、これがやっぱり政策なのだろうと私は思うのです。ただ、雇用を確保すれば、雇用だってそんなに……例えば梅花苑は誘致しました。それで当初より考えれば、雇用数が我々が思っていたような雇用数では、いわゆる町内在住の人の就職が思ったようにいかなかったというふうなことだってあるわけです。それとあわせて、いわゆるそういった福祉政策、そういう雇用以外の部分で、真室川に住めば安心、安全だという、高齢者が住めるような町づくりするということが、私はイコール定住対策に結びつくのだろうと、こういうふうに結びつくのだろうというのでなく、結びつけていくような政策をやはり確立する必要があるのではないかなと、こういうように思うのです。いずれにしても補正予算の関係でありますので、また別な機会にこの議論をしてまいりたいと、こういうふうに思いますので、終わりたいと思います。
〇
議長(佐藤忠吉)
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、討論を終わります。
これより本案を採決いたします。
本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第3、報告第4号 専決処分の報告についての件を議題とします。
質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、討論を終わります。
これより本案を採決いたします。
本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第4、報告第5号 専決処分の報告についての件を議題とします。
質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、討論を終わります。
これより本案を採決いたします。
本案は原案どおりに承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第5、報告第6号 平成25年度真室川町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、日程第6、報告第7号 平成25年度真室川町一般会計事故繰越し繰越計算書の報告についての2件については、本定例会の初日に報告がありましたが、本案件は地方自治法第180条第2項の規定によるものであり、議決事項ではありませんので、報告のみといたします。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第7、発議第3号 政策提言書の提出についての件を議題とします。
提出者より趣旨説明を求めます。9番、佐藤一廣君。
〇
9番(佐藤一廣)
発議第3号 政策提言書の提出について。
真室川町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により別紙のとおり提出します。
平成26年6月5日。提出者、真室川町議会議員、佐藤一廣。賛成者、真室川町議会議員、外山正利。賛成者、真室川町議会議員、大友又治。
趣旨説明。大規模災害への備えの強化、定住人口及び交流人口の拡大といった観点から、町民が安心して暮らせる魅力あるまちづくりができるよう、幅広い角度から慎重に分析・調査した結果、真室川町議会として政策提言を行うものです。
概要について申し上げます。真室川町長、井上薫殿。政策提言書。
提言にあたって。今年度の議会政策提言は、喫緊の町政課題に着目し、東日本大震災を踏まえ、大規模災害への備えへの強化や人口減少・少子高齢化対策として、産業の振興や婚活支援の拡充など、定住人口の拡大に向けた施策の推進及び観光振興による交流人口の拡大施策の推進等について、議会の総意として取りまとめたところである。
取りまとめにあたっては、2つの常任委員会において、関係機関及び団体等との意見交換や先進事例調査などを精力的に行うとともに、外部の専門的知見を積極的に活用しながら、幅広い角度から慎重に調査審議を行ったところである。
この提言では、「住民サービス向上のための政策及び組織体制の確立」、「大規模災害への備えの強化」、「消防体制の確立」、「教育の充実」、「定住人口拡大施策の推進」、「交流人口拡大施策の推進」、「健康寿命の延伸施策の推進」などを求めているものである。
町長はじめ執行部におかれては、本提言を踏まえて、具体的な施策に反映されるよう強く望むものである。
平成26年6月5日。真室川町議会議長、佐藤忠吉。
なお、各項目の詳細につきましては別紙の内容のとおりでありますので、割愛をさせていただきます。皆様からご承認をいただきますよう、ご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。
以上でございます。
〇
議長(佐藤忠吉)
ただいまの案件について質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、討論を終わります。
これより本案を採決いたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
ここで会議を閉じ、休憩します。
(午前10時58分)
(休 憩)
(午前11時15分)
〇
議長(佐藤忠吉)
休憩を閉じ、会議を再開いたします。
町民課長より発言の申し出がありますので、発言を許可します。町民課長、庄司喜一君。
〇
町民課長(庄司喜一)
先ほど大友議員からの質問の中で、水道の未普及地域で合併浄化槽どのぐらい設置されているかというふうなご質問でしたけれども、未普及地帯で13世帯の方が合併浄化槽を設置しております。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第8、議案第33号 真室川町固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を求めることについての件を議題とします。
質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、討論を終わります。
これより本案を採決いたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第9、議案第34号 最上地区広域連合規約の一部変更についての件を議題とします。
質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、討論を終わります。
これより本案を採決いたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第10、議案第35号 平成26年度ロータリ除雪車購入契約の締結についての件を議題とします。
質疑を行います。質疑ありませんか。6番、大友又治君。
〇
6番(大友又治)
ロータリー除雪車購入契約の締結ですので、除雪関係のことはそんなに詳しく聞くつもりはありませんけれども、ただこの入札のほうが指名競争入札で、契約も3,164万4,000円ということで、この入札に当たって、入札の参加者数、それから予定価格、落札率をちょっと教えていただきたいと思います。
〇
議長(佐藤忠吉)
建設課長、佐藤和弥君。
〇
建設課長(佐藤和弥)
入札参加ですね。参加業者数は2社であります。予定価格は、税抜き2,980万でございます。ですので、契約額から税を抜きまして、2,930万ですので、落札率は98.3%であります。
〇
議長(佐藤忠吉)
6番、大友又治君。
〇
6番(大友又治)
そうすると、これ税込みが3,164万4,000円ですよね。8%の税込みですよね、この金額は。そうですね。
それで、入札参加社数が2社ということでしたけれども、例えばこのロータリー除雪車3,000万ぐらいのものを入札するときに、基準というか、入札参加社数は何社以上なくてはいけないというのは、これあると思うのですが、そのことと、2社で、これが3社なのか4社なのか、そこ財務基準では何社以上となっているのか。それで、今回2社となっている、その理由もありましたら、ちょっとそこをお聞きしたいと思います。
〇
議長(佐藤忠吉)
建設課長、佐藤和弥君。
〇
建設課長(佐藤和弥)
議員おっしゃるとおり、財務規則上は3社でございますが、今回の入札に当たりましては3社に、昨年の例で2社しかなかったということで、再度県内の業者、指名競争入札の参加申し込みがあった66社のほうに取り扱いについて再度確認をいたしました。
それで、最終的に2社。3社取り扱えるというふうな最初の回答だったのですが、詳細を確認したところ、2社になったということで、規則上は3社ですけれども、これはやむを得ない場合ということもありまして、今回2社の入札、応札になったところであります。
〇
議長(佐藤忠吉)
6番、大友又治君。
〇
6番(大友又治)
なかなか特殊な機械というで、扱える業者も少ないということで、例えば財務基準が3社と決まっていても、特例というのは例えばその基準の中で、こういった場合にということで認められているもの、特認というものがあるかないかは、これは総務課長。
それから、このロータリー除雪車を購入することによって今年度冬期交通、32名の16体制ということで当初予算を組んでいるわけですけれども、その除雪車の、できれば地区がわかると、地区のバランス、それからいろんな、ではロータリー除雪車が真室川地区に何台あって、何台配備をしていて、それで安楽城に何台、それから及位に何台、それからあとはほかの機械もあるのですか。だから、その機械を何台ぐらいずつどういうような配置をしているのか。それで、これ終わると3回目になりますが。
それで、このロータリー除雪車というのは新規購入なのか、更新なのか。つまりロータリー除雪車が今までよりもふえるのか、台数は変わらないのか、その辺のところを含めてちょっとお聞きしたい。
〇
議長(佐藤忠吉)
総務課長、佐藤佐幸君。
〇
総務課長(佐藤佐幸)
指名についての部分、私のほうから。
指名審査会においては3社を指名いたしました。入札の前段で1社より取り扱いできないことになったということの辞退届がありましたので、3社指名という部分については変わってございません。2社になった段階で、その入札をどうするかということになりますと、当日もう入札会場においでなので、やむを得ないということでの2社入札ということになりました。
〇
議長(佐藤忠吉)
建設課長、佐藤和弥君。
〇
建設課長(佐藤和弥)
地区ごとの配備の状況でありますけれども、真室川地区、ロータリーが6台、グレーダーが2台、安楽城地区、ロータリーが3台、タイヤドーザが2台、及位地区、ロータリー、それからタイヤドーザー、それぞれ1台であります。
それで、今回の契約でございますけれども、安楽城地区のロータリーの更新であります。
〇
議長(佐藤忠吉)
質疑を求めます。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、討論を終わります。
これより本案を採決いたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第11、議案第36号 平成26年度真室川町一般会計補正予算の件を議題とします。
質疑を行います。質疑ありませんか。7番、五十嵐久芳君。
〇
7番(五十嵐久芳)
私からは、ちょっと2つだけお尋ねしたいと思います。
最初に、7ページ、社会教育費補助金、未来に伝える山形の宝登録制度推進事業費補助金53万9,000円、これの補助金が入ってきております。昨年度ですか、これ山形の宝、甑山等々含めた未来に伝える山形……登録制度に認定されたわけです。そして、53万9,000円の補助金をもらえるようです。ただ、ちょっとこの予算書を見ますと、これの使い道、使途がちょっとわかりませんでした。あした、あさってですか、甑山の山開き、番楽奉納祭等々あるようなのですが、そこら辺に使うのかどうかですが、ここら辺の使途の使い道をひとつお尋ねします。
それから、もう一つ、今年度から農政改革の中で農地中間管理機構、こういうものが出て事業展開されるわけです。それの臨時職員を採用するようになっていました。この補正予算でも歳出について、9ページですか、担い手育成費ということで計上されております。臨時職員を雇うわけなのですが、これの仕事の……一応集積をしたり、さまざまの農家の意向調査をしたり、聞き取り等々あるわけだと思うのですが、まず最初にその仕事の内容についてお尋ねをしたいと思います。
〇
議長(佐藤忠吉)
執行部の皆さんに連絡したいと思います。
答弁をする際、手を挙げて大きい声で議長と言ってください。ちょっと耳が聞こえなくなりましたので、よろしくお願いしたいと思います。教育課長、八鍬重一君。
〇
教育課長(八鍬重一)
7ページ、未来に伝える山形の宝登録制度推進事業費補助金の使途の関係のご質問でありますが、歳出について10ページになります。目ですが、ふるさと文化推進費ということで、その中の昔話伝承芸能保存事業ということで、当初で84万ほどの事業を見込んでいるものがあります。
具体的には、今お話がありました今年度から新たな取り組みとしての甑山の番楽の奉納であったり、あるいは従前からやっております番楽フェスティバル、子ども伝承祭、それから新たな取り組みとしての関係者の研修等の事業に充てる予定となっております。
〇
議長(佐藤忠吉)
産業課長、佐々木明君。
〇
産業課長(佐々木 明)
農地中間管理事業に係る臨時職員の業務内容というお尋ねでございます。
中間管理機構、7月1日から県の機構が動き出すということで進めておるようですけれども、当初のタイムテーブルどおりには動いていないのが実態のようでございます。これから市町村と県の機構の中で委託契約を交わしてという、そういう手順を踏んでからの仕事になりますので、当初よりは若干おくれるのかなというのが大方の見方でございまして、その中で固定額として150万の委託金、プラスアルファの部分が歩合としてついてまいりますけれども、その150万については中間管理事業を円滑に進めるための人件費という要素で委託金の県の支出予定というか、支出の内容になってございます。
それを受けまして、当町としましても中間管理事業がスムーズに進むように臨時職員の雇用を考えたいということでありますけれども、いわゆる通常言われる事務機構的な捉え方はしておらず、現場を回れる、いわゆる出し手、あるいは受け手の掘り起こし等を行える人材が欲しいということで考えております。そういう人材がおれば、ぜひ活用していきたいというようなことで、現場と、あとは事務的な部分も当然行っていただくことになりますけれども、農地あるいは農村整備の専門的な仕事ができる、そういう臨時職員ということで考えております。
〇
議長(佐藤忠吉)
7番、五十嵐久芳君。
〇
7番(五十嵐久芳)
事務だけかなとも思いましたが、それだけではなく、現場に入って集積等々いろいろな面での仕事をしてくれるということです。
その中でですが、今3地区圃場整備事業がスタートしているわけです。これにはこの面的集積事業が必ずはまるわけです。これにも一つのこの臨時職員の仕事が回っていくのかなとはまず思います、最初に。ただ、ただでなくて、それと同時にですが、今ほかの地区でも圃場整備をやりたいというような地区が多々出てきておるようです。そうしたところでの取り組みにもこの集積等々含めながら、借り手、貸し手、ここら辺のものも含めながらの仕事をしてもらいながら、圃場整備の推進というようなことまでも、これつなげていけると、これ役場職員も当然一緒にしなければなりませんが、そういう考えまでもしていければと思うのですが、そこら辺の考え方についてお伺いします。
〇
議長(佐藤忠吉)
産業課長、佐々木明君。
〇
産業課長(佐々木 明)
圃場整備3カ所にもその臨時職員が入っていくのか、あるいはこれから圃場整備を考えている地域にもうちの臨時職員が入っていろいろ指導、相談に乗るのかという話ですけれども、この委託金の性格上、中間管理機構、中間管理事業に係る業務ということで一つの制限がございます。そこはひとつご理解をいただきたいというふうに思います。ただ、現場では、例えば人・農地プランの推進やら、圃場整備の推進やら、一体的に進めていかなければならない部分が多々ございますので、そのような要素は申し合わせながらというふうに考えるべきというふうには思っております。
もう一点、圃場整備3カ所にもということですが、圃場整備についてはいわゆる7.5%の受益者負担分について集積率を高めることによって、最高7.5%、計算上は、それを事業費受益者負担がゼロになるという、そういううたい文句があるわけですけれども、現実ゼロになるかどうかは別にしましても、そちらのソフト事業での集積率を高めるために取り組む必要がありますので、中間管理機構事業とは別で集積事業を計画していくというふうに考えてございます。両方に乗っかって、両方から補助金、交付金をいただくという話にはなりませんので、圃場整備の集積率を高めて、7.5%の負担をより少なくするために、そちらはそちらで動くというふうに、3カ所についてはそのように考えています。中間管理事業とは別に動きたいというふうに考えています。
(「ほかのほうは」の声あり)
〇
産業課長(佐々木 明)
ほかについては、これからいわゆる圃場整備、基盤整備への見込みがどうであるか、近々に見込まれるものであるか、あるいはどういう出し手、受け手、もうそういうものが想定されてくるのか、その辺を総合的に状況を見て判断していく必要があるというふうに思っています。
いずれにしても、基盤整備の部分の集積率を高めないと、7.5%が少しでも埋まっていかないわけですから、カバーできないわけですから、そのように考えております。
〇
議長(佐藤忠吉)
7番、五十嵐久芳君。
〇
7番(五十嵐久芳)
3地区の圃場整備事業地区については、いろいろ今地域の人たちも話し合いの中で進められてきているようです。そして、集積についても進めやすいような環境にはなっていると思うのです。この臨時職員とまた別に考えてみるというような話なのですが、やっぱり集積事業にはこの臨時職員必ず携わってくるわけですよね。だから、職員と同時に、今後の町の水田、田んぼに関する圃場整備政策、こういうようなのも全部含まれてくると思うので、これ全地区全部圃場整備するというと、これは国がどう考えるのかわかりませんが、とにかく採択できるように努力をしていかなければならないと思うわけです。ほかの地区本当に結構やりたいというところに今こぎつけられてきている、そこら辺も把握しているでしょう、課長は。だから、この集積を含めた一つの圃場整備事業が面になっていますので、こういうものも活用しながら推進を強めてもらいたいと、こう思うわけです。そこら辺強くお願いします。
〇
議長(佐藤忠吉)
産業課長、佐々木明君。
〇
産業課長(佐々木 明)
十分に受けとめておりますけれども、先ほど言いましたとおり、委託金の性格上、委託金の性格上ですよ、中間管理事業以外の部分についての業務については委託金の対象に県も国もしていないわけですから、そこの部分は理解していただきたいと。ただ、さっき言ったように、農地農村総合整備というような視点でかかわっていくことは大事だというふうに認識はしております。
ということです。ご理解ください。
〇
7番(五十嵐久芳)
はい、まずは理解します。
〇
議長(佐藤忠吉)
10番、佐藤勝徳君。
〇
10番(佐藤勝徳)
10ページ、11ページ、教育費の中でちょっと1点だけお聞きしたいと思います。
いわゆる委託、中学校管理費の中で、委託料、工事請負費、備品購入費、いわゆる要支援生徒の受け入れのためと出ておりますが、年度途中の補正をなぜしなければならなくなったのか、年度途中に急に、当初その生徒がいなくて、年度途中に転校か何かで来たのかどうか、そこら辺の内容をまずひとつお聞かせ願いたいと。
そして、あわせて教育総務費の中で学習指導員の賃金が出ておりますが、これはこの要支援生徒を受け入れるための賃金なのか、そこら辺もあわせて関連があるのかどうか、お聞かせを願いたいと思います。
〇
議長(佐藤忠吉)
教育課長、八鍬重一君。
〇
教育課長(八鍬重一)
中学校管理費のバリアフリー関係の若干の経過についてご説明をさせていただきます。
当該生徒なのですが、今現在中学校2年生の生徒であります。昨年、25年の6月にちょっと疾患が見つかりまして、山大のほうに入院、そして手術というふうな治療に入っておりました。ずっと手術、治療をしてきたのですが、この4月に治療が終了したということで、5月に退院というような状況になっています。
生徒の状況についてですが、疾病の治療の影響で運動機能障害が残っている、手術の後遺症と、それから長期間の入院ということで、運動機能障害が残っているという現状で、今現在2年生になったわけなのですが、在学中については車椅子が欠かせないだろうという医師の診断を聞いております。その状況、ここに至った状況については、誰もが予測……一般的な話では結果としてあり得るわけなのですが、この子供のこういった状況になるということについては予測の範囲外のことというふうに医師の説明を受けておるところであります。自力で直立は可能ですけれども、移動等については車椅子ということで、リハビリ中で改善の途中ではあるのですが、いつ、どの段階でどの程度というものについても、今の段階では専門家の判断では見きわめは難しいという状況になっています。ですので、年度の当初の段階ではこの状況にはまだ至っていないわけでありまして、その状況が明らかになってきたのがこの4月以降ということで、年度途中の補正での対応、ハード的な条件整備ということで、車椅子で校内を移動できるようにというような工事の内容を途中の6月補正でお願いせざるを得ないというような経過であります。
もう一点の学習指導員の賃金につきましては、当面予算が承認されましたらば、中のエレベーター、今荷物専用の運搬用のダムウエーターといわれるエレベーターがあるのですが、それについて車椅子、人も一緒に乗れるようなものに改修変更する予定の内容であります。その工事が、今現在給食の物資運搬というものに使っているということもありまして、工期の関係上夏休みに実施せざるを得ないということもありまして、当面1階に特別教室を整備をしまして、その中で受けれるというふうになっております。
当該生徒については肢体不自由というような状況でありますが、それ以外の障害はないということでありますので、個別に学習を支援する人員が必要な状況でありますので、そのための指導員をお願いするための経費というような内容であります。
〇
議長(佐藤忠吉)
10番、佐藤勝徳君。
〇
10番(佐藤勝徳)
内容についてはわかりました。
そういった子供が学校に入ってくることによって、他生徒への影響も多分出てくるだろうと、少なからず出てくるだろうと思いますので、ぜひこの子供のために、ほかの子供たちに悪影響にならないように、ひとつ十分なご配慮をお願いしたいと、そんなことをお願いして終わります。
〇
議長(佐藤忠吉)
質疑を求めます。質疑ありませんか。6番、大友又治君。
〇
6番(大友又治)
私のほうから農林水産業費の9ページに、先ほど同僚議員からありました農地中間管理事業もちょっと関連をするので、青年就農給付金150万補正が組まれています。対象者が、これ1名分ふえるのだと思うのですが、青年就農給付金の25年度から始まっているわけですけれども、どういう経過で25年度が何人だったとか、それから26年当初が何人、そしてこの補正を組んだことによって、その対象者がどういうふうになるのか。この補正を150万組んだことによって、何人、何組対象で、そして事業費が幾らを継承しているか、そこをまず1点お聞かせください。
〇
議長(佐藤忠吉)
産業課長、佐々木明君。
〇
産業課長(佐々木 明)
たしか24年度からの開始というふうに記憶してございまして、24年度については1夫婦含めての7名、25年度が2名ふえまして、1夫婦含めての9名ということでございました。26年度について、当初3名ほど見込ませていただいて、450万の予算措置をさせていただきましたが、その後若干増員がございまして、このたび150万の補正要求をさせていただいたと。その内訳につきましては、個人2名、夫婦1組、それから25年度まで給付対象となっていた者の配偶者が給付対象として追加されてきたという部分でございます。
したがいまして、人数的には26年度5名ということで見込んでございます。したがいまして、新規に5名分で600万、それから25年度までの継続分で1,275万、合わせて1,875万の給付金というふうに見込んでございます。
〇
議長(佐藤忠吉)
6番、大友又治君。
〇
6番(大友又治)
先般3月に同僚議員のほうから新しい農政に対しての質問がありました。その中で町長は、今まで人・農地プランは各地区で、各地区というか、地域でつくったものを3地区、及位、真室川、安楽城地区、これ全部網羅する3地区を人・農地プラン立てるというようなことでした。それは進んでいると思うのですが、そうすることによって、つまり真室川町全体の中で就農給付金をもらえる人がもっとふえるのではないかと期待をしていたのですが、ただ1人しかふえない。つまり10名と、全部、夫婦ですか。ですから、ただ1名ではなくて、青年就農給付金の対象者がもう少しふえるのかと期待をしていたところですが。それで、前にも聞いたことありますが、そういう掘り起こしというのはしたことがあるでしょうか。
それから、もう一点は、今回の議会で本当に定住促進ということで、各同僚議員からもいろんな意見が出ている。そのためには、やっぱり農業、林業。林業は今回ここですが、農業従事者を新規就農者をふやしていって、それでそれらに対して町が助成をしていって、それでU・J・Iターンを受け入れて定住をふやしていくと、そういうこともしないといけない。よそでは、この青年就農給付金はもちろんこれは国の施策ですけれども、県内見てみますと、県内ではいろんな独自の新規就農者支援事業というのをしているのです。ただ、町は、また私前に奨学金のような形でしたらどうですかという提案をしたことがあるのですが、それはならないまま、この青年就農給付金制度ができたので、それはいいのですが、ただこの国の施策から漏れる人というのがあるのです。例えば45歳とか、年齢制限とか、それから親元就農5年以内とか、それから所得が250万未満とかという、そういう漏れる人がいるのです。そういう漏れる人にやっぱり少し町が、本当にこの境がすれすれの人というのはいっぱいいると思うのです。そういう人に対しての町が独自の……ここの中には鮭川あたりで50万のかさ上げをするとか、いろんな助成、支援をしているのですけれども、そういった考えは町長のほうでないか。だから、私青年就農給付金が、全般に人・農地プランを立てると、もう少し青年就農給付金の人が上がってくるのではないかなと期待をしていたのですが、余り上がってこない。そこ1点です。
だから、つまり町独自にそういう網からこぼれた人を何とかしてすくい上げるような、それからもう一つは、あとまさに今農業後継者も新規就農もどんどん県もふえてはいるのですが、例えば町から出ていって後継者が不足しているところに、そこに息子さんがいるかどうかとか、つまりそういう人のUターンを促すにこの青年就農給付金というのは、つまりこれは全町で人・農地プランを組んでいるわけですから、1人帰ってくれば、必ずその人が農家に従事すれば、45歳未満であれば、必ず150万もらえるわけですよね、親元へ帰ってくれば。これは、もうどこの町内誰でもいいですよね。つまり人・農地プランを町内全域にするのですから。そういった掘り起こしなんかも、やっぱりこれやっていくべきではないかと思うのですが、そこをまずちょっと1点。
〇
議長(佐藤忠吉)
産業課長、佐々木明君。
〇
産業課長(佐々木 明)
もっとふえないのかという部分と、人・農地プランを町内全域にカバーした場合、もっとふえてくるのではないかというお話がございました。私どもは、そのように期待をしながら今進めているところであります。
今回5名の方々が対象になったということは、3年目の数字としては、私は少ない人数ではないというふうに思っておりますし、今後とも掘り起こしを進めながら、対象者となり得る方々が出てくれば、これは適時に予算措置をさせていただきたいというふうにも考えてございます。
なお、実行組合長の皆さんへの情報提示を依頼したり、あるいは各地地元から出ている農業委員さん方から情報を仕入れたりしながら、いわゆる掘り起こしには努めてございますけれども、なかなか息子が都市部に行っていて、戻ってくる、こないという部分までの詳細について把握できにくい部分もございます。したがって、アンテナを高くしながら、その辺の情報は今後とも収集をしていきたいと思いますし、また議員の皆さんにもそういう情報がございましたらば、ぜひ私どものほうにお伝えいただくようにご協力をお願いしたいというふうに思ってございます。
〇
議長(佐藤忠吉)
6番、大友又治君。
〇
6番(大友又治)
ぜひ定住促進の観点からも、やっぱり農業、林業は基幹ですから、特に新規就農をふやしていく、そのいい機会ですので、掘り起こしをぜひ図ってもらいたいと思います。
それで、先ほど農地中間管理事業のことが同僚議員からもありました。これをすることによって、これは国の施策としては、まず担い手に5割から、それを8割集めるのだと、それが一つの目標の中に入っているわけですけれども、これはここに8割集めるということは、つまり今までの農業だった人が農業でなくなる、従事しない。そうすると、いろんな今までこの農地その他を管理した人たちが、つまり担い手には農地は来たって、今度はその管理が困るわけです。だから、その中でやっぱり今回の一つの農政の中で、対策の中で、米の直接支払金が10アール1万5,000円が7,500円に減るわけですよね。それによって大体7,600万円ぐらい、まず町へ入ってこなくなるわけですよね、年間半分になるわけですから。そうすると、それにかわるものとして、日本型の直接支払いの昔の農地、要するに環境の、それの拡大したのが日本型直接支払い制度ができたわけなのです。だから、それによって、担い手に集積しても、今まで農家の人たちが一緒になっていろんな農道とかいろんなものを管理をする、これに対してお金をくれるということですので、集積して、集積してしまったら、今度はそれでもう投げっ放しではうまくないので、そのためにその7,600万、町へ入ってくる金が落ちるのを何とかカバーするために日本型直接支払い制度、国がつくったわけですから、農地・水は、これ7地区しか今までしていなかったといいます。この前何か説明会あって、結構皆さん来たというふうに私も聞いていますので、これぜひもう本当に全地区に、先ほどの人・農地プランは全町とやったように、全町でこれをできるような体制をして、そしてその7,600万落ちたものを日本型直接支払いでまたそこをカバーしていくと、そういったやっぱり努力をしていくべきだと思うのです。
そこで、この農地中間管理事業、私はこれはこれで担い手、農地を集積することはいいのですけれども、それだけではなくて、日本型直接支払い制度をもっとここに入れて、町の農業の生産額のいろんなもとの目減りをないようにすると、そういうことをすべきだと思います。これ町長、その考え方、課長のほうの後にちょっとよろしくお願いします。
〇
議長(佐藤忠吉)
産業課長、佐々木明君。
〇
産業課長(佐々木 明)
議員おっしゃるとおりでございまして、1万5,000円が7,500円になると半分減るわけでして、これについては農家の手取り収入にじかに響く措置でございます。大変大きいというふうに思っていますし、そこから波及するいろんな経済効果、経済波及、その辺については懸念するところが大きいというふうに思っております。国としましては、それらを代替するような意味も含めて日本型直接支払い制度というところを打ち出しておるようです。したがいまして、町としましても町内全域で取り組んでいきたいと、取り組んでほしいと、そういう意気込みを持って各集落の代表者等に説明、お願いをしているところでございます。
従来の農地・水に取り組んできた地域については、事務的な部分だけで移行していきます。それは今7地区でございまして、現在やってみようという意思表示をされているのが新たに7地区でございます。それ以外の地区については、説明会を改めてさせていただきまして、6月中に方向性を確認していきたいということで、集落の中で十分な話し合いをお願いをしているところでございます。反応としましては、いろんな集落から直接集落に説明に入ってほしいというお話をいただいてございまして、喜んで伺いますというふうに対応をさせていただいております。ただ、まだまだ反応のない地域、集落もございますので、今後実行組合長会議、3地区それぞれこれから始まってまいりますし、それらの機会も改めて捉えさせていただいて、お願いと推進を図ってまいりたいというふうに思ってございます。先ほどもお願いしましたけれども、議員の皆さんにもその辺の推進についてご協力をいただければ大変ありがたいというふうに思います。よろしくお願いします。
〇
議長(佐藤忠吉)
町長、井上薫君。
〇
町長(井上 薫)
国の施策で、本当に農家の人たちにとっては大変いい条件のものであると思っております。何度も説明しなくてもすぐ参加してもらえるのだろうなと思っているのですけれども、なかなか腰が重いようであります。本当にすばらしいことだと思いますので、説明しながら取り組みの強化を図ってまいりたいと思っております。
〇
議長(佐藤忠吉)
ここで会議を閉じ、休憩します。
(午前11時58分)
(休 憩)
(午後 1時00分)
〇
議長(佐藤忠吉)
休憩を閉じ、会議を再開いたします。
引き続き質疑を求めます。質疑はありませんか。9番、佐藤一廣君。
〇
9番(佐藤一廣)
それでは、総務費、叙勲につきましてお祝いします。
それで、規模、どの程度の人数なのか、日にちが決定したら、日にちのほうも願います。
〇
議長(佐藤忠吉)
総務課長、佐藤佐幸君。
〇
総務課長(佐藤佐幸)
叙勲受章祝賀会の件でありますが、日にちについてはまだご本人並びに関係者と詰めが終わっておりませんので、日時はまだ定まってございません。通常の例で今準備をしておりますけれども、およそ180名の方にご招待を申し上げようかなということで考えてございます。これまでの状況に合わせて大体8割ぐらいの方の参加というようになってございましたので、約120名のご参加かなというようには想定しておりますが、先ほど申し上げたように、まだご本人がご招待したい方々の名簿もいただいておりませんので、今後調整を図りたいと思っております。
〇
議長(佐藤忠吉)
9番、佐藤一廣君。
〇
9番(佐藤一廣)
では、規模というか人数についてはまだ詰めがなされていないということの理解でよろしいのですか。そうですか。では、何でこの予算の計上の仕方、どのような根拠で28万8,000円をやったのかなというふうに心配になりますけれども。
それから、町の祝賀会でありますから、町民を代表する皆さんにご案内を差し上げていると思うのです。それで、区長さんなんか毎回来てお祝いしていただいております、各地区の区長さんね。それで、お祝いすることはいいのですけれども、やはり叙勲者との面識もない、交流もない、ただ役職をいただいているので案内いただきました、来ましたというような方も中にはいるようなのです。これは町のお祝いですから、参加しなくてはいけないのだろうというような責任の中でそうした参加をしていると。ちょっと私にとっては、かわいそうなのかなという面もあるのです。そういう意味で、この辺のところの考え方、もう一度きちっとしていただきたいと思います。
それから、叙勲者によりまして、親戚関係、交流関係、いろいろ違うと思うのです。町内であれば事業費幾ら使っても町民文句言う方はいないと思うのですけれども、やはり町外の方、お客さんが多いということになりますと、ある程度不公平感が出るのではないかというふうな感じも受けるわけなのです。その場合、例えば町民の参加者であったらよろしいのですけれども、町外からの参加者であったら、どの程度の線引きをしているのかなというふうな疑問もあるのです、町民にとっては。その辺のところ詳しくご説明いただきたいと思います。
〇
議長(佐藤忠吉)
総務課長、佐藤佐幸君。
〇
総務課長(佐藤佐幸)
まず、この経費、人数が定まっていない中での予算計上の件であります。主に計上させていただいている部分につきましては、ご招待状、会場の設営費、看板、花等々ということでありますし、若干の会費で賄われなかった部分の飲食の費用も加えてございますが、人数割で幾ら幾らというものではなくて、固定的な経費を中心に計上させていただいているということをご了解ください。
あと、町外者が多い場合というようなことでありましたけれども、その方々の状況というか、先ほど申し上げたご本人が招待をしていただきたいという希望の方々がどの程度なのかというのはちょっと現段階ではわかりませんけれども、基本的には飲食に関しては会費制で賄える範囲で行ってまいっておりますので、その部分町外の方に直接飲食される部分で町の部分が多く経費がかかっているということではございませんので、ご理解をいただきたいと思っております。
〇
議長(佐藤忠吉)
9番、佐藤一廣君。
〇
9番(佐藤一廣)
ちょっとその辺の考え方が若干違うと思うのです。そういう意味で、もう少し精査したほうがいいと思います。
それから、3回なので一度にやればよかったと思うのですけれども、衛生費の健康づくりです。これのがん患者医療用ウイッグ購入助成事業費補助金というふうにあります。課長、この補助金、どの程度の健康診断といいますか、これ町単独の事業なのか、それとも国県の補助をいただきながらの事業なのか。特にがん患者と聞きますと、大変病名としては恐れている病名でございますので、より多くの方がこうした健康診断というか受けられるような状況をつくりながら、こうした補助金を町民に使っていくというようなことが望ましいと思うのですけれども、これらの事業補助、どのような経緯でこの7万円ですか、金額は少ないのですけれども、どのようなことになっているのか、これを説明願いたいというふうに思います。
それから、総務課長、先ほど言いましたけれども、もう少し精査したほうがいいのではないかなというふうに思いますので、ひとつお考えを。
〇
議長(佐藤忠吉)
総務課長、佐藤佐幸君。
〇
総務課長(佐藤佐幸)
祝賀会実行に際しては十分配慮申し上げたいと思っております。
〇
議長(佐藤忠吉)
福祉課長、橋秀一君。
〇
福祉課長(橋秀一)
医療用ウイッグの経過等々ということでございます。
さきの県議会、2月議会で県のほうで先んじてといいますか、県のほうで今年度予算に盛り込んだものということで、新聞報道等ありましたので、一定の周知はなされていることというふうに思います。その県の事業に乗っかって町がやっていくという趣旨でございます。全国初めてということで、抗がん剤などによる副作用で脱毛が生じると、そういうことで悩んでいる患者さんが多くいるということでもございます。それで、医療用ウイッグ、これかつらのことですけれども、これの購入費を助成するということで、いろんな面で社会復帰を目指す患者さんに治療と、それから社会参加の両立を後押ししていくという趣旨でございます。この医療用のウイッグについては、新品で2万から20万円程度ということで、ピンからキリなのですけれども、高額なものも多いということで、患者さんの中にはこれをためらう方もいるということで、市町村と県で折半して1万円を補助するというような趣旨でございます。やはりがんになられた方については抗がん剤治療、苦しい治療が待っておりまして、そういった中で、なおかつ頭髪が抜けるというような、特に女性なんかの場合、いろんな面で心理的にも苦しいと。そういったときに、かつらを購入することによって、社会にも外にも出れるというようなことでございます。概略としてはそのようなことになってございます。
〇
議長(佐藤忠吉)
9番、佐藤一廣君。
〇
9番(佐藤一廣)
済みません。私の聞き方がちょっとまずかったようであります。
私は、課長、このがん患者、この補助金を利活用したい、利用したいという患者はどの程度いるのかなと、それを言うのをちょっと忘れましたので。それから、今後のそういう見込まれる患者さん、どのくらいいますか。
〇
議長(佐藤忠吉)
福祉課長、橋秀一君。
〇
福祉課長(橋秀一)
がん患者ということで実態はなかなかわかりにくいといいますのは、そういう情報については市町村でも把握するのは、要するに医療機関でないとなかなかわかりにくいという部分で、県のほうでがん罹患者数調べということでやっておりまして、町内では、これ21年が一番新しいデータなのですが、男41、女32、合計73名が年間で新たに罹患するというようなことでございます。新たに罹患したときに抗がん剤治療というようなことが生じるということになろうかと思います。それでありますから、想定されるそういう抗がん剤治療による頭髪の不安という部分の方については、県のほうで約1割を想定してございます。でありますので、7名ぐらいというようなことで予算を県のほうで指示があったという部分と、町のほうでもそういう人数での計上をしたということでございます。
〇
議長(佐藤忠吉)
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認め、討論を終わります。
これより本案を採決いたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第12、人権擁護委員の推薦に関する議会の意見についての件を議題とします。
このたび町長より、人権擁護委員候補者の推薦について議会の意見を求められております。その趣旨等をお手元に配付しておりますので、ご審議願いたいと思います。審議の前に担当課長より説明を求めます。町民課長、庄司喜一君。
〇
町民課長(庄司喜一)
それでは、お手元の資料でございますが、人権擁護委員候補者推薦というふうなものがお手元にあると思います。人権擁護委員につきましては、議会の意見を聞いて、町長が法務大臣に推薦いたします。そして、法務大臣から任命されるという、そんな仕組みになっております。
それでは、1枚開いていただいて、「人権擁護委員の推薦について」というところをごらんいただきたいと思います。このたび推薦、ご意見をいただく人でございますが、栗田伸一さんでございます。
栗田伸一氏は、平成20年に人権擁護委員の委嘱を受けられ、現在2期目を務められておりますが、平成26年、ことしの9月30日をもって任期満了となります。現在60歳で農業を営まれておりまして、今までご存じかと思います、前職は真室川町温泉梅里苑の支配人としてご活躍されました。お客様からのご相談等にも懇切丁寧に対応されておりました。これまで2期にわたり人権擁護委員として啓発活動や相談業務を通して、日ごろから多くの地域の住民と接し、相談にも丁寧に対応されております。
以上の活動、経歴から、地域住民からの人望も厚く、信頼を置かれている人であります。推薦に当たり、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。
よろしくお願いします。
〇
議長(佐藤忠吉)
それでは、意見を求めます。意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
なしと認めます。
お諮りいたします。本案に対する議会の意見は、推薦のとおり適任者と認めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
全員異議なしと認めます。
よって、本案は推薦のとおり適任者と認めることに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第13、真室川町農業委員会委員の推薦についての件を議題とします。
地方自治法第117条の規定により、菅原道雄議員の退場を求めます。
(3番 菅原道雄議員退席)
〇
議長(佐藤忠吉)
お諮りします。
推薦の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、選任の方法については指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、議長が指名することに決定いたしました。
農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定により、議会の推薦する農業委員会委員に菅原道雄議員を指名いたします。
ただいま議長が指名しました菅原道雄議員を農業委員会委員に推薦することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、菅原道雄議員を農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。
ここで、菅原道雄議員の議事堂への入場を許可いたします。
(3番 菅原道雄議員入場)
〇
議長(佐藤忠吉)
菅原道雄議員に申し上げます。
あなたが退席中に、満場一致で農業委員会委員に推薦することに決定しましたので申し伝えます。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第14、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。
総務文教常任委員長から、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。総務文教常任委員長より説明を求めます。総務文教常任委員長、外山正利君。
〇
総務文教常任委員長(外山正利)
ご苦労さまです。
平成26年6月5日
真室川町議会議長 佐 藤 忠 吉 殿
総務文教常任委員長 外 山 正 利
閉会中の継続調査申出書
本委員会は、所管事務のうち次の事件について閉会中の継続調査を要するものと決定したので、会議規則第75条の規定により申し出ます。
記
1.調査事項 町内所管事務調査
(1)日 時 平成26年6月30日(月)〜7月1日(火)の2日間
(2)目 的 調査事項を特定し、所管に属する事務調査
(3)事件内容
@町立3小学校・真室川中学校の現状
A廃校利活用の現状(旧差首鍋小学校、旧及位中学校)
B自主防災組織及び防災施設の現状
C町有林の管理状況
D町立真室川病院の診療状況
E及位古道の現状
(4)調査委員 本委員会所属委員全員
2.調査事項 県外先進地視察研修
(1)日 時 平成26年7月14日(月)〜16日(水)
(2)目 的 委員の資質向上を図り識見を高めるための先進地視察研修
(3)事件内容
@長野県信濃町「観光客年間100万人の取り組みについて」
A同 県小布施町「大学との連携による町並修景事業について」
B同 県川上村「高原野菜の産地化への取り組みについて」
(4)調査委員 本委員会所属委員全員
3.調査事項 郡内及び町内先進地視察研修に係る検討会議の開催
(1)日 時 平成26年7月〜平成26年8月中
(2)目 的 郡内における先進的事業の取り組み及び町内農家等の事業経営を視
察する内容の検討会議を開催
(3)調査委員 本委員会所属委員全員
以上、申し出いたしますので、よろしくご審議をお願いいたします。
〇
議長(佐藤忠吉)
お諮りいたします。
総務文教常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第15、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。
産業福祉常任委員長から、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。産業福祉常任委員長より説明を求めます。産業福祉常任委員長、大友又治君。
〇
産業福祉常任委員長(大友又治)
平成26年6月5日
真室川町議会議長 佐 藤 忠 吉 殿
産業福祉常任委員長 大 友 又 治
閉会中の継続調査申出書
本委員会は、所管事務のうち次の事件について閉会中の継続調査を要するものと決定したので、会議規則第75条の規定により申し出ます。
記
1.調査事項 町内所管事務調査
(1)日 時 平成26年7月3日(木)〜4日(金)の2日間
(2)目 的 調査事項を特定し、所管に属する事務調査
(3)事件内容
@橋梁長寿命化計画の現状(上小又橋、三滝橋)
A総合運動公園多目的広場芝改修の状況
Bヤナの要望に対しての対応状況
C町道新及位・中の股線の進捗状況
D住環境快適サポート事業の太陽光発電設置状況
E町内空き家状況(安楽城地区)
F小又・八敷代林道落石防止工事の状況
G6次産業の進捗状況(まざれや加工施設)
H無線操縦ヘリコプターでの水稲じかまきの取り組み状況
I介護予防施策の状況(いきいきサロン等開催状況)
(4)調査委員 本委員会所属委員全員
なお、調査事項2、3につきましては、総務文教常任委員長から申し出がありましたので、私のほうからは省略をさせていただきます。
以上、申し出いたします。よろしくご審議をお願いします。
〇
議長(佐藤忠吉)
お諮りいたします。
産業福祉常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第16、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。
議会活性化特別委員長から、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。議会活性化特別委員会委員長より説明を求めます。議会活性化特別委員長、佐藤勝徳君。
〇
議会活性化特別委員長(佐藤勝徳)
平成26年6月5日
真室川町議会議長 佐 藤 忠 吉 殿
議会活性化特別委員長 佐 藤 勝 徳
閉会中の継続調査申出書
本委員会は、次の事件について、閉会中の継続調査を要するものと決定したので、会議規則第75条の規定により申し出いたします。
記
1.事件名 議会活性化並びに議会改革についての調査研究
2.調査内容 閉会中、委員会を開催し、慎重に調査研究を展開しながら必要に応じて他市
町村の状況等を視察研修する。
3.調査委員 本委員会所属委員全員
以上、申し出いたします。よろしくご審議をお願いいたします。
〇
議長(佐藤忠吉)
お諮りいたします。
議会活性化特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第17、委員派遣承認要求書の件を議題とします。
お諮りいたします。総務文教常任委員長から会議規則第74条の規定によって、お手元に配りました委員派遣承認要求がありましたが、委員派遣承認要求書のとおり派遣することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、総務文教常任委員長からの委員派遣承認要求書のとおり派遣することに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第18、委員派遣承認要求書の件を議題とします。
お諮りいたします。産業福祉常任委員長から会議規則第74条の規定によって、お手元に配りましたとおり委員派遣承認要求がありましたが、委員派遣承認要求書のとおり派遣することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、産業福祉常任委員長からの委員派遣承認要求書のとおり派遣することに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第19、委員派遣承認要求書の件を議題とします。
お諮りいたします。議会広報常任委員長から会議規則第74条の規定によって、お手元に配りましたとおり委員派遣承認要求がありましたが、委員派遣承認要求書のとおり派遣することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、議会広報常任委員長からの委員派遣承認要求書のとおり派遣することに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第20、委員派遣承認要求書の件を議題とします。
お諮りいたします。議会活性化特別委員長から会議規則第74条の規定によって、お手元に配りましたとおり委員派遣承認要求がありましたが、委員派遣承認要求書のとおり派遣することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、議会活性化特別委員長からの委員派遣承認要求書のとおり派遣することに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第21、議員派遣を議題とします。
事務局から説明を求めます。事務局長、櫻本菊男君。
〇
議会事務局長(櫻本菊男)
それでは、お手元の議員派遣を読み上げて説明させていただきたいと思います。
平成26年度議員派遣。次のとおり議員を派遣する。
項目、期日、場所の順でご説明を申し上げます。
1、真室川町教育懇談会、6月20日金曜日、イベントハウス遊楽館。
2、東北森林管理署最上支署長との行政懇談会、7月18日金曜日、役場会議室。
3、真室川町農業委員会との行政懇談会及びスポーツ交流会、7月25日金曜日、役場会議室及び町民グラウンドゴルフ場。
以上でございます。
〇
議長(佐藤忠吉)
お諮りいたします。
ただいま説明がありました議員派遣について、派遣することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇
議長(佐藤忠吉)
異議なしと認めます。
よって、議員派遣のとおり派遣することに決定いたしました。
〇
議長(佐藤忠吉)
日程第22、閉会。
これで本日の日程は全て終了いたしました。
会議を閉じます。平成26年第2回真室川町議会定例会を閉会いたします。
大変ご苦労さまでした。
(午後 1時32分)