平成26年第3回真室川町議会定例会(本会議)
            議 事 日 程(第6日目)

1.開会日時    平成26年9月17日(水)午前10時 開 議

2.開会場所    真室川町役場 議会議事堂

3.議事事件
               開 議 宣 告

             ( 議 案 審 議 )

日程第1 : 委員会付託事件の報告の件(請願審査)            
日程第2 : 報告第 8 号 平成25年度健全化判断比率並びに公営企業資金不
              足比率の報告について             
日程第3 : 議案第39号 真室川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事
              業の運営に関する基準を定める条例の設定について
             (質疑・討論・採決)
日程第4 : 議案第40号 真室川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する
              基準を定める条例の設定について        
             (質疑・討論・採決)
日程第5 : 議案第41号 真室川町放課後児童健全育成事業に関する基準を定
              める条例の設定について            
             (質疑・討論・採決)
日程第6 : 議案第42号 真室川町町営住宅管理条例の一部を改正する条例の
              制定について                 
             (質疑・討論・採決)
日程第7 : 議案第43号 真室川町辺地総合整備計画の変更について    
             (質疑・討論・採決)
日程第8 : 議案第44号 平成26年度真室川町一般会計補正予算     
             (質疑・討論・採決)
日程第9 : 議案第45号 平成26年度真室川町介護保険特別会計補正予算 
             (質疑・討論・採決)
日程第10 : 議案第46号 平成26年度真室川町立真室川病院事業会計補正予
              算                      
             (質疑・討論・採決)
日程第11 : 議案第47号 平成26年度まむろ川温泉梅里苑事業特別会計補正
              予算                     
             (質疑・討論・採決)

平成26年第3回真室川町議会定例会会議録
招集年月日 平成26年9月17日(水)        第6日目
招集の場所 真室川町役場 議会議事堂
開   会 平成26年9月17日(水) 開議 午前10時00分
出席議員 1番  橋秀則 2番  平野勝澄  
3番  菅原道雄 4番  外山正利
5番  佐藤 正 6番  大友又治 
7番  五十嵐久芳 8番  佐藤正美
9番  佐藤一廣 10番  佐藤勝徳
11番  佐藤忠吉  
欠席議員  な  し     
不応招議員  な  し
地方自治法第121
条の規定に基づき
出席した者の職・
氏名
町  長 井上 薫 教育長 新田隆治
総務課長 佐藤佐幸 企画課長 大友美喜男
町民課長 庄司喜一 建設課長 佐藤和弥
産業課長 佐々木 明 福祉課長補佐 佐藤光宣
病院事務長 佐藤 保 会計管理者 阿部千代子
教育課長 八鍬重一 農委事務局長 佐々木 明
代表監査委員 大友 宏 教育委員長 土田 稔
農委会長 橋 明        
職務のための出席者 議会事務局  櫻本菊男   加藤清美
総務課  橋雅之   佐藤正美
会議録署名議員 9番  佐 藤 一 廣   10番  佐藤勝徳
散     会 午後2時02分


          (午前10時00分)
議長(佐藤忠吉) おはようございます。
 ただいまの出席議員は11人であります。
 定足数に達しておりますので、ただいまから第6日目の定例会を開会いたします。
 直ちに会議を開きます。
 本定例会の説明員である福祉課長が諸般の都合により出席できず、別紙写しのとおり課長補佐が説明員として出席する旨通知があったので報告いたします。

議長(佐藤忠吉) 日程第1、委員会付託事件の報告についてを議題とします。
 最初に、総務文教常任委員長より請願審査の報告を求めます。総務文教常任委員長、外山正利君。
総務文教常任委員長(外山正利) 
          平成26年9月17日
 真室川町議会議長 佐 藤 忠 吉 殿
       総務文教常任委員長 外 山 正 利
    請 願 審 査 報 告 書
 本委員会は、平成26年第3回定例会において付託された下記事件を審査した結果、次のとおり決定したので会議規則第77条の規定により報告いたします。
       記
   1.事件名
   請願第3号 集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回と憲法9条を生かすことを求める
   意見書提出についての請願      
   2.審査月日
   平成26年9月16日
   3.審査結果
   請願第3号  不採択
 以上であります。よろしくご審議をお願いします。
議長(佐藤忠吉) 委員長報告について討論を行います。討論はありませんか。2番、平野勝澄君。討論の理由は何ですか。
2番(平野勝澄) 私は、この報告に対しまして反対の立場から……
議長(佐藤忠吉) 反対討論ということですね。
2番(平野勝澄) はい、表明したいと思います。
議長(佐藤忠吉) 反対討論を許可します。
2番(平野勝澄) この場でよろしいでしょうか。
議長(佐藤忠吉) その場でいいです。
2番(平野勝澄) はい。
 集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回と憲法9条を生かすことを求める意見書提出についての請願でございます。私紹介議員としての立場から、この委員会の決定に対して反対という立場からお話をしたいと思います。
 そもそも集団的自衛権というものは、自国が攻撃をされなくても他国、日本の立場で言えば、主としてアメリカとなると思いますが、に対する攻撃に対して反撃をする権利を持つということであります。歴史的にさかのぼってみますと、この集団的自衛権が実際に行われた事例、日本ではこれまでもちろんなかったわけですが、アメリカが集団的自衛権というそういう権利を行使して実際に行ったものとしては、例えばベトナム戦争ですとか、パナマへの侵攻、そうしたベトナムやパナマ等々の、いずれかと言えばアメリカの侵略に近いような行為でありました。
 また、一方でソビエト連邦、旧ソ連がやはり同じように集団的自衛権を盾に行ってきたことを見ましても、アフガニスタンへの侵攻等、これは自国の安全を守るために行われたものではございませんでした。
 これから日本がそうした集団的自衛権を行使するとした場合に、具体的にどのようなことが考えられるかと言えば、アメリカの行う戦争の中で日本もその戦争に巻き込まれていくということになってしまいます。
 これまでの政府の解釈においては、集団的自衛権というものは一般論として全ての国が持っていると。そういう権利ではあるけれども、日本においては憲法9条の縛りによって集団的自衛権を行使することはできないというのが長年の政府解釈でございました。
 そして、これを集団的自衛権を行使しようとするならば、それは憲法を改正するほかないと。実際安倍首相も当初は、憲法改正を行うことでこの集団的自衛権の行使に踏み込もうという態度でありました。しかし、憲法の発議規定等々の改定というものが、9条の改憲論を持つ方々の中からも非常にこそくなやり方だという批判も起こり、もちろん憲法9条を遵守すべきだという多くの国民の声にも反するものでもありましたので、憲法を改正するという方法は安倍首相も断念をし、そして今回見られるように、閣議決定においてこうした解釈の変更を行い、そして憲法に手をつけない形で実際に日本の自衛隊が海外の戦地で武力行使を行うことを可能とする。そのような変更を行ったものです。
 私は、日本がさきの第二次世界大戦の反省の中から、苦しい状況の中から、改めて世界各国の中での平和の先頭に立つという形で武力行使を放棄したこの憲法というのは非常に大切なものだと考えております。そして、その憲法を守って、この間ずっと曲がりなりにも日本の自衛隊が海外の人に発砲するようなことがなかったということが国際的な信頼にもつながってきたと考えております。ですから、今回のこの請願はぜひ採択すべきものであっただろうと考えております。
 その上で、私もきのう説明員という形で委員会にも同席させていただいておりましたけれども、この本会議に先立つ全員協議会の中でも外山委員長がおっしゃられたとおり、質疑が全くない中で不採択という結果になってしまったということは大変残念なことであると考えております。私としましては、委員会に差し戻す、あるいはこの本会議の立場ということでこの報告に関しては否決をして審議を続行するということを望みたいと思います。
 以上をもちもして私のこの報告に対する反対の討論を終わります。
議長(佐藤忠吉) ほかに反対討論なさる方おりますか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) ないようですので、次に賛成討論お持ちの方ありますか。10番、佐藤勝徳君。
10番(佐藤勝徳) それでは、私から不採択に賛成の立場から討論を行わせていただきます。
 集団的自衛権は、互いに助け合うグループをつくり、その仲間が他国から攻撃されたら自国、いわゆる自分の国が攻撃されたと同じと考え、仲間の国と一緒になって、攻撃した国と戦うという権利であります。
 日本政府は、独立国であることから、個別的自衛権も、そして集団的自衛権も持ち合わせている立場でもあると言えます。よって、他国から見ても日本も同じような状況になった場合、相互に助け合うことになるとのことから、政府の閣議決定を撤回するまでには至らないと考えるもので、不採択に賛成をいたします。
議長(佐藤忠吉) ほかに賛成討論の議員ございますか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) ほかに討論ある議員の方はおりますか。7番、五十嵐久芳君。
7番(五十嵐久芳) この集団的自衛権行使容認の閣議決定、この内容については今反対意見、賛成意見、いろいろあります。大変重要な問題だとは思います。
 それで、この閣議決定によりましていろいろ我々も心配をしているところでありますが、これにかかわる法案がこれからいろいろ出てくるわけです。そうしたところでその法案の中身等々も精査しながら、自衛権の行使容認というものをもう少し我々も考える必要があろうかなというような、私は私なりの感じをしております。したがって、もう少し議論の流れを見ながら判断をしていけたらなと私は思いますので、この請願書については継続審議というような形で今回してもらえたらなと、私の意見であります。
 よろしくご審議お願いします。
議長(佐藤忠吉) ほかに反対はありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、これで討論を終わります。
 これから本案を採決いたします。この採決は起立によって行います。
 3つの討論がなされましたので、1つは反対、1つは採択、1つは継続審議、この3案について採決をいたします。
    (「議長、済みません」の声あり)
議長(佐藤忠吉) 平野勝澄君。
2番(平野勝澄) 確認をさせていただきたいのですが、選択肢についてはこの請願の審査結果に対する賛否ではなくて、請願そのものに対する賛否ということになりますか。
議長(佐藤忠吉) 請願に対しての賛否になります。
 それでは、最初に本案に賛成の方の起立を求めます。
    (賛成者起立)
議長(佐藤忠吉) 着席願います。
 本案に反対の方の起立を求めます。
    (賛成者起立)
議長(佐藤忠吉) 着席願います。
 本案を継続審査することに賛成の方の起立を求めます。
    (賛成者起立)
議長(佐藤忠吉) 着席願います。
 本案は起立多数で継続審査に決定いたしました。
 よって、本案は継続審査にすることに決します。
 続いて、産業福祉常任委員長より請願審査の報告を求めます。産業福祉常任委員長、大友又治君。
産業福祉常任委員長(大友又治) 
          平成26年9月17日
 真室川町議会議長 佐 藤 忠 吉 殿
       産業福祉常任委員長 大 友 又 治
    請 願 審 査 報 告 書
 本委員会は、平成26年第3回定例会において付託された下記事件を審査した結果、次のとおり決定したので会議規則第77条の規定により報告いたします。
       記
   1.事件名
   請願第2号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出に関する請願書
   請願第4号 「農政改革」の再検討と緊急の過剰米処理を求める請願
   請願第5号 米価下落に関する請願
   2.審査月日
   平成26年9月16日
   3.審査結果
   請願第2号  採 択
   請願第4号  採 択
   請願第5号  採 択
 以上であります。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(佐藤忠吉) 委員長報告について質疑を行います。質疑はありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、質疑を終わります。
 これより討論に行います。討論はありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、討論を終わります。
 これより採決に入ります。
 お諮りします。本案に対する委員長報告は全て採択です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) 全員異議なしと認めます。
 よって、本案は委員長報告のとおり請願第2号、請願第4号、請願第5号は採択と決定いたしました。

議長(佐藤忠吉) 日程第2、報告第8号 平成25年度健全化判断比率並びに公営企業資金不足比率の報告について。この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定によるものであり、報告のみといたしますので、ご了承願います。

議長(佐藤忠吉) 日程第3、議案第39号 真室川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の設定についてを議題とします。
 質疑を行います。質疑ありませんか。9番、佐藤一廣君。
9番(佐藤一廣) 簡単な説明で結構なので、従来の保育所のかかわり方ということでどのような違いが出てきますか。
 そして、子供にとってどれだけ有利なものになるのか。それ伺いたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 福祉課長補佐、佐藤光宣君。
福祉課長補佐(佐藤光宣) おはようございます。従来との違いといたしましては、新しい制度で市町村の確認を受けた施設事業者に対して財政支援をするというふうな制度でございます。この来年度から始まる子ども・子育て支援新制度というふうなことで。
 それで、従来のこども園とか保育所に関しましては現在との大きな違いはないというふうに考えております。
 以上です。
9番(佐藤一廣) 子供にとってどれだけ有利だかということは。従来と同じか。
議長(佐藤忠吉) 福祉課長補佐、佐藤光宣君。
福祉課長補佐(佐藤光宣) はい。
 この事業が入りましたところでは、都市部では待機児童の解消を図れるというふうな効果があります。それで、人口減少部では近隣の自治体との協力によりまして、小規模保育等によりまして地域の子育て機能を維持確保することを目的としているというふうなメリットがあるというふうになっております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 2番、平野勝澄君。
2番(平野勝澄) 議案の第39号の審議ではありますが、第40号の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の設定についてという部分も、これかかわりが出てくるのであろうと思うのです。この家庭的保育事業等というものと、今議題とされている議案第39号の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業という、このあたりの違いといいますか、それぞれの事業についての簡単な説明をいただきたいと思うのですが。
議長(佐藤忠吉) 福祉課長補佐、佐藤光宣君。
福祉課長補佐(佐藤光宣) 今平野議員がおっしゃりました家庭的保育事業につきましては、認可の定員としまして1人から5人の子供を保育するというふうな事業になります。
 それで、議案第39号ではこういった認定こども園や保育所、幼稚園、家庭的保育事業、小規模保育事業と居宅訪問型保育事業、事業所内保育事業というふうなものをこういうふうなものだというふうに定めております。
 それで、その運営に関する基準のほうを議案第40号のほうで定めておりまして、その基準に従って町のほうでそれを確認するというふうなことになります。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 質疑ありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論はありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、討論を終わります。
 これより本案を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) 異議なしと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(佐藤忠吉) 日程第4、議案第40号 真室川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の設定についてを議題とします。
 質疑を行います。質疑ありませんか。2番、平野勝澄君。
2番(平野勝澄) これ非常に膨大な内容になっていると思うのですが、実際に先ほど説明では1人から5人のお子さんを預かるということありましたけれども、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関するということですが、認定こども園や保育所等々と比較しまして、具体的にはどのような施設あるいは事業者、保育に当たる人の資格等々、こういったところの違いがあるのかというのをご説明いただきたいのが1点。
 それから、具体的に真室川町においてこのような事業が行われる可能性という点でも説明をいただきたいと思うのです。
議長(佐藤忠吉) 福祉課長補佐、佐藤光宣君。
福祉課長補佐(佐藤光宣) 家庭的保育事業につきましては、基本的には基準といたしましてはゼロ、2歳児を対象としておりまして、職員数につきましては3対1というふうな考え方があります。
 職員資格につきましては、通常保育所とかでありましたら、保育士というふうなことになろうかと思いますが、家庭的保育者というふうなことで市町村が行う研修を修了した保育士、保育士と同等以上の知識及び経験を有すると市町村が認める者というふうな方でも大丈夫だというふうなことで、少しそういうふうなことになっておるところです。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 2番、平野勝澄君。
2番(平野勝澄) 真室川で実際にこうした事業が行われる可能性についてというのも質問いたしました。私この条例案出てきたというのは当然国のほうでの法改正等に応じてのものだということだと思うのですが、そもそもその理由というのは、都市的環境の中で保育所不足といいますか、子供が実際に保育所等々に入れない中から、こうした方法で運営あるいは資格において少し幅を緩くして、そういった待機児童解消のためにということがもともとの考え方だったのだろうと思います。
 真室川において、そこまでこうしたものを準備するような必要が本当にあるのかどうかと。こういう人口減の激しいような町村部でこうした規定を行わなければならないのかということに少し疑問があるのと、こども園や保育所等に比べて、やはり実際に受けられる保育の質が落ちてしまうのではないかということの懸念もちょっと感じております。そのあたりについて、真室川で実際に運用するとなった場合にどういう見通しをお持ちなのかといううことをお聞きしたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 福祉課長補佐、佐藤光宣君。答弁者、もう少し声を高く、聞こえるように答弁をお願いします。
福祉課長補佐(佐藤光宣) はい。
 今の質問につきまして、実際に町のほうでそういうふうな動きがあるのかというふうなことにつきましては現在のところございません。
 それで、この条例につきましては将来そういうふうなことが可能性として考えられるというふうなこともあるものですから、全国一律でつくっているというふうな例示がありまして、そちらのほうを検討しながら町でも制定しているというふうなことになります。基本的には、待機児童の解消を図るというふうなことが大きな目的になっているところであります。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 2番、平野勝澄君。
2番(平野勝澄) 全体の内容について反対するものではありませんが、先ほど私申し上げたとおりに、真室川では実際には行われないかもしれませんけれども、行われるとした場合に保育所等、あるいはこども園等と比べて保育の質が落ちるようなことのないような万全の手だてを講じていただきたいということを申し述べまして、質問終わります。
議長(佐藤忠吉) ただいまの発言に対して答弁は求めますか。
2番(平野勝澄) 求めません。
議長(佐藤忠吉) ほかに質疑ございませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論はありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、討論を終わります。
 これより本案を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) 異議なしと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(佐藤忠吉) 日程第5、議案第41号 真室川町放課後児童健全育成事業に関する基準を定める条例の設定についてを議題とします。
 質疑を行います。質疑ありませんか。6番、大友又治君。
6番(大友又治) この41号は、真室川町で今学童保育をやっているのですが、この学童クラブ、放課後児童健全育成事業ということで真室川町でやっている学童保育が当てはまると思うのですが、それでいいのですね。
 それで、今小学校3つあるわけですけれども、真室川と北部と、それからあさひと。それで、何名ずつその学童保育の児童がいるか、ちょっと教えていただきたいのですが。
議長(佐藤忠吉) 福祉課長補佐、佐藤光宣君。
福祉課長補佐(佐藤光宣) 先ほどお話あったとおり、今現在行っている学童クラブがこちらの事業に当てはまることになります。
 それで、現在の学童クラブの数字というふうなことでしたが、現在資料を持ち合わせていませんが、昨年度の状況ですと、真室川の学童……
    (何事か声あり)
福祉課長補佐(佐藤光宣) 25年度の状況ですと、真室川学童クラブで年の延べ利用者数が3,396人、真室川北部の学童クラブで251人、あさひ学童クラブで1,484人というふうになっております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 6番、大友又治君。
6番(大友又治) これは決算書にはありませんね。事務報告の何ページに書かれているでしょうか。
議長(佐藤忠吉) 福祉課長補佐、佐藤光宣君。
福祉課長補佐(佐藤光宣) 事務報告の69ページ、4の学童保育事業ということで、真室川では登録児童数は35、真室川北部では7、あさひでは16人というふうなことになっております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 大友又治君。
6番(大友又治) それで、この第41号を見てみますと、先ほどの説明で真室川で35人、あさひで16人、北部で7人というふうになっているのですが、ここで第1条でこの放課後児童健全育成事業を利用している児童が明るくて衛生的な環境において、素養があり、かつ適切な訓練を受けた職員の支援により、心身ともに健やかに育成されることを保障するものであるというふうになっているのですが、現在真室川35人、北部が7人、あさひが16人なのですが、ここに携わっているスタッフの数というのはわかりますでしょうか。
議長(佐藤忠吉) 町長、井上薫君。
町長(井上 薫) 実績のところでは十数名と認識しているところであります。
議長(佐藤忠吉) 大友又治君。
6番(大友又治) それで、私がなぜこれを聞くかと。こういう条例でそういう素養があり、適切な訓練を受けた職員ということがうたわれていますよね。
 それから、また、あとは5条では構造設備採光、管理等、利用者の保健衛生、これらの者に対する危害防止に十分な考慮を払って設けなければならないと。
 それから、6条では豊かな人間性と倫理観を備え、児童福祉事業に熱意のある者であって、できる限り児童福祉事業の理論、実際について訓練を受けなくてはならないと。こういうふうなものが条例でうたわれているのであったときに、今真室川町のこの学童保育に携わっているスタッフの方の、そういう方がこれだけの教育を受けているのかどうか。受けた方をスタッフとしなさいというふうに条例でうたうわけですので、その辺のところ。
 それから、あとはまた設備、最後になりますので、3回目ですから。だから、その設備も、そしてここにうたえるような設備だとは思うのですが。
 それから、あと、ここにもう一点、町長は最低基準を超えて、その設備及び運営を向上させなくてはいけないというふうに、その最低基準がちょっと我々にはわからないのですが、この辺非常に今までよりも、つまりハードルが高くなってくると思うのです。その面では、町長の考え方で結構です。職員の資質の向上、それから設備、その他運営をどういうふうに向上していこうとするか。この条例に基づいてこれからしないといけないわけですので、その学童保育について。その辺の町長の考え方をお伺いしたい。
議長(佐藤忠吉) 町長、井上薫君。
町長(井上 薫) 現在は、当初そういう免許とかなくてもできるというようなところからのスタートでありましたので、常勤の方が1名と、あとは応援的な方で十数名というようなスタッフでやっているところであります。
 今後につきましては、特に施設面では、以前は学童の公民館、真小の場合は公民館を使用していたわけでありますけれども、現在は真室川地区は真室川小学校、北部は北部小学校、あさひはあさひ小学校を借りながら運営をしている状況であります。夏場については、なかなか暑さとか対応が難しかったわけですけれども、エアコンの設置等も考慮しながら今後進めてまいりたいと思っていますし。
 あとは、以前は預かっていればというようなことでありましたけれども、いろいろ学習の場とか、スポーツをしながらということでありますけれども、専門的な知識を持ってということでありませんので、今後指導員に対してそういう研修の場を設定しながらやっていかなければならないのではと考えているところであります。
議長(佐藤忠吉) 質疑を求めます。質疑ありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論はありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、討論を終わります。
 これより本案を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) 異議なしと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(佐藤忠吉) 日程第6、議案第42号 真室川町町営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
 質疑を行います。質疑ありませんか。8番、佐藤正美君。
8番(佐藤正美) この条例によりますと、中国の残留邦人の帰国後の支援ということになっているのですが、今回は町営住宅の入居資格の変更というようなことで出てきたのですが、まず中国の残留邦人というと、これは終戦後に発生した邦人のことをいうのですか。
 また、そういう方はこの町内におられるのか。あるいはこれから帰国するような方、現在いるのかどうか。それを聞きたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 建設課長、佐藤和弥君。
建設課長(佐藤和弥) お答えいたします。
 中国残留邦人等という等がついているのですけれども、中国の残留邦人並びに樺太、おっしゃるとおり戦争によりましてその地に残留を余儀なくされた方々であります。
 それと、もう一点は対象者、町内の対象者については残留邦人並びに今回範囲が拡大された配偶者、どちらもいらっしゃいません。
議長(佐藤忠吉) 質疑を求めます。質疑ありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論はありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、討論を終わります。
 これより本案を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) 異議なしと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(佐藤忠吉) 日程第7、議案第43号 真室川町辺地総合整備計画の変更についてを議題とします。
 質疑を行います。質疑ありませんか。7番、五十嵐久芳君。
7番(五十嵐久芳) この辺地総合計画、変更計画なのですが、これは塩根川の道路ですか。これの変更。
 それから、私たち田代橋と言っていますが、鏡沢橋、これの建設費の増嵩による変更だと思いますが、そこら辺の内容についてちょっとお尋ねします。
議長(佐藤忠吉) 企画課長、大友美喜男君。
企画課長(大友美喜男) この辺地総合計画の変更ということですけれども、事業の内容は町道鏡沢線の鏡沢橋の工事と……
7番(五十嵐久芳) 我々言っている田代橋と違うのか。
企画課長(大友美喜男) 違います。それに加えて鏡沢橋の工事を追加するというふうな変更であります。
議長(佐藤忠吉) 7番、五十嵐久芳君。挙手の上、起立して発言をしてください。
7番(五十嵐久芳) はい。
 増嵩の部分はわかりました。これは補正予算ですか。塩根川道路になると思うのですが、これの変更等も含まれているのかなという感じがしました。その辺のかかわりはないのでしょうか。
 あと、もう一つ、鏡沢橋、これはあの近くの小さな橋だと思うのですが、それらの、田代橋も含めた完成、これはどの時期になるのでしょうか。これもあわせてお尋ねします。
議長(佐藤忠吉) 建設課長、佐藤和弥君。
建設課長(佐藤和弥) お答えいたします。
 今回の辺地計画の変更についてでありますが、新及位中ノ股線も補正案件で実施箇所の変更をお願いしておりますが、辺地計画上は箇所が変わるだけでその事業費は、予定している額は変わらないわけですので、計画上は新たに鏡沢橋のかけかえの工事費並びに起債額の増額を予定しているものであります。
 それから、田代橋でありますが、ご承知のとおり社会資本整備総合交付金を受け、実施しております。今年度詳細設計中であります。橋の建設につきましては、2年から3年を予定しております。
議長(佐藤忠吉) 質疑を求めます。質疑ありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論はありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、討論を終わります。
 これより本案を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) 異議なしと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(佐藤忠吉) 日程第8、議案第44号 平成26年度真室川町一般会計補正予算を議題とします。
 質疑を行います。質疑ありませんか。2番、平野勝澄君。
2番(平野勝澄) 先ほど五十嵐議員の発言にもあったことと関連しますが、この補正予算の議案書の13ページにあります町道新及位中ノ股線道路整備事業が減額補正ということになっております。この件に関しては委員会の所管事務調査等々でも視察をしてきた経緯もありますし、減額補正になった経過等について少し詳しくお伺いをしたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 建設課長、佐藤和弥君。
建設課長(佐藤和弥) お答えいたします。
 13ページ、これは歳入、起債の変更でありますが、歳出については19ページをごらんいただきたいと思います。下段のほうの工事請負費、町道改良工事といたしまして2,560万減額しております。これが新及位中ノ股線で、当初予定していた工事請負費でございます。
 計画変更の理由でありますが、今年は新及位のほうから順次建設しておりまして、その延長線上、虻ヶ原地区というところを施工予定でありました。ここの左側の山林が林野庁の管理する区域でありまして、それの保安林解除申請を行っていたところでありますが、既に昨年度保安林解除申請を出していたのですが、その後、森林管理支署長さんのほうから、さらに緑の回廊という、これも国で希少動植物の保護のために設定している区域でございますが、それがその保安林解除区域内にあるということで、さらにそちらの解除の申請も必要になったことから、このたび計画を変更させていただいて、できるだけ工事を進捗させたいという考え方からなのですが、実施地区をさらにその先、塩根川地区の集落内のほうの、工事まではこの時期、もうできないということから測量費を先ほど申し上げました19ページの委託料の1,290万のうち新及位中ノ股線、塩根川地区の用地測量費として1,080万を計上したところでございます。
議長(佐藤忠吉) 2番、平野勝澄君。
2番(平野勝澄) この件に関連してなのですが、緑の回廊、あるいは保安林の解除申請というのは見通し的にはどうなのでしょうか。今回計画実施地区の変更ということがあるようですが、実施計画全体の進捗状況に関してはこれはおくれることになるのか。それとも今回順番を入れかえたということで全体的にはそう影響ないということになるのか。ここもお聞きしたいと思うのですが。完成に関してです。
議長(佐藤忠吉) 建設課長、佐藤和弥君。
建設課長(佐藤和弥) 保安林解除につきましては、これは経験値でありますけれども、半年から1年でございます。このように非常に幅が広いというのが実態であります。進捗について、森林管理署並びに管内のコンサルのほうにもお伺いしているのですが、なかなか林野庁のほうも幾ら聞いてもいつだという返事がいただけないと。林野庁から最後、本省のほうに上がっていくそうなのですが、見通しが、この件についてははっきりしたお答えはいただいていないという状況ですが、今申し上げたとおり経験則上で言えば、幅広い範囲ではありますが、1年から半年ということであります。
 それと、全体の見通しについてでありますが、来年度工事費をどれぐらいにするかにもよりますが、現段階ではさほどおくれることはないというふうに考えております。
議長(佐藤忠吉) ほかに質疑求めます。質疑ありませんか。3番、菅原道雄君。
3番(菅原道雄) 私の方からは、11ページの歳入のふるさと寄付金これが3,900万ほど補正になっていますね。そして、合計の5,000万というふうになっていまして、その関連で15ページの支出が返戻金ということで納税、返礼品の1,967万9,000円というふうなことで増額になっています。
 今現在このふるさと納税の金額は、今年度分どれぐらいになっているのか。そしてまた、今非常に人気で、寄附してくれる方の返戻品の多いものはどういうものになっているのか。ちょっとお聞かせいただきたいというふうに思います。
議長(佐藤忠吉) 企画課長、大友美喜男君。
企画課長(大友美喜男) ふるさと納税の現在の納税金額ということでありますけれども、きょう現在で1,914万8,000円というふうなことで、件数にして1,840件というようなことでございます。
 主にどういうものが多いかということでありますけれども、やはり米と肉が大体主でございます。
議長(佐藤忠吉) 3番、菅原道雄君。
3番(菅原道雄) ということは、今年度予想される金額が5,000万ぐらいにいくだろうというふうなことでこの見込み額を補正しているということだと思います。非常に苦労しながら、いろいろアイデアを出しながらやっているようではありますが、昨年度は800万ちょっとぐらいで、それの5倍ぐらいにならないと5,000万円にはならないはずで、非常にこれから大変な企画をしながら、いろいろアイデアを出しながら寄附を募らないといかない金額ではないかなというふうな思いですけれども、その辺の見込みを達成するにはどんなことを考えているか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 企画課長、大友美喜男君。
企画課長(大友美喜男) 確かに9月で半分にいっていないわけですので、これから年度末に向けていろいろ努力していくというふうな努力目標も含めて、それとあと、新しい商品開発というふうなことも含めてやっていく意気込みというようなことで大きい目標を掲げさせて、これから頑張っていきたいという、そういう意気込みも込めて5,000万というふうな金額にさせていただきました。
議長(佐藤忠吉) 3番、菅原道雄君。
3番(菅原道雄) ぜひ目標に向かって努力をしていただきたいと思います。昨年度私が1,500万を目標にしてはということで提案したときに、いや、1,500万はいかない、1,000万だよというふうなことで言っていましたのが1,900万、もう既にいっているということで非常に頑張っているなというふうなことでありますので、ぜひこれからもますます頑張っていただきたいというふうに思います。
 それから、もう一つ、19ページの備品購入費、6款の4産地・ブランド化促進事業費の中に食味分析計購入費374万8,000円というのがあります。これは、町で購入して、町で食味コンクールをやるというふうなことを昨年度町長が言われていましたが、それに向けた備品購入だと思いますが、その辺はどうでしょうか。
議長(佐藤忠吉) 産業課長、佐々木明君。
産業課長(佐々木 明) お答えをいたします。
 議員ご発言のとおりでございまして、環境王国推進事業というようなことで今年度対策本部を立ち上げて取り組みを進めていこうということになってございます。ことし、いわゆる推進のための手だてとして特栽米、1等米に対して食味値80以上、たんぱく値7.5以下という米に対して500円の交付金を交付するという取り組みを行うことにしてございます。これ29年までという当面の考え方で進んでございます。
 また、29年度に米・食味鑑定コンクール:国際大会を行うということで、それに向けて27年度は町の米・食味コンクールをと、28年度にはあわせてプレ大会をと、29年度が本大会になるわけでございますけれども、それらの年次的な取り組みを本部会議の中でも確認をさせていただいたところでございます。
 今回の米食味分析計につきましては、それらに不可欠な備品の購入ということでございまして、500円の交付金を行うための計器であり、全国米・食味鑑定国際コンクールですか、それらに出品する検体の選定を行うにも必要な計器ということで、全国で使っている機器と同じものを今回購入していきたいということでございます。それらについて環境王国推進事業実施要領等を設けながら、そこで使用規定などを設けながら進めていきたいということでございます。
議長(佐藤忠吉) ここで会議を閉じ、休憩します。
(午前11時00分)
     (休  憩)
(午前11時10分)
議長(佐藤忠吉) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 引き続き質疑を求めます。質疑ありませんか。10番、佐藤勝徳君。
10番(佐藤勝徳) では、補正予算書の15ページ、さっき企画課長にも質問がありましたので、私からも若干質問させていただきます。
 まず最初に、需用費7万8,000円補正されておりますが、まむろがわ大使事業経費、これの内容と、そしてその下の有機EL照明購入費、これについても内容をお知らせ願いたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 企画課長、大友美喜男君。
企画課長(大友美喜男) まむろがわ大使事業経費というようなことでありますけれども、まむろがわ大使については今まで桂吉弥さんというふうなことでお願いしているわけでありますけれども、新たに柳家小袁治さん、釜渕のほうで長年落語会なんかを開催しながら、そういうふうな形で町にいろいろ交流ある方でありますので、柳家小袁治さんについてもまむろがわ大使をお願いして、町のPRに務めていただきたいというふうなことで、今回の落語会にあわせていろいろその大使の就任式等の経費としてここに上げさせていただきました。
 それから、有機ELというふうなことでありますけれども、山大工学部で開発された有機ELですけれども、最先端の技術を町内の方、町民も含めて、県内に広めたいというふうな山形県の意向もありまして、新しい技術について普及啓蒙したいという意味で町内の施設に有機EL照明をつけながら、町民の方に見ていただきながら、その新しい技術について実感していただくというふうなことで今回補正を上げさせていただきました。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 10番、佐藤勝徳君。
10番(佐藤勝徳) では、まず最初にまむろがわ大使の件なのですが、今度2人になるわけですね。まず、これ物の考え方かもしれません。
 これは、町長にお伺いしたいと思います。このまむろがわ大使、今度2人目柳家小袁治さんをお願いするということだそうですが、私常に思うのですが、こういったまむろがわ大使なり、そういった方々をお願いしたということの時点で、我々議会あたりに町長から何か報告があってもいいのではないかなと思うのです。いろいろ話を聞きますと、このたびの柳家さんも釜渕で落語会をやるときに、委嘱状をお渡しするようなお話も聞いております。そういうことをやっぱり我々議会にも、議員の方々にお知らせをして、こういう方が今度また委嘱されるのだぞと。そして、全国に真室川町をPRしてくれるのだぞということを我々からも町民に、何かの機会に集まったときにお知らせをするようなこともできると思うのです、そういうこと。これは、物の考え方かもしれませんが、私は何かそこら辺が少し寂しいなという感じがしますが、町長の考え、お聞かせ願いたいと思います。
 そして、もう一つ、企画課長、有機EL照明器具、これ普及をさせたいということだそうですが、これは実際家庭向きには大丈夫なのでしょうか。有機ELというのはパネルなのでしょう。パネル何ぼか組み合わせて明るくするという山大工学部で開発したというやつでしょう。これは、実際家庭用に本当に大丈夫なのでしょうか。
 そして、このたび購入をしてどこに、さっき公共施設にという話がありましたが、どういう施設に有機ELパネルをつけるのか。それもあわせてお伺いしたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 町長、井上薫君。
町長(井上 薫) 大使については、この予算が通れば決定になるということです。ですから、事前にというようなことはなかなか難しいと思っております。
 柳家さんとのかかわりというのは、釜渕地区の人たちが今まで一生懸命取り組んできた、釜渕の人たちだけではないのですけれども。そういうところで何かこちらがそれをただ利用というようなことでもまずいだろうというようなこともありまして、慎重に進めてきているところであります。正式に決定したらというようなことになろうかと思っております。
議長(佐藤忠吉) 企画課長、大友美喜男君。
企画課長(大友美喜男) 有機ELですけれども、一般家庭の普及というようなことには、やっぱり値段的にちょっとここでは言えないくらいすごく今のところ高くて、一般家庭の普及とまではいきませんが、今数が少ない、生産体制が整っていないので、すごく高くなっているというような話は聞いております。これが企業等でだんだん導入が進んで、大量生産になれば安くなってくるというような話は聞いておりますが、現在のところちょっと家庭では無理な金額であります。
 では、町のどこにつけるかということでありますけれども、有機ELの明かりの特性、面発光であったり、あとすごくやわらかい光であるとか、薄くて、そこから光るというふうなことを実際に町民の方に見ていただいて、山形の技術を実感してもらいたいと、そういうふうな意味で皆さんから見ていただくというようなことで、人がいっぱい集まるところと言えば梅里苑かなというふうには考えておりますので、その辺梅里苑等を中心に検討していきたいというふうに考えております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 企画課長に申し上げます。
 あなたの答弁で、とても高くてこの場では言えないという答弁をなされておりますが、それはどういうことですか。企画課長、大友美喜男君。
企画課長(大友美喜男) 蛍光灯の34倍ぐらいの値段がするということです。LEDの15倍ということで、今のところちょっと一般家庭では難しいような単価になっております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 10番、佐藤勝徳君。
10番(佐藤勝徳) では、まず最初に町長、まだ決定していないと町長、先ほど申し上げました。でもこの柳家小袁治さんにお願いしますと了承もらっているのでしょう。もらったから、ここに補正上げているのでしょう。違いますか。その辺もう一度ご答弁お願いします。
 そして、釜渕で11月の何日かあるのです。いわゆる委嘱状をお渡しするという場を設けるのでしょう。そういうこと、もう決まっているのです、中身が。まず、もう一度それをお願いします。
 そして、もう一つ、企画課長、有機EL、余り高くてというのですが、やっぱりこれ私も家庭向きではないと思うのです。県から補助金をもらってこのたび購入するようなのですが、やっぱりそれよりも、さっき言ったLEDのほうを普及させたほうがいいと思います。PRも確かにいいかもしれません。これは、県で一生懸命力入れていますから、そういうPRさせていただくというのも大変結構だと思います。それは答弁は要りませんが、町長から、先ほど私が申し上げましたその件についてご答弁をお願いします。
議長(佐藤忠吉) 町長、井上薫君。
町長(井上 薫) 了承は、柳家さんからもらっていますけれども、実際交付してから正式になると思っております。それには、やはりこの予算が通ってからというようなことになろうかと思っております。
議長(佐藤忠吉) 質疑を求めます。5番、佐藤正君。
5番(佐藤 正) 歳出の21ページの9款1項2目の15節なのですが、避難所バリアフリー化改修工事についてお聞きをしたいと思います。
 ある話では、3分館追加というふうに聞いておりますが、全部で何分館やるのかというふうなことをまずお聞きしたいと思います。
 そして、1分館当たりどのぐらいのお金のほうを計画練っているのか。いわゆる上限は幾らかというふうなことをお聞きしたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 総務課長、佐藤佐幸君。
総務課長(佐藤佐幸) このたびの補正につきましては、バリアフリー化の分が1館、さらに耐震の改修部分が3館の追加ということで、議員おっしゃられるとおりであります。当初改修のほうが12館予定しておりますので、追加で15になります。バリアフリーのほうは5館予定をしておりましたので、追加して6館目ということになります。
議長(佐藤忠吉) 5番、佐藤正君。
5番(佐藤 正) これなのですが、基礎部分とか、いろいろあるかと思うのですが、私どものほう、区長さんたちも含めてそうなのですが、外壁とか内壁とか屋根とか基礎などという部分があるかと思うのです。これ全部対象になるのでしょうか。そこの部分をひとつお聞きしたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 総務課長、佐藤佐幸君。
総務課長(佐藤佐幸) まず、耐震のほうにつきましては、耐震診断をして、その耐震力が不足する部分、例えば筋交いが足りないとか、柱、基礎等に緩みがあるとか、そういった耐震を強化する部分のみが対象となりますので、屋根等々、その施設の維持に必要なものではありません。
 一方、バリアフリーにつきましては、トイレの洋式化とか段差解消、手すり、いわゆる一般のバリアフリー、その部分についての工事費のみということでございます。
議長(佐藤忠吉) 5番、佐藤正君。
5番(佐藤 正) これは、公民館の分館ということでやっていくのだろうと思うのですが、公共的な部分の中で避難所なんかを設定された場合、お寺さんとか神社仏閣とかというふうな部分なんかあった場合に、そういう部分も対象になる可能性あるのでしょうか。それをひとつ聞きたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 総務課長、佐藤佐幸君。
総務課長(佐藤佐幸) 宗教施設等については、行政ではかかわれませんので、その部分は仮に避難なさる方はいるかもしれませんが、避難所としては町で指定してございませんので、この対象外というふうにご理解いただきたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 佐藤正君。起立をして発言してください。
5番(佐藤 正) 公共物で、これは私物になるかどうかわかりませんけれども、お寺さんのような部分で避難所として学校に避難するのだと。しかし、そこがちょっと危ないから、避難所として、雨の場合はいいのですが、ただ地震の場合はだめだとかというふうなことで、同じ地区でも2カ所にわたってその避難所があった場合、そういうふうな公共的な部分の建物なんかも対象にはなるかならないかという部分で、個人的なうちとかというのは別なのですけれども。
 この前のときに、大滝地区の部分の中で学校の部分が水害なんかだとすると、水没する可能性あるから、お寺さんのほうの高台のほうにというふうな話になったものですから、その部分の中で、もしそういうお寺さんで公共的部分としての避難所であった場合、可能なのかなということなのです。
議長(佐藤忠吉) 総務課長、佐藤佐幸君。
総務課長(佐藤佐幸) 仮にそこが避難所として適切だとしても、神社仏閣というのはあくまでも檀家もしくは氏子が所有するもの、もしくはその僧侶、個人資産という部分ではないかと思われますので、町としてそういう宗教施設等に何らかの形で支援するということは考えられていませんので、ご理解をお願いしたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 質疑を求めます。質疑ありませんか。6番、大友又治君。
6番(大友又治) それでは、私のほうから3点ほどちょっとお伺いしたいと思います。
 まず1点目は、ふるさと納税、同僚議員のほうからもありましたけれども、現在で1,900万ぐらいということで、件数で割り返すと大体1万ぐらいなのですけれども、それで今まで来た中でどの金額が一番多いか。これ分布があると思うのです、例えば1万が多いとか。最高額100万だと思うのですが、その辺の分布がわかりましたら。
 それと、私前にもちょっと言ったのですが、5万から10万でBコースから2点とかという、こういう設定ではちょっとお客さんが損をすると。だから、1万以上で、もう5,000円というふうにすべきではないかというふうに言いました。というのは、給与収入なんか見てみますと、例えば500万ある人で、夫婦共働き、子供2人で2万2,000円なのです。2万2,000円寄附すると2,000円が自分の負担で5,000円相当、だからこれ2回すれば5,000円相当が2回もらえるのです。ところが2万2,000円1回でやってしまうと5,000円しかもらえないのです。だから、ここがちょっと不合理ではないかというところです。
 天童市の場合には、新聞報道なんかによりますと、100万寄附すると50万の将棋の盛り駒を返礼する。つまり2分の1を完全に返してやるというところで歩どまりが非常に少ないらしいのですけれども。
 ただ、うちの場合5,000万がふるさと納税、一応予定額ですね。そして、大体2,500万ぐらいかかるのですよね。それから、人件費を考慮すると、大体歩どまりどれぐらいになるという試算をしているか、そこを1点。これがふるさと納税です。
  それから、あとは道路改良の鏡沢橋のかけかえ工事の、これ19ページなのですけれども、鏡沢橋かけかえ工事、これの工法、これはボックスカルバートなのでしょうか、ちょっとその工法。
 その工法と、それからそのボックスカルバートにしたときの幅員どれぐらい可能なのかということ。そこのボックスカルバートにしたところを重機なんかが通ることは可能かどうかということです、除雪の。その辺ちょっと1点を確認したいと思います。
 それから、もう一つですけれども、多面的機能支払推進交付金、11ページに60万あります。それに関連をしまして、19ページに多面的機能支払推進事業委託料、だからこれがそっくり60万来て、そっくり行ってしまうのだと思うのですが、その下に多面的機能支払交付金880万5,000円、これは農家の方に行く、町の持ち出しだと思うのですが、それでこの多面的機能、今回どれぐらいの組織で、それから何ヘクタールぐらいの規模つまり町の農地のどれぐらいを網羅しているか。そして、これが880万が町の持ち出しですから。それで、全体では真室川町の農家の方に幾らこれに関連したお金が行くのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。
 ちょっとついでにもう一点いいですか。それで、あともう一つは、遺跡試掘作業委託料というのが21ページにあるのですが、それで議長、これに関連なのです。このこともちょっと説明してもらっていいのですが、西川鉱山に町の職員の有志の方が行ったというふうな新聞見ました。
 ただ、ここで私ちょっと提案なのですけれども、せっかく真室川町に、日正鉱山という非常に栄えた鉱山跡が今どういうふうになっているかわかりません。そこが入れるのか。そして、住宅の跡地とか、いろんな遺産的なものが、やっぱりこれは本当に近代産業遺産だと思うのです。そういったところの試掘の考えはないか。これちょっと関連でお伺いしたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 関連質問ですか。
6番(大友又治) はい。
議長(佐藤忠吉) 関連質問は、議長の許可を受けて発言してください。
6番(大友又治) 済みません。
 21ページの文化財保護の関係で史跡試掘作業委託料、この関連で、こういったことの試掘なり調査してはどうかというふうな質問です。
議長(佐藤忠吉) 発言を許可します。
6番(大友又治) ありがとうございます。
議長(佐藤忠吉) 企画課長、大友美喜男君。
企画課長(大友美喜男) ふるさと納税の分布と、どの辺が多いかというふうなことでありますけれども、8月14日現在までの集計なのですけれども、全部で1,606件中、1万円が1,411件、それで5,000円が174件、あと残りが6件から1件の割合ということですので、ほとんど1万円が多いというふうな形になっております。1割強が5,000円というふうな形になっております。
 それから、お得感というふうなことで、2万円から幅の部分で5,000円相当のお返しというのは少ないのではないかというふうなことでありますけれども、パンフレットにはそのように記載しておりますけれども、実際納税される方は1万円で3口とか5口とかされる方も中にはいらっしゃいます。そういうふうな方に対してもそのまま1万円に対する5,000円というような形でお返しをしております。そのようなことで、必ずまとめてということでなくて、その方の気持ちに応えてやっております。
 それから、歩どまりといいますか、どれぐらいかということでありますけれども、大体6割5分が経費として、人件費は抜きですけれども、材料なり送料なりで6割5分というふうに見ております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 建設課長、佐藤和弥君。
建設課長(佐藤和弥) 2点目の鏡沢橋の件であります。工法は、議員おっしゃるとおりボックスカルバートで、幅員については4メーター、除雪機械が通れる幅員、それから耐荷重設計で考えております。
議長(佐藤忠吉) 産業課長、佐々木明君。
産業課長(佐々木 明) 3点目のご質問、多面的機能支払交付金についてでございます。この事業については、今年度からの新規ということで、昨年度までの農地・水を内容充実の上、名称変更したということになります。したがいまして、当初予算の中で全体を把握することが不可能でございまして、従来の農地・水に係る予算について当初で設定をさせていただいてございました。その分に不足する分を今回は補正をさせていただいたということでございます。従来から農地・水については7地区で継続をしてございまして、当初予算で582万ほどの予算化をさせてもらっております。今回農地・水から多面的に変わることによって若干の単価変更もありまして、見込まれるのが7地区で758万ほどでございまして、その差額175万ほど、プラス新規の17地区分、これが705万ほどです。それらの不足分を今回880万5,000円予算化させていただいたということです。したがいまして、町の負担分、これは国2分の1、県4分の1、町4分の1という負担になりますけれども、町の負担分については1,450万ほどということになりまして、町内の農家の皆さんに交付される金額の全体額5,820万ほどになります。
 それから、組織数でございますが、今申し上げましたとおり、継続が7組織、そして新規が17組織、合計24組織が取り組むということになってございます。
 なお、面積でございますけれども、24組織で845ヘクタールほどでございますので、町の農地面積に照らし、約46%ほどがカバーできるということになっております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 教育課長、八鍬重一君。
教育課長(八鍬重一) 遺跡の試掘作業のまずは内容でありますけれども……
6番(大友又治) 関連質問で、この内容よりもむしろ日正鉱山のほうの予定はないか。
教育課長(八鍬重一) 教育委員会としましては、史跡という位置づけで担当しておりますので、その日正鉱山なり西川鉱山というものがどのように取り組むべきかも含めて、教育委員会としては現在のところは検討していない状況でございます。
議長(佐藤忠吉) 6番、大友又治君。
6番(大友又治) それで、ふるさと納税についてですけれども、やっぱり1万円が8割以上ということで、それで私ども真室川町民が、私何ぼになるかわからないのですが、例えば2万が控除額だったとする。2万を私どもが1万、1万と町へした場合に、返戻金はどういうふうに考えているのでしょうか。それ、まず1点です。我々町民が、真室川在住の人が真室川町へ寄附した場合に返戻金はどういうふうにしているか。
 それから、あと多面的機能のほうですけれども、去年7だったのが17ということ、大変これはいい事業ですので、これは継続ですから、例えばこれからまた入りたいというふうな集落が出てくれば、これはもう来年度事業にも参入してもいいわけですね。そこを確認しまして、なるたけ、ただ事務負担が結構やっぱり、そこの組合の人たちがやるには大変だと思うので、できれば集落、今地域担当している職員の方いますよね。そういう方の協力もぜひお願いできればなというふうに思います。その辺の考え方だけで結構です。
 それから、道路改良の件なのですけれども、幅員4メートルの鏡沢橋ボックスカルバートにしたということで、ここはボックスカルバートにすると、もう橋ではなくしてしまうわけですね。うちの橋梁の中には、橋梁の何橋、112橋とかある、そこからは削除するような形でしょうか。
 それで、私前にもちょっとご質問しましたけれども、三滝橋が本当に長年、そこもやっぱりボックスカルバートのような形にすれば、できるのではないかなと。ここの鏡沢橋かけかえが2,000万ほどですけれども、議長、これもちょっと関連になりますけれども、三滝橋が同じような工法で可能かどうかを、ちょっとひっかかったものですから、関連質問いたします。
議長(佐藤忠吉) 発言を許可します。
6番(大友又治) ありがとうございます。
 そういうことを大体どれぐらいの、だから鏡沢橋が2,000万だと。そうすると、三滝橋をもしこういうボックスカルバートで改修していけばどれぐらいになるか。あそこは除雪ができなくて、あそこでUターンしているわけですから、非常に効率が悪いわけなのです。一日も早くやっぱりあそこを改良すべきであると思いますので、その辺、町長の答弁もひとついただきたいと思います。
 あと、町長、日正鉱山はどうでしょう、西川鉱山もちょっと見に行ったということですから。予算までを計上しろとは言いませんが、そういったこともやっぱり町の遺産であることには変わりありませんので、その辺、町長のお考えをお聞きしたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 企画課長、大友美喜男君。
企画課長(大友美喜男) ふるさと納税を町民がした場合はというふうなことでありますけれども、パンフレット等には宣伝していないので、記載はしておらないのですが、要綱上は町民がふるさと納税をした場合2,000円相当の商店会の商品券というふうな形にさせてもらっています。やっぱり町民からは、きちんとした形で町民税を納めてもらうというのが原則かと思いますので、それの差しかえというような形で寄附をいただくというようなことよりも、きちんと町民税を納付していただくというのが筋かと思いますので、そのような形にしております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 産業課長、佐々木明君。
産業課長(佐々木 明) 多面的機能支払交付金の事業拡大、加入推進という部分のご質問かというふうにとらえました。この事業については、27年度以降も当然継続をされますし、27年度から法律に基づく制度ということで、よりしっかり定着したものになっていくというふうに考えてございます。町としましても今回加入していただけなかった地域について、さらに推進を広げていきたいというふうに考えております。
 今回もそうですけれども、やはり議員おっしゃったとおり、事務方の確保について非常に難しいという地域の声がやはりございます。来年法律に基づいた制度になるというようなことで、今度は市町村の計画認定で策定できると、実施できるというふうになるようです。ただ、その書類の作成について簡素化されるかどうかは、要望はしておるものの、ちょっと詳細はまだわかりません。
 あとは地域担当制の中でと、これは以前の議会の中でもお話ございましたけれども、職員についてはそれのみにかかわっているわけでもございませんので、地域担当制でというのはかなり難しいものがあるだろうというふうに以前も答弁してございます。
 地域の一住民として職員の方々に協力をしていただくと、そういう努力をぜひしていただければなというふうに思ってございます。地域の一員としての活用をお願いしたいなというふうに思います。
議長(佐藤忠吉) 建設課長、佐藤和弥君。
建設課長(佐藤和弥) まず、今回の鏡沢橋、橋という名前がついておりますが、ボックスカルバート工法にした場合に、これは工作物という定義になりますので、橋からは除かれます。長寿命化計画で管理している112橋からは除外になります。
 それと、三滝橋の件ですが、これについてはまだ現在の床版、橋台も含めて、構造の詳細な調査をしておりませんので、工法についてもそういう理由で今お答えすることはできません。
議長(佐藤忠吉) 町長、井上薫君。
町長(井上 薫) 多面的についても以前から全地域でやっていただきたいというのは町の考えでずっとPRもしてきて、職員も何度となく説明してきているのですけれども、今回17地区ふえたということでは大変よかったと思っています。46%ですから、本来であれば100%までやっていただきたいという思いであります。公民館の補助金もすごく使いやすくしているのですけれども、まだしていないところ、ことしも説明はしたのですけれども、その地区はやっぱり困っていないのかなと思うところで、また多面的にも参加しないところでは、そんなに農家の人は困っていないのかなという思いが強いです。やっぱり困っていればこういうのに、一生懸命職員が説明しているわけでありますので、それに応えてやってもらえればいいのではないのかなと思っていますけれども、まだまだやっていないところの地区についてもこれからも進めてまいりたいと思っているところであります。
 三滝橋については、もっと前に言ってもらえればという、私が実際強く言われたのは去年です。そうしたら、ことしになってまた上流のほうの話が出てきています。一度にということでは大変難しいので、危険度の高いところというようなことで今担当課のほうで進めてきているということに対して理解していただきたいと思っています。
 日正鉱山について、西川については以前から町外の人が来られて、西川の人たちが聞かれるので、どうにかならないのかという話がもう3年ほど前から区長さん通して、座談会等でも出されてきた経緯があって、ようやく行ってきたところであります。話よりは少し違ったのかなという思いはありますけれども、貴重な支援なのかなと感じてきたところであります。
 日正鉱山については、大分行っていないというようなところで、どうなっているのかというのも現在把握しておりませんので、どのような要望があるのかなということもまずは調査させていただきたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 6番、大友又治君。
6番(大友又治) ふるさと納税ですけれども、私どもが真室川町に2万寄附する。そうしたときに、では私が金山へ寄附すれば、金山の返戻金はもらえるわけですよね。そのかわり町の住民税は同じくやっぱり減るわけです。だから、私は真室川の住民が真室川へ寄附しても何ら悪いことではないと、そういうふうに思うのですが。例えば1万寄附して5,000円返戻きて、だから6割5分ぐらい経費がかかると言っていましたので。だから、町の住民が町へ寄附してはいけないという要綱が私はちょっと。だから、そうすると、これはふるさと納税というのは確かにふるさとのためにというのですけれども、今はどちらかというとお取り寄せ感覚の節税なのです。そういうふうにとらえている人が多いのです。だから、私はその要綱はどうかなと。もう時間ありませんので、答弁要りません。
議長(佐藤忠吉) 質疑の方ありますか。4番、外山正利君。
4番(外山正利) 補正予算の16ページの農林水産業関係ですけれども、ことしの米作が米価も決まって、大体8,400円というようなことで、ことし戸別所得補償もなくなるというようなことで、農家のことしの経営というのは非常に楽ではないのではないかなと私感じているのです。
 そこで、やはり町として、毎年米価変動がありますから、そのたびに町の対応なんていうようなことは不可能なのかもしれませんけれども、恐らく米農家は、これから基盤整備をやって、基幹産業として進める過程において、今の米価でいけば農業、米づくりはやめるのではないかなというような感じが私なりしているのです。これは、産業課のほうでも恐らく掌握はしているわけでありますけれども、そういった農家に対する何らかの援助的なものを町として考えていないのか、これから検討するのか、その辺ちょっと伺って、質問終わりたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 産業課長、佐々木明君。
産業課長(佐々木 明) 昨日の産業福祉常任委員会の中でも米価にかかわる分については2件ほど話題になってございました。ここ10年間の中にない安い概算金が示されて、農家の皆さんの驚き、落胆、そういうものは非常に大きいものがあるというふうに私どもも感じてございます。
 あわせて、最終的な精算金がどうなるのかということもあるわけですけれども、来年に向けての再生意欲、そういう部分がかなりそがれていくのかなという、そういう不安も持ってございます。
 それらにかかる関係各部署でいろんな動きが出てきておるようでございますし、県知事も対応策を何か考えていかなければならないという表明をしているようでございます。農業再生に向けた取り組みをしていきたいというようなニュアンスの報道がなされておるようでございます。それは、県の取り組み方向をきちんと確認していくということと、あと2010年、平成22年にも大変な概算金の安い年がございまして、不作もありました。米価変動補填金が初めて交付された年でもございますので、だからそのときも1万円を切った概算金であったようですが、最終的な精算は1万円を超えていったということも実績としてございます。したがいまして清算金、これからの米価の変動等を見据えていくと、あるいは県等の対応策をしっかり見詰めながら今後検討をしていきたいというふうに考えております。
議長(佐藤忠吉) ここで会議を閉じ、休憩します。
(午前11時55分)
     (休  憩)
(午後 1時00分)
議長(佐藤忠吉) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 引き続き質疑を求めます。質疑ありませんか。7番、五十嵐久芳君。
7番(五十嵐久芳) 私から最初に17ページ、老人福祉費、負担金補助及び交付金、除雪ボランティア推進事業費補助金240万、これから使うわけですが、この事業費の使途について、まずお尋ねします。
 それから、もう一つ、その17ページ下にあります環境王国推進講演会講師謝金、旅費、経費、燃料費、職員の旅費というのもありますが、これは29年度米コンクール等々のかかわりのある事業だと理解しております。特にこれらの予算、今年度の事業になると思うのですが、環境王国推進講演会講師謝金、旅費、経費等々で33万7,000円ほど計上されております。あと、職員 旅費、こういうのは別物なのか、ちょっとわかりませんが、この環境王国推進講演会の内容と、いつごろになるのか、そこら辺をまずお尋ねします。
議長(佐藤忠吉) 福祉課長補佐、佐藤光宣君。
福祉課長補佐(佐藤光宣) ただいま除雪ボランティア推進事業費補助金についてお答えいたします。
 この補助金につきましては、社会福祉協議会に対して補助するもので、内容といたしましては除雪ボランティアのリーダーを育成するための講演会を行うための講師謝金や、それから実際に講習会をするための、例えばスノーダンプ等の消耗品、それからボランティアが使うための除雪機の購入費、また高齢者の日常除雪に資するための共同支援事業のための除雪ボランティア推進のための補助金というふうなことになっております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 産業課長、佐々木明君。
産業課長(佐々木 明) 環境王国推進関係の補正予算の内容というふうにとらえさせていただきます。
 先ほど申し上げましたとおり、このたび環境王国推進本部を関係機関、団体等の参画を得て設立し、今後の取り組み方向について確認と協力をいただくということで進めてございます。
 このたびの補正に関しましては、まず講演会の開催等によって機運を高めていきたいと、全町的な機運、それから特に特別栽培米にかかわっている方々のさらなる取り組み強化、そういうものを目指して講演会を行っていきたいというふうに考えております。
 その講師につきましては、まず米・食味鑑定コンクール:国際大会を主催してございます米・食味鑑定士協会の会長、鈴木会長をぜひお呼びしたいということ。それから、同じくこの協会の一員でもありますし、当町の環境保全型農業に長く、さらに深くかかわっていただいておる嘉田良平先生。さらには、米・食味鑑定コンクールで連続5回入賞、あるいは総合の部で金賞3回以上という方々が全国で数名いらっしゃいまして、国際名稲会員という名をいただいておるようでございます。当県の高畠に遠藤五一さんという方いらっしゃいまして、その方がその一員でもございます。その三方をできれば一堂に会して講演会等、鼎談を行っていきたいというふうに考えまして、その謝金並びに講師の旅費を計上させていただいたというのが1つでございます。
 それから、もう一つ、職員旅費等というようなこと、それから19ページには燃料費とか使用料、計上させていただいておりますけれども、ことしの米・食味鑑定の国際大会が青森県の田舎館で行われます。来年以降は、四国、九州と、遠い地での開催になります。さらに、来年町のコンクールを行う。再来年はプレ大会ということを控えまして、ことしの視察を実質的な視察に位置づけて実施本部、29年の本番に向けた実施本部のフレームを固めて、関係者で田舎館に視察に行きたいということで旅費等を計上させていただいたというところでございます。
議長(佐藤忠吉) 7番、五十嵐久芳君。
7番(五十嵐久芳) 推進事業補助金、ここの中で除雪機を購入するというような答弁でありました。これは、社会福祉協議会の持ち分としてこのボランティアの人たちが使う、これが基本になろうかと思いますが、場合によっては貸し出しとか、考えられるものなのでしょうか。その辺の使用方法、これについてお伺いします。
 それから、環境王国にかかわる問題、これは課長もご存じのとおり、今年度の米価下落が予想されております。予想というよりも決定ですね。これの中で課長も言いました特栽にかかわる栽培、これがやっぱり士気も下がってくるのかなというような気がしてなりません。したがって、これらの底上げをしながら、29年のコンクールにつなげていかなければというような思いが強く我々も感ずるわけです。どうしろというと大変な問題でしょうが、講演会を通しながらなると思うのですが、29年のコンクールがやっぱり成功裏に終われるように、そしてもっと多くの人の米が入賞するよう、また来年度、再来年度も、29年度まで続くような体系をつくらなければならぬと思うのです。そうしたところでその手だてといっても難しいと思いますが、そういうものを考えながら29年度に向ける、先ほどもちらりちらり話をされましたけれども、士気が下がらないような支援の方法なり、そこを考えてもらいたいと思うのですが、そこら辺のさまざまの関係をご答弁お願いします。
議長(佐藤忠吉) 福祉課長補佐、佐藤光宣君。
福祉課長補佐(佐藤光宣) 除雪機につきましては、基本的にはボランティアで使うことを想定しておりますが、貸し出し等につきましては今後社会福祉協議会の中で検討することとなっております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 産業課長、佐々木明君。
産業課長(佐々木 明) 大変難しいご質問をいただきました。士気が下がらないようにということの1番は、やはりもうかるということだと思います。こういう概算金の提示がなされた現状の中で、それをどう確保していくかというのは非常に難しい話でございまして、まずは何といっても、現在も努力はしていただいているわけですけれども、農協さん初めとする集荷販売業者のさらなる販売戦略、そういうものの頑張りはやはり期待したいし、そこがなければ農家の皆さんの収入がアップするということは考えられないだろうというふうに思っております。
 また、今回の環境王国の取り組みというのは、全国でやっぱり一番うまい米を真室川町が生産するのだと。そのあかしとして総合部門で金賞を目指していくということだと思います。そういう評価を得ることによって真室川の米の全体的な評価を上げていくというのがねらいでございますので、そういう中ではやはり特栽米にかかわっている方々の研究、なかなか今つや姫に係る実験圃場とか、そういう研究とかはされているようですけれども、それ以外についてはひところの特栽米生産組合の研究努力、そういうものが若干停滞しているのではないのかなというふうに思ってございます。したがいまして、実施本部の今後の方向性の中にもそういう特栽米に係る研究等に、やはり公費を投入するということが必要であれば、それで考えていくと。こだわり米生産組合、いわゆる特栽米生産者にその辺の方向をぜひ出してほしいというようなお話もしておるところでございます。
 そんなことで、どうすれば真室川の米が優位に立って、高く販売していけるという明確な答えはなかなか見つからないわけでございますけれども、とにかく優位性を保つ、そのための研究努力をすると。また、そういう米に対して売る努力、精いっぱい今まで以上に取り組んでいくと。それは行政としても支援していくという、その方向性かなというふうに感じております。
議長(佐藤忠吉) 7番、五十嵐久芳君。
7番(五十嵐久芳) 本当にこれを奨励し、所得に結びつける、今大変な時期だと思います。
 ただ、この士気を高めながら特栽、これをやっぱり食味値のいいものに仕上げていくには、今の栽培者の中ではいろんな、ワーコム等々、こういうような資材を使っているところです。やっぱり29年度という一つの目標を持っていますので、でもそれぞれが、ワーコムに限らず、いろんなものを使っていると私は認識しています。
 もっと食味を上げるためには、これはその人たち、特栽米生産組合の意向というのも今課長がおっしゃりましたけれども、何かこういうものをちょっと支援しながら食味を上げていくというような考えも一つはこの際あってもいいのかなという感じしておるのですが、ここら辺の考えはいかがでしょうか。今ワーコム始めEM、いろんなもの使っています。そういうものの支援をしていくというような考えはございませんでしょうか。
議長(佐藤忠吉) 産業課長、佐々木明君。
産業課長(佐々木 明) 今申し上げた中にも一部触れておるわけですけれども、やはりつくる方々の意欲、さらに調査研究を重ねて安全、安心、それで食味値の高いうまい米をつくっていくという、その努力がなくては成り立たない話でございますので、特にこだわり米生産組合が一番大きい組織でございますので、そういう組織の中で肥培管理なり資材なりと、そういうものの調査研究をさらに重ねて、できれば一番いいもので統一して作付していくと。それを全国に売り出していくと、それで評価を得るということが必要でしょうから、それらの取り組みは生産者組織から上げていただきたいし、必要に応じて行政は支援すべきだというふうに考えております。
議長(佐藤忠吉) 質疑求めます。質疑ありませんか。8番、佐藤正美君。
8番(佐藤正美) 今五十嵐議員の質問に関連するわけなのですけれども、まず食味鑑定器の導入については、これ静岡精機ということで、それ以外のメーカーもあると思うのですが、これに絞った経緯というのはどういうものなのか。
 それから、国際食味コンクールあるわけですが、この目的、今多分課長が言われたような目的だとは思うのですが、このコンクールに入賞することによって真室川の米のイメージというのは、ネームバリューは当然上がると思うのですが、全体的な引き上げをしなくていいのか。食味の全体的な引き上げ、町産米の。よく話聞くと、コンクール用に別枠でつくるというのです。例えばワーコムなんかも普通であれば、指導上は1反歩1俵ぐらいということを言っているのですが、もう3俵、4俵と入れて、その出品用にすると。どちらにしてもコンクールの中でやっぱりそれなりの賞をとるということは必要なのだと思うのですが、目的としては全体の食味上げるということなのですか。それともそういうネームバリューをとるための一部の米の入賞でいいのかどうか。その辺はどうですか。
議長(佐藤忠吉) 産業課長、佐々木明君。
産業課長(佐々木 明) 今回静岡精機の購入案を提案している理由ということでありますけれども、先ほどもお答えしてございますけれども、米・食味鑑定コンクールで使っているものと同様のもので評価をしていきたいということでございます。それが一つの理由であります。
 それから、食味コンクールの目的という部分でありますけれども、やっぱり最終的には議員おっしゃったとおり、真室川の米の全体の底上げを図るということにならないといけないというふうに思います。その一つの手法として、この国際大会において金賞という賞をいただきながら、全国の消費者に興味関心を真室川に持っていただくということがまず大事だろうというふうに思います。
 きのうの常任委員会でもちょっと申し上げましたけれども、そういう米のトップランナー、優秀な米、全国で評価されている米が真室川にあるということで、やはり真室川の産地としてのネームバリューは上がっていくだろうというふうに思いますし、またその評価に応えられる生産者の努力、これは継続していかなければならないということだというふうに思っております。
 それから、コンクール用に米をつくる云々と、その部分について私は存じ上げませんが、例えばそういう米が金賞という評価を得たのであれば、そういう作付、肥培管理をしながら安全、安心、おいしい米として消費者が評価し、買っていただくというような努力も必要なのではないのかなというふうに思ってございます。
 いずれにしましても金賞をとるということは一つの通過点でありまして、特栽米、そして一般米の評価を全体的に上げていくということがこの環境王国の取り組みの最終的な狙いだろうというふうにとらえております。
議長(佐藤忠吉) 佐藤正美君。
8番(佐藤正美) もちろんそうだと思います。
 ただ、現実的に全体の食味値を引き上げるということは、当然ながらコストがかかるわけです。仮に町の規模の大きい農家であっても、全部が全部そういう資材を使ってやっているとは限らないと。それは、なぜかというと、やっぱりコストが上がるということだと思うのです。全体的に食味を上げるためには、要するに分結させないで肥料を与えないで抑制していくということなのですが、例えばそういうような栽培肥培管理の講習会みたいなものは、これ開催しているのかなと。こだわり米生産組合のほうではそういう指導をしているのかなということと。
 ご承知のように今年度は農協の概算支払いが8,500円ということで、過去でも2回目の落ち込み幅だということだそうです。2,000円は落ちると。2,000円というと、我が町では約10万俵と言われていますから、2億の減収になるわけです。これかなり大きいわけです。これは、これからこういう状況で米価が推移していくと。これ先ほど言った栽培意欲どころではなくなると思うのです。 町では、こだわり米加算の分は前は1,000円支援をしておったのですが、500円になって、これが廃止になったと。今食味80%に500円というような制度をとっているのですが、こういう時代にくると、何かその程度のものでいいのかなと。行政として2億の落ち込み、これ農家に入るとはいいながら、町へ入る財源ですから、それだけのものが落ち込む時期を迎えて、何らかのそれ以外の措置というのは必要でないのかと。これ一時的な、時限的なものでいいと思うのですけれども、先般農協の座談会やったのですけれども、そこで今言ったように、例えば食味を上げるような栽培とか、あるいは肥料とかというものをいうのかなと思って私も行ったのですが、何にもなかったのです。言われたことが、円安で農薬も肥料も上がると。ただし、この栽培にはこの肥料を使ってくださいということだけであったものですから、こういう時代に行政支援が500円ぐらいでいいのかなと。これ恒常的に昔はワーコム支援なんていうのは1億何千万やった時代がありましたけれども、時限的でもいいわけですから、例えば自立農家の生産コストの支援するとかと、そういうような考えをする必要はないでしょうか。この辺は、町長どうなのですか、基本的な考えを。
議長(佐藤忠吉) 町長、井上薫君。
町長(井上 薫) 4年前、前年よりも3,000円、はえぬきで下がりました。あれ以来の大きな下げ幅だと思っております。今回は、昨年に比べて、はえぬきで2,500円です。4年前は、しかしながら戸別所得補償、あと激減緩和ということで過去3年の平均に合わせるということで約1万2,000円ほどにはなっているわけであります。今回は、半分になりましたし、それと同じ金額にはまずならないということだと思っています。
 数年前、全農で出した概算よりも、町単独でJAとしても2,000円ほど上乗せしている経過はご存じだと思いますけれども。また、今JAだけです、数字が出ているのは。他の民間はまた違っているわけであります。そういうところも調査するということも大事だと思っています。それを見ながら対応というようなことも考えられるのではと思っております。確かに全農に対しての収納数どんどん減っていますよね。さらにことしは減ってしまうのではないかということが大きく危惧されることではないかと思っております。全農自体の経営がどうなるのかなという思いはあると思っております。
 先ほど課長からもありましたように、このように落ち込むということではなくて、食味値に対して500円の補助というようなことでありますけれども、新聞等でも報じられているように、吉村知事の発言もありましたので、それらを検討しながらやっていかなければならないと思っています。
 その中で、初めて差別化するということでは他にないことだと思っています。今までですと、1等米については全て同じ金額ですよね。今までは、形だけでの評価だったと思うのです。当町では、実際の食味というようなところで、またたんぱくというようなところで補助をしていくというようなことだと思っています。同じ1等米でも同じ値段だというのはおかしいという面があるのではないかと思っております。ですから、ある程度1等米でもやはりそういう食味値等でランクをつけるということはこれから必要なのではないのかなと思っております。
議長(佐藤忠吉) 8番、佐藤正美君。
8番(佐藤正美) 来年はどういうふうになるか、余り希望の持てない、それこそ今五十嵐議員が言ったように、意欲のある栽培農家なんていうのは本当に減少するのではないかと私懸念しているわけなのですが、そういう時期であればこそ、各地方自治体としてのできるだけの支援というのは必要だと思うので、前向きにひとつ検討していただきたいと思います。
 もう一つ、これは町民課長だと思うのですが、15ページの社会保障と税番号制度というのがあります。これは、かなり前からいろんな話が出て、これは国会は通過したのですか。個人情報の保護とか、いろんな云々言われているのですが、この運用を説明していただきたい。そして税の収納の透明化とかということで、非常に収納状況にとってはプラスになるような番号制だと。社会保障番号なんていうのはアメリカ人がつけている、日本人はつけていなかったということもあって、こういうものはどういう形で住民に運用されるのか、それを聞きたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 企画課長、大友美喜男君。
企画課長(大友美喜男) 番号制度の趣旨というふうなことでありますけれども、住民にかかわるいろいろな個人情報を識別する情報源として複数の機関にいろいろな情報がありますけれども、その情報を同一の情報であるということの確認を行うための基盤であり、社会保障税制度の効率性、透明性を高めるためにその番号の統一化をするというふうなことが番号制度の趣旨であります。
 法案については、もう通っているというようなことでありまして、28年1月からの利用開始に向けて現在いろいろな整備がなされるというようなことであります。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 佐藤正美君。
8番(佐藤正美) 28年度からの番号制度ですが、税務申告なんかする場合に、やっぱりそういうもは必要になると思うし、社会保障番号というにはいろんな社会保障の分野の資格証なんかにこれついてくるのだと思うのです。そういったものは、国民一人一人にこれ張りつけるという制度ですね。それをすることによってどういうふうになるのか、当事者である、管轄課である方々は。ちょっと説明聞きたいと、そういうことです。
議長(佐藤忠吉) 町民課長、庄司喜一君。
町民課長(庄司喜一) 国民背番号制なんていうことで番号が全国民に付番されるというふうなことで、概要的なものは流れてきていまして、一つのイメージということで今示されていますが、具体的にはまだこれからということで今回の補正でも上がっています機器類の改修というふうなものが補正予算にはのっていますけれども、今までいろいろ申請、年金事務所に行ったりした場合、年金の免除申請なんて、一つの例でございますが、そういった場合、所得が幾らあるのかというふうなことです。そういった場合は、全て書類を持ってそういった各公的な機関のほうに行っていました。それは、この番号制度を利用されまして、個人に付番されて、その番号を照会することによってネットワークを通じて所得等がわかるというふうな、そういうふうな便利さが出てくるというふうなことが例として挙げられております。
 先ほど言った具体的な税の収納とかというふうなことに関しましては、まだ細かいことまではきておりませんけれども、一つの例として、紙ベースで今まで提出したものがネットワークを通じて照会されるというふうなことが可能になるというふうに伺っております。
議長(佐藤忠吉) 質疑ありますか。9番、佐藤一廣君。
9番(佐藤一廣) 先ほど若干席を外したものですから、同僚議員のほうの質問あったというふうに伺っていますけれども、まず15ページのまむろがわ大使事業経費ということで、これの詳しい内容等々伺いたいと思います。
 それから、ページ数でいうと17ページ電気自動車、これも随分前に予算を通したわけですけれども、どのような経緯になっているのか。それから、今後の見通し、これなんかも伺いたいと思います。
 それから、19ページ、梅里苑、議案第47号で、特別会計のほうで出ていますけれども、課長、なかなか質問しにくいといいますか、大変難儀している割にはいろんな質問がいくようでありますし、申しわけないと思うのですけれども、まず梅里苑の料理長、退職なさったというふうに伺っております。これらの経緯、そして今後の見通し、経営に影響がないのか。
 それから、落雷被害にあったというふうに伺っております。2日、3日休んでまた再開をしたというようなことでこれらの経緯。
 それから、大々的に宣伝しましたチップボイラー、非常に期待をして、補助金もいただきながら実現したチップボイラーですけれども、これも何か故障が相次いでいるというふうな話も伺っていますけれども、どの程度の故障なのか。今後の見通し、これなんかもできればお伺いしたいというふうに思います。
議長(佐藤忠吉) 企画課長、大友美喜男君。
企画課長(大友美喜男) まむろがわ大使の経費というようなことでありますけれども、委嘱状とか、あとはPR用の名刺等の消耗品の経費を上げさせていただいております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 町民課長、庄司喜一君。
町民課長(庄司喜一) 私からは、電気自動車の件についてご説明申し上げたいと思います。
 経緯でございますが、6月議会の際も電気自動車につきましてご質問があり、経過等についてお話ししました。その後ですが、8月に入札を行いまして、9月と8月に2カ所の契約を結んでおります。そして、工期が10月31までということで、真室川2カ所の設置に関しまして工事の請負契約を結びました。そして、このたびの補正にのったのが、11月から一応供用開始したいということで11月から3月までの電気料金をここに計上しております。11月からは電気の急速充電器、いよいよ利用することが可能になるというふうな、そういう状況でございます。
議長(佐藤忠吉) 産業課長、佐々木明君。
産業課長(佐々木 明) 3点のご質問をいただきました。
 初めに、梅里苑の料理長の退職に係る件でございます。本年2月から料理長という職名の中で勤務していただきまして、かなりなれてきたし、評価もいただいてきたさなかでございましたけれども、退職という形になってございます。これにつきましては、プライバシーにかかわる部分もございますので、詳細には申し上げられませんが、家族の看護、お子さんというところまで申し上げます。お子さんのためにフルに勤務することは難しいということで、できるだけお子さんとの時間をつくるということの判断から、このたび退職を決意されたという経過でございます。
 それから、今後の見通しということでありますけれども、現在は残った職員、それからパートの中で調理従事者を指定しながら努力をしておるところでございます。できればもう少し料理等にたけた方の雇用も今後考えながら、料理のほうを強化をしてまいりたいというふうに考えております。
 それから、3点目の梅里苑のチップボイラーの故障の件でありますが、どういうお話が伝わっておるのかちょっとわかりませんが、軽微な部分で何回か故障はございました。いわゆるチップを燃焼本体に運ぶ際のスクリューがあるわけですけれども、そこに企画外の大きさのものが入ったり、あるいは異物が混入しておったというようなことでストップしたということが数回ございます。それ以外の大きなものについては、ないというふうに把握してございます。
 以上です。
9番(佐藤一廣) 雷の件は言わないのか。
産業課長(佐々木 明) 失礼しました。ボンプの件ですね。
9番(佐藤一廣) はい。
産業課長(佐々木 明) 雷の件です。8月22日の夜、落雷がございまして、梅里苑の源泉ポンプ、沢沿いの源泉がございますけれども、そのポンプと配電盤が故障したということでございます。営業に支障を来さないようにということを第一にしながら業者対応いたしましたけれども、なかなか原因を突きとめるまでも時間かかったし、その後、土日が入って、材料の供給等にも時間を要したというところがございます。したがいまして、8月26日は定休日ということで休苑にしておりましたけれども、翌日27日も休苑措置をとって、至急修繕、改修を行ったということでございます。利用者の皆さんには大変ご迷惑をおかけいたしましたけれども、あの時点で対応できる最大限の努力をして復旧を図ったというところでございます。
議長(佐藤忠吉) 9番、佐藤一廣君。
9番(佐藤一廣) それでは、まむろがわ大使の件ですけれども、需用費ですから、大したことないと思うのですけれども、漏れ伝わってきたうわさ話ですと、10月の何日かに任命式あるのだというふうな話も伝わっておりました。
 それで、その方の名刺なのかなというふうに勘ぐったのですけれども、この辺のところいかがですか。
 それから、電気自動車です。いよいよ11月から本格的な供用開始だというような話でありますけれども、当初計画したとおり、我々に話してくれた計画の場所、2カ所なのか。
 それから、業者さんの選定です。いかなる経緯で入札に至ったのか、それを伺いたいと思います。
 それから、梅里苑の関係で、料理長の件ですけれども、やはり短期間で退職されるということは、ちょっといかがなものかなと思うのです。ということは、人選する際に若干調査不足といいますか、問題があったのではないかなと思われるのです。そうした人選する場合、問題なかったのか。やはりもう少し深く考えるべきではなかったのかなというふうに思うのです。いろいろの話を聞きますと、非常に家庭的な状況で退職されるというのはわかりました。
 ただ、採用する際に、それらのことも情報に入っていなかったのかということなのです。特に町長のご近所でしょう。そういう意味では、その辺のところもしっかり調査をするべきではなかったのかなというふうに思うのです。
 それで、前の料理長の募集、回覧回りましたね。今回全然そういったことないようですね。どのような経緯で採用、また人材を求めていくのかなというふうに思うのですけれども、その辺のところ、今後の対応、しっかり戦略を立てていただきたいというふうに思うのです。
 それから、ちょっと課長からも言葉出たようですけれども、やっぱり専門的な調理のできる方、これなんかも必要なのではないかなと思うのです。ある程度給料が高額であっても、しっかりした人をお頼みして、梅里苑の料理をやっていただくと、お客さんに提供していただくというようなことも経営の中にしっかりしたものを入れておかないと、またこの次どうなるかわからないと思います。場当たり的な人選であってはだめだと思うのです。そういう意味でしっかりした人材を確保すべきだというふうに思います。
 それから、雷です。大した大きな事故もなく、また梅里苑を開いたようでありますけれども、ただ、若干お客さんの声を聞きますと、足突っ込んだだけで、もう雷に打たれてストップして温泉に入れなかったという方がおったのです。消費税上がったので料金も上げたでしょう。そういう意味では、そのお客さんはすごく不満持っていたようなのです。足を突っ込んだだけで、電気消えてしまって、そして帰ったというようなことで、そういうマニュアルはないと思うのですけれども、そういった際の事故の場合に、温泉の料金払って、5分も10分もたたないうちに帰られるということは、ある程度次回に来ていただくサービス券でもお配りすべきではなかったのかなというふうに思うのです。そういう意味では、最近温泉の利用者のお話聞きますと、大変評判がいいようなのです。ただ、このたびの雷によってそういった意見もまた出ているので、そういった配慮というものが必要なのだと思うのです、サービス業ですから。特にこの辺のところ、ある程度のマニュアル化と申しますか、事故の際の。どれだけのことを持っているかわかりませんけれども、やっぱりそうしたお客さんに不満の出ないような対処すべきだったのではないかなというふうに思うのです。その辺のところ伺います。
議長(佐藤忠吉) 町民課長、庄司喜一君。
町民課長(庄司喜一) 私のほうから、電気自動車の急速充電器の設置場所、当初のとおりかというふうなご質問でございました。
9番(佐藤一廣) だから、当初当初というのだけれども、どこの場所かはっきり言ってください。
町民課長(庄司喜一) 当初ということは、前にお示ししました、ひとつ具体的に申し上げますと、真室川町農協さんの中央スタンド、それから佐藤幸寿さんのスタンド、2カ所で決定しております。
 それから、業者の選定についてでございますが、これにつきましては200ボルトの電源をとるというふうなことで電気工事、電線から引く工事も入るということで、電気工事のほうを指名参加しております、郡内に営業所を持つ業者さんを選定して、その後は指名審査委員会で決定しております。
 以上でございます。
議長(佐藤忠吉) 産業課長、佐々木明君。
産業課長(佐々木 明) まず、料理長の件でございます。短期間でいかがなものかと。これは、私どもも当然長期にわたって勤めていただき、腕を上げて、評判を得ていただくと、そういう考えの中で採用をしたものでございます。
 採用時に問題なかったのかということでございますけれども、お子さんの病状、発症については中学校に進学してからのものでございまして、小学生時代はそういう症状を訴えていなかったということで、採用時点では特に問題はないということで面接等を行いながら採用させていただいたという経過でございます。
 それから、新たな料理長としての募集をしていないのではないかということでございますが、これはしてございません。先ほど申し上げましたように、内部人材の中で現在対応してございます。あわせて料理、調理の経験者を補充しながら、梅里苑の料理の充実を図っていきたいというふうに考えているところでございます。専門家というお話も当然ございますが、町内人材の雇用という部分についても大事な部分でありますので、現在は町内から人材を確保しているというところでございます。
 それから、雷の件でございます。22日にストップして、その後25日に県外のお客さん等含めて、宿泊の方々がいらっしゃいました、新庄まつりに来た方々含めて。その入浴を何とかして確保しなければいけないということで、ここで威力を発揮したのがチップボイラーだったわけですけれども、ただ湯量が足りないというようなことで、なかなか大勢の方が入ると濁りが出ると、そういうところのクレームというものは私ども聞いてございましたが、雷発生時の、今議員おっしゃった件については、残念ながら把握できておりませんでした。配慮という部分では、あったほうが当然いいわけでございますが、そういう天災時のいたし方ない故障という部分については、利用者の皆さんにもある程度ご理解をいただきたいものだなというふうに思ってございます。サービス業なのだから配慮をという部分は十分理解いたしますし、今後心がけてまいりたいというふうには思います。
議長(佐藤忠吉) 9番、佐藤一廣君。
9番(佐藤一廣) 充電器の問題ですけれども、今工事の関係者も決まったというふうな報告でありましたけれども、これ本当に11月のオープンというか供用開始に間違いなく進めるのですか。何か今までどうも余計な時間を費やしたというふうに私は思うのですけれども、そういう意味ではこれから絶対間違いなく11月にオープンできるのかと、供用開始できるのかということです。
 それから、まむろがわ大使です。これは、もう一名をプラスしての大使任命というようなことも考えているのではないかなと思うのですけれども、この辺のところはいかがなのですか。
 それから、梅里苑関係、課長、最後に雷の件で配慮が足りなかったと話していただきましたので、それはいいのですけれども、今後のこうした事故のあった場合の対応というか、速やかにやって、利用者に余り迷惑かけない、気持ちよく帰っていただくというようなサービス業ですから、配慮というものを高めていただかないと困るのではないかなと。当日そういった不満の声を出された方は、日帰り入浴の皆さんだというふうに聞いていますけれども、そういう意味ではそういった日帰り入浴も随分回数重ねて、何遍も何遍も利用している方が多いようなのです。そういった方をやっぱり大事にしていかないと。それからいい評判が生まれているのです、結構。ただ、このたびの雷については残念だったなというふうに思うのです。もう一度。
議長(佐藤忠吉) 町民課長、庄司喜一君。
町民課長(庄司喜一) それでは、間違いなく11月から供用開始なのかというふうなことでございますけれども、初めになぜ今までおくれたのかというふうなことでございます。これにつきましては、まず電気自動車急速充電器につきまして全国一斉に設置が始まったのですが、その認可が2カ月から3カ月、中には4カ月というふうなことで非常にはっきりしない部分があったということで、それに時間をとられました。
 それから、あと、東北電力さんからの設計ができた段階での認可にも1カ月以上かかるというふうなことで、そういう点で非常に時間を費やしたのかなというふうに思います。
 ただ、このたびは契約をいたしました。工事期間が10月31までというふうなことで業者さんのほうからも提示されておりますので、これがこのとおりいけば、特段大きな障害がなければ、この11月中には供用開始できるというふうに考えております。
議長(佐藤忠吉) 企画課長、大友美喜男君。
企画課長(大友美喜男) まむろがわ大使、もう一人ふえるのではないかというふうなご質問でしたけれども、先ほどといいますか、この趣旨、柳家小袁治師匠が真室川にゆかりがあるということで、小袁治師匠にも大使になってもらって、真室川をPRしていただきたいということで、その経費として委嘱状なり、あるいは名刺なりの需用費としてここに上げさせていただいたというようなことであります。
議長(佐藤忠吉) 産業課長、佐々木明君。
産業課長(佐々木 明) 雷の件でございますが、やはりリピーターを確保するということ、これは非常に大事なことであります。リニューアル以降、利用者がふえております。リニューアル効果はとっくに過ぎ去ったものと思いますけれども、でもふえているということは従業員の対応等々、改善されてきている部分があるというふうに私は感じております。昨年の4月から8月までの利用者と、ことしの4月から8月までの5カ月間見ても、昨年よりも2,500人多く入浴をいただいております。そういう数字からも言えるのではないのかなというふうに思っています。
 従業員のそれらの対応、ただ緊急時の対応についてどうだったのかなと。雷が落ちて、急遽お湯をストップさせなければいけないという段階のお客さんに対する従業員の対応がどうであったのか、まずそこを検証していきたいというふうに思いますし、改めて学習の場を持ちながら、統一したお客さん本意の対応というものを確立してまいりたいというふうに思います。
 先ほどサービス券の配布云々という話も出ておりましたけれども、この件については、足突っ込む前だからサービス券とか、5分入ったからないとか、非常に難しい部分もございますので、これは配慮という部分の一例として議員おっしゃったのだというふうにとらえさせていただき、今後検証と改善を重ねていきたいというふうに思います。
議長(佐藤忠吉) 以上で質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、討論を終わります。
 これより本案を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) 異議なしと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(佐藤忠吉) 日程第9、議案第45号 平成26年度真室川町介護保険特別会計補正予算を議題とします。
 質疑を行います。質疑はありませんか。2番、平野勝澄君。
2番(平野勝澄) この件で歳出の部分で見ますと、第1号被保険者過誤納付保険料還付金ということがあります。なぜその過誤納付というようなことが起こったのか。どのぐらいの人数の方にこういうことがあったのか。今後こういうことというのは、やはり起こり得ることなのかどうかという点でお答えをいただきたいと思います。
議長(佐藤忠吉) 福祉課長補佐、佐藤光宣君。
福祉課長補佐(佐藤光宣) 第1号被保険者過誤納付につきましては、所得税の修正申告による更正減や、それから死亡、それから転出などにより起こり得るものです。人数につきましては現在22名が判明しております。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 2番、平野勝澄君。
2番(平野勝澄) 今お答えありましたので、一応確認ですが、ということはこれは毎年こういうような補正が行われるということで間違いありませんか。
議長(佐藤忠吉) 福祉課長補佐、佐藤光宣君。
福祉課長補佐(佐藤光宣) 申し上げます。
 毎年起こり得ることです。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 質疑ありますか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、討論を終わります。
 これより本案を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) 異議なしと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(佐藤忠吉) 日程第10、議案第46号 平成26年度真室川町立真室川病院事業会計補正予算を議題とします。
 質疑を行います。質疑はありませんか。7番、五十嵐久芳君。
7番(五十嵐久芳) 1つだけお尋ねします。
 我々聞いたところによりますと、医師の勤務が8月で終わったようでした。その補充をやっぱりしなければならないと思うのですが、そこら辺の手だては今どうなっているのでしょうか、お尋ねします。
議長(佐藤忠吉) 病院事務長、佐藤保君。
病院事務長(佐藤 保) 8月に退職というのは、去年の8月でなくて、ことしの8月ですか。
7番(五十嵐久芳) はい。
病院事務長(佐藤 保) 確かに内科医1名から退職願が出ております。まだ町長との最終面談は行っておりませんけれども……
7番(五十嵐久芳) まだ退職していないのか。
病院事務長(佐藤 保) おります。10月末での退職願ということで出されました。本人の意思もかなりかたいようなので、難しい面はあるのですけれども、まだ町長が最終的な面談行っていませんので、その後、皆さんに報告しました。報告して了解は得ていますけれども、今現在新しい医師を探すべくして、業者に当たっておりますし、あと、現在働いておりますフリーの医師に対して診療日数をふやす等の働きかけを行っているところです。現在の女性医師については、今1日しか働いておりませんので、それを2日、3日に働いてもらえば、その分は取り返せるのかなというふうに思っています。あと、現在仙台のほうの医師と週4日来てもいいよというふうな話があるものですから、それらのほうの最終的な煮詰めを行っていますけれども、これもまだ定かではございません。今交渉を継続中ということでございます。
 以上です。
議長(佐藤忠吉) 質疑ありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、討論終わります。
 これより本案を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) 異議なしと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(佐藤忠吉) 日程第11、議案第47号 平成26年度まむろ川温泉梅里苑事業特別会計補正予算を議題とします。
 質疑を行います。質疑ありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。
    (「なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) なしと認め、討論を終わります。
 これより本案を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)
議長(佐藤忠吉) 異議なしと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
 以上をもって本日の日程は全て終了いたしましたので、本日はこれをもって散会といたします。
 ご苦労さまでした。
           (午後 2時02分)