平成30年第2回真室川町議会定例会(本会議)
            議 事 日 程(第3日目)

1.開会日時    平成30年6月20日(水)午前10時 開 議

2.開会場所    真室川町役場 議会議事堂

3.議事事件

               開 議 宣 告

             ( 議 案 審 議 )

日程第1 : 報告第 3 号 平成29年度真室川町一般会計繰越明許費繰越計算
              書の報告について               

日程第2 : 報告第 4 号 平成29年度真室川町水道事業特別会計予算繰越計
              算書の報告について              

日程第3 : 議案第36号 真室川町固定資産評価審査委員会委員の選任に同意
              を求めることについて             
             (質疑・討論・採決)

日程第4 : 議案第37号 真室川町町税条例等の一部を改正する条例の制定に
              ついて                    
             (質疑・討論・採決)

日程第5 : 議案第38号 平成29年度繰越町道名子矢の沢線矢の沢橋補修工
              事請負変更契約の締結について         
             (質疑・討論・採決)

日程第6 : 議案第39号 平成30年度ロータリ除雪車購入契約の締結につい
              て                      
             (質疑・討論・採決)

日程第7 : 議案第40号 損害賠償の額の決定について          
             (質疑・討論・採決)

日程第8 : 議案第41号 平成30年度真室川町一般会計補正予算     
             (質疑・討論・採決)

日程第9 : 議案第42号 平成30年度真室川町立真室川病院事業会計補正予
              算                      
             (質疑・討論・採決)

日程第10 : 人権擁護委員の推薦に関する議会の意見について        

日程第11 : 委員会の閉会中の継続調査について(総務文教常任委員会)   

日程第12 : 委員会の閉会中の継続調査について(産業福祉常任委員会)   

日程第13 : 委員会の閉会中の継続調査について(議会広報常任委員会)   

日程第14 : 委員派遣承認要求について(総務文教常任委員会)       

日程第15 : 委員派遣承認要求について(産業福祉常任委員会)       

日程第16 : 議員派遣について                      

       閉 会                           

平成30年第2回真室川町議会定例会会議録
招集年月日 平成30年6月20日(水)        第3日目
招集の場所 真室川町役場 議会議事堂
開会 平成30年6月20日(水) 開議 午前10時00分
出席議員 1番  佐藤栄子 2番  橋秀則
3番  佐藤成子 4番  平野勝澄
5番  菅原道雄 6番  佐藤 正
7番  欠 員 8番  大友又治
9番  佐藤一廣 10番  外山正利
11番  五十嵐久芳  
欠席議員  な  し
不応招議員  な  し
地方自治法第121
条の規定に基づき
出席した者の職・
氏名
町    長 新田隆治 副町長 井澤能之
教育長 門脇 昭 総務課長 佐藤和弥
交流課長 海藤直明 建設課長 佐藤信和
農林課長 大友美喜男 町民課長 庄司喜一
福祉課長 橋秀一 会計管理者 庄司利彦
教育課長 八鍬重一 病院事務長 柿崎隆志
農委事務局長 大友美喜男 代表監査委員 鈴木謙一
農業委員会会長 橋清美  
職務のための出席者 議会事務局  佐藤久和   加藤清美
総務課  阿部健一   阿部一彦
会議録署名議員 10番  外山正利   1番  佐藤栄子
閉     会 午後1時18分

                                   (午前10時00分)
議長(五十嵐久芳) おはようございます。
    ただいまの出席議員は10人であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成30年第2回真室川町議会定例会を開会いたします。
    直ちに会議を開きます。
    それでは、議事日程に従いまして会議を進めます。

〇議長(五十嵐久芳) 日程第1、報告第3号 平成29年度真室川町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について

〇議長(五十嵐久芳) 日程第2、報告第4号 平成29年度真室川町水道事業特別会計予算繰越計算書の報告についての2件については、本定例会の初日に報告がありましたが、本案件は地方自治法第180条第2項の規定によるものであり、議決事項ではありませんので、報告のみといたしますので、ご了承願います。

議長(五十嵐久芳) 日程第3、議案第36号 真室川町固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を求めることについての件を議題とします。
    質疑を行います。質疑はありませんか。2番、橋秀則議員。
2番(橋秀則) この方についてのこの人事に対しての件では直接ではございませんけれども、この町固定資産税評価委員会という組織ですけれども、これは地方税法によって定められ、町に条例また規定を設けて活動されている組織と認識しておりますけれども、年間どのぐらいの活動回数といいますか、これは基本的に定められた固定資産税に対して不服の申し立てとかあったときにこれは仲介になる、そういうものと私認識しておりますけれども、まずそれで正しいのか。
    あとは、現在3名ぐらいだと思いますけれども、何名、町で定められた定員があるのか。
    あとは、この活動に対して報酬なり費用弁償等が発生しているのか、この3つについて伺います。
議長(五十嵐久芳) 庄司町民課長。
町民課長(庄司喜一) 3点についてお答えします。
    最初に、第1点目ですけれども、議員おっしゃるとおり、固定資産税、毎年1月1日の時点での取得者に対しまして評価をいたしまして、5月から固定資産税納入、納付いただいておりますけれども、それに対しまして不服があった場合、申し立てる期間といたしまして、この評価委員3名いらっしゃいますけれども、その方々が審査をして、それに対して回答、その審査結果をその申し立てした方に通知するというふうな、そういう流れになっております。年間、現在私になってから、それから私の前担当者からの引き継ぎでもまだ不服申し立てがあったということは聞いておりません。それで、1年に1回、町の評価につきまして研修会をしております。集まっていただいて、年1回ということで、ことしはこのぐらいの固定資産の税が集まるとか、今評価はこのぐらいだというのを役場で勉強会ということ。そして、ことしの審査会は、固定資産の評価委員で現地に赴いてみようということです。たまに外にでも行って、実際土地、それから建物につきまして皆さんで勉強してみましょうということで、ことしは外に行って現地でその評価を一緒になってみましょうという、そんなことをことしは予定しております。それが1点目でございます。
    それから、定数でございますけれども、地方税法で3名以上というふうなことで、町では3人というふうな、そんな規定にしております。
    それから、報酬につきましては町の報酬、条例がございます。日額2,000円でございます。これは、委員長も委員も同額の2,000円というふうになっております。
    以上でございます。
議長(五十嵐久芳) ほかにご意見ありますか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、質疑を終わります。
    これより討論を行います。討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、討論を終わります。
    これより本案を採決いたします。
    本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、本案は原案のとおり同意されました。

議長(五十嵐久芳) 日程第4、議案第37号 真室川町町税条例等の一部を改正する条例の制定についての件を議題とします。
    質疑を行います。質疑はありませんか。4番、平野勝澄議員。
4番(平野勝澄) この改正については、これまでの救急用の車に加えて巡回診療の車、患者輸送の車、血液事業の車、救護資材運搬の車、これらを課税対象から外すということで、これは私は評価できるなと思っているのですが、我が町について言えば対象になる車が何台あり、税収への影響はいかほどあるかということをお聞きしたいと思います。
議長(五十嵐久芳) 庄司町民課長。
町民課長(庄司喜一) このたびの税の改正に係る分は、日本赤十字社が所有する自動車でございます。ということで、町には赤十字から寄附を受けているものとかはあったのですが、今現在所有する自動車はございません。
議長(五十嵐久芳) ほかに質疑はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、質疑を終わります。
    これより討論を行います。討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、討論を終わります。
    これより本案を採決いたします。
    本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(五十嵐久芳) 日程第5、議案第38号 平成29年度繰越町道名子矢の沢線矢の沢橋補修工事請負変更契約の締結についての件を議題とします。
    質疑を行います。質疑はありませんか。6番、佐藤正議員。
6番(佐藤 正) この提案理由の中にPCBの塗装が含まれていたということで、この分について変更というふうになっていますが、矢の沢橋ではなくて、これからもほかの地区でも橋を補修工事をするわけなのですが、どのぐらいこういうPCBを含んだ橋があるのでしょうか。矢の沢橋だけではないと思うのですが。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) 橋梁の補修工事でありますが、現在矢の沢橋、あと完了しましたが、小又橋、及位橋の補修を行っております。PCBの含有につきましては、昨年工事発注後に厚生労働省のほうからPCB、鉛、クロムなどの有害物質を含んだ塗料の剥離の改正ということで国交省のほうに通知ありまして、それによって塗膜の剥離の工法を変更したところであります。この後、詰田沢橋とか谷地の沢橋等、また補修工事入りますが、その都度含有試験を行いまして、PCB等有害物質が検出されたものについては処分の方法を変更しながら施工していきたいというふうに考えております。
議長(五十嵐久芳) 佐藤正議員。
6番(佐藤 正) これからつくる橋についてですが、これはもう当然PCBの塗装を使わないというふうになっているのでしょうか。ちょっとそこもお聞きしたいと思います。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) これから建築するとすれば、当然そういうPCB等の有害物質は入っていない塗料を使用します。
議長(五十嵐久芳) 9番、佐藤一廣議員。
9番(佐藤一廣) 課長の答弁で、説明でよくわかりましたけれども、この処分というのはやっぱり健康を害するという観点から処分をするのだということだと思うのです。契約金額で860万ということは多大な出費になるわけです。処分方法というのは、どのようにやるようになっているのですか。その辺をしっかり教えてください。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) 国交省からの通達によりますと、処分方法について有害物質が検出されたものは特別管理産業廃棄物と指定されます。この特別管理産業廃棄物につきましては、一般の廃棄物処理場では処理が行えないものでありまして、今回処理を委託したのは秋田県にあります業者の特定処分場ということになっております。
議長(五十嵐久芳) 佐藤一廣議員。
9番(佐藤一廣) 課長、もう少し細かく。例えば何キロとか何グラムとかってあるでしょう。これだけの経費使うわけですから。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) 矢の沢橋につきましては、塗膜の除去工ということで、面積としまして840平米の処理を行っております。産業廃棄物の処理につきましては1,590キログラム、あとそれに伴いまして運搬もありますので、増嵩となりました。
議長(五十嵐久芳) 10番、外山正利議員。
10番(外山正利) 今後も橋梁のいわゆる補修があるわけでありますけれども、このPCBについて今後の入札に入るときに、もうこういうものを含めたもので入札に入っていくのか、今回のような契約変更というようなことではなくて、もう事前に調べて、そういったものを含んだ入札にするのか、そのほかちょっとお伺いしておきたいと、こういうふうに思います。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) 今後の補修につきましては、事前に含有試験を行った上で積算をしまして発注をかけたいというふうに思っております。
議長(五十嵐久芳) 8番、大友又治議員。
8番(大友又治) PCBがこれを処理するに867万、それで増嵩になっているわけですよね。1億の当初工事費、860万の増嵩になっている。先ほど同僚議員からもありましたが、増嵩の主な内容、例えば塗料を剥がすわけです、塗りかえをするわけですから。だから、それは塗料を剥がす段階でPCBが見つかったということなの、それとも各橋梁の補修をするときは塗料にPCBが含まれているかどうかを必ず検査しないといけないかどうか。先ほどまだこれから橋梁は100以上あるわけですから、それから長寿命化計画で、例えばこれ順次やっていくわけです。そうすると、これから塗装を塗りかえするようなところがあると、もしその中に入っているかどうかというのは実際に分析しないとわからないわけでしょう、その塗料を。その辺のところが1点と、これを塗料をそのままにしておいて健康被害というのは、このPCBの取り扱いというのは30年間ぐらい何かうやむやになっている。前にもコンデンサーだとか、それから教育課の何かも前に過去にちょっと聞いたようなことがあるのですが、非常にうやむやな処理だったように思うのですが、今後これから発生するだろうとも、その都度こうやって検査をしながらあるかどうか。ないからこの工法でいい。それで、だからそれを発注前に、先ほど同僚議員からも出ましたが、発注前にPCBが含まれているかどうかによって、もう必ずこの処理がお金かかるわけですよね。そして、工法的にもその塗料を剥がす工法がまるっと違ってくるわけですから、だから発注前にそれがここの塗料に含まれているかどうかというのはすることができるのではないか、その辺どうですか。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) 剥離の工法の変更につきまして、平成29年の11月に厚生労働省のほうから国交省のほうに通達があり、その後、県、市町村というふうに通知がありました。このたびの矢の沢橋につきましては、既に発注しておりましたことから、工法の変更ということで積算のし直し等を行ったところであります。
    今後、長寿命化等で塗装工をしていく場合につきましては、当然事前に含有試験を行った上で、その後積算をしていきたいというふうに考えております。
議長(五十嵐久芳) 大友又治議員。
8番(大友又治) 真室川の町内の橋にPCBが含まれたので塗装していても、直接的な、例えばこれ発がん性物質もそうですし、いろんな健康被害になるというの、これは直接的にはないということですね。まず、剥がすときに注意をするだけで、塗っているものを別になめたりするわけではないので、直接的な健康被害は、まず塗料を塗られてもそれはない、そこをまず確認です。
    それから、これから必ずやるときには、これは通達によって含まれているかどうか事前に発注をできるような体制をとっていくということですね。はい、わかりました。
議長(五十嵐久芳) ほかに質疑はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、質疑を終わります。
    これより討論を行います。討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、討論を終わります。
    これより本案を採決いたします。
    本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(五十嵐久芳) 日程第6、議案第39号 平成30年度ロータリ除雪車購入契約の締結についての件を議題とします。
    質疑を行います。質疑はありませんか。1番、佐藤栄子議員。
1番(佐藤栄子) このたび購入されるこの機械は、どのような路線のところを除雪するために購入されるのかご説明をお願いいたします。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) このたび購入するロータリ除雪車につきましては、真室川地区を除雪しております幅2.2メートルの除雪車となります。路線につきましては、幅2.2ということで、真室川地区の路線、例えば木の下高沢線でありますとか。
                (何事か声あり)
建設課長(佐藤信和) どの辺というと……
議長(五十嵐久芳) ある程度の路線を聞きたいのではないかなと思います。
建設課長(佐藤信和) 東町の国道の路線とか、そういったところになるかと。
議長(五十嵐久芳) 大体全域だな。佐藤栄子議員。
1番(佐藤栄子) 路線を指定したのがちょっと間違いだったかと思いましたけれども、私どもの住んでいる地区で座談会がありまして、そこの席上で小学生の通学に支障の来さないような除雪をという意見が出てまいりましたので、こういうふうにまた1機新しくふえたのであれば、やはり今年度の除雪にもそういう地域からの声に対応できるような除雪ができると私も信じておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
    以上です。
議長(五十嵐久芳) 答弁必要ですか。
1番(佐藤栄子) 答弁、ではいただきます。お願いいたします。
                (何事か声あり)
1番(佐藤栄子) ふえた……
                (「更新」の声あり)
1番(佐藤栄子) 更新ですか。
議長(五十嵐久芳) 更新だ。
1番(佐藤栄子) わかりました。でも……
                (何事か声あり)
1番(佐藤栄子) オペレーターもプラスですよね。更新だから。
議長(五十嵐久芳) 栄子議員、要するに学校通学路の除雪、通学時間前に除雪をお願いしたいと、こういうような趣旨ですな。
1番(佐藤栄子) 私にはそこまで言いませんでしたけれども、それを含んだ上の新規購入ですので、よろしくお願いしたいなということです。
    以上です。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) 冬期間、小学生といいますか、の通学路の確保につきましては、オペレーターのほうで通学に支障のない範囲で時間帯に除雪できるような体制で今年度もやっていきたいと思っております。
議長(五十嵐久芳) 5番、菅原道雄議員。
5番(菅原道雄) 今同僚議員の質問の中で2.2メーターのロータリを購入すると、更新であるというふうな説明でありましたが、今現在町が所有されているロータリ車の種類と台数、これをまず最初に聞きたいというふうに思います。
    それから、この入札率、何%ぐらいだったのか、その辺のところも含めて聞きます。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) 当町にはロータリ、グレーダ、ドーザの除雪機を配備しておりますが、ロータリ除雪車につきましては15台、うち歩道用の幅員の狭い除雪機が2台です。グレーダが1台、ドーザが6台と、全部で22台所有しております。
    もう一点、落札率でありますが、92.1%でありました。
議長(五十嵐久芳) 菅原道雄議員。
5番(菅原道雄) それで、歩道用が2台ということでありますが、ロータリ車、これ今2.2メーターの幅のやつということでありますが、1.8メーターのやつとか、そういう幅の種類がありますね。その辺の種類も含めて、どうですか。何台になりますか。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) ただいま幅員で集計したものがございませんので、後ほど答弁させていただきたいと思います。
議長(五十嵐久芳) 菅原道雄議員。
5番(菅原道雄) ロータリ除雪車購入して町民の道路を確保するということは非常に大事なことであります。そしてまた、同僚議員のほうからもありましたが、小学生の通学、それから中学生も含めてですが、この通学時間帯の除雪というのは非常に危険を伴うものでありまして、やはり滑って転んだりしたら、何年か前には大蔵村で児童がロータリに巻き込まれてけがをしたという事件もありました。やはりそういうことのないように、これは配慮しながらやっていただきたいというふうに思います。
    それから、ロータリ車が今幅等を聞いたのは、1.8メーターとか2.2メーターによって集落内の除雪が入れるところ、入れないところがあって、2.2メートルのやつが来たら何時間後に1.8メーターが来たというようなちょっと効率の悪い除雪をやっているところもあるようでありますので、その辺のところを十分検討できるような機種体系にしていただきたいというふうに思っております。その辺の考えはどうでしょうか。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) 最初に、質問のありました幅員ごとの台数であります。申し上げます。幅2.6メーターが10台ございます。幅員2.2メーターのものが3台ございます。幅員1.8メートルのものが1台、幅員1.5メートルのものが1台、ロータリにつきましては15台となっております。
    除雪の安全につきましては、除雪期の開始時にオペレータ等に安全の講習を行っておりまして、十分安全確保に努めるようにというふうなことでやっております。
    あと、効率の悪い除雪体系ということでありますが、オペレータのほうと調整しながら、お話を聞きながら、どうしたらもう少し効率のいい除雪体制ができるのかということを検討してまいりたいと思います。
議長(五十嵐久芳) 2番、橋秀則議員。
2番(橋秀則) この契約相手の業者ですけれども、これは以前にもここから購入したという経歴のある業者なのか。メンテナンスは、これ会社寒河江になっていますけれども、寒河江でやるのか、新庄あたりの業者でやるのかという部分です。
    あと、メーカーですけれども、いろいろなメーカーあるわけです。これ除雪のオペレータの話によると、それぞれのメーカーで癖というか、個性があるようでして、例えばあるメーカーはエンジンかけて暖機運転をやっぱり最低15分しないと油圧の回りが悪いとか、そういう点をオペレータはよく話をしておりますけれども、そういうオペレータの使う方々の意見を聞いての、そういう配慮をしてのこのメーカーの購入になっているのかについて伺います。
議長(五十嵐久芳) 佐藤建設課長。
建設課長(佐藤信和) このたびの入札、契約の相手方、寒河江重車輌につきましては、前にも契約をやっている業者であります。
    除雪車のメーカーにつきましては、今手持ちの資料ございませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。
議長(五十嵐久芳) ほかに質疑ありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、質疑を終わります。
    これより討論を行います。討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、討論を終わります。
    これより本案を採決いたします。
    本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(五十嵐久芳) 日程第7、議案第40号 損害賠償の額の決定についての件を議題とします。
    質疑を行います。質疑はありませんか。9番、佐藤一廣議員。
9番(佐藤一廣) 長年の懸案でありましたこの医療事故、決着したというふうに私は理解するのですけれども、これで全て終わったということの理解でよろしいのですか、事務長。
議長(五十嵐久芳) 柿崎病院事務長。
病院事務長(柿崎隆志) この件に関して、この件というのは、この医療事故に関してについては本日付で示談書も結ぶ予定にしておりまして、本日で決着をつけるというふうに考えております。
議長(五十嵐久芳) 1番、佐藤栄子議員。
1番(佐藤栄子) 今回の件につきまして山形新聞のほうに記事が掲載されております。そのことによって多くの方がこの事実を理解したと思いますので、これからの病院運営に対してもやはり風評被害なども出てくるのではないかと想像するところもありますので、その面も考えた上でこれからの病院の運営などをよく頑張ってやっていただきたいと思います。
    以上です。
                (「質問」の声あり)
1番(佐藤栄子) 質問ね。済みません。ということを前置きにしまして、この件につきましては何年か前から私も話を聞いておきましたので、もう少し早い対応で決着をしていただけなかったのかなということを感じていますので、そのあたり被害者のほうからどのようなことがあったのでしょうかということを伺います。
議長(五十嵐久芳) 柿崎病院事務長。
病院事務長(柿崎隆志) 以前も少しお話はさせていただきましたけれども、やはりこのたびの対応といたしましては損害額の金額を決定するに当たりまして、当院加入の医師賠償責任保険のほうの保険会社の回答をずっと待っていたということで、非常にその回答が長引いてしまったということで、被害者のほうにも随時説明をしながら、了解を得ながら示談を重ねてきたわけでございますけれども、どうしても苦しいということで、約1年前になりますか、部分払いもさせていただきながら示談をずっと重ねてきたわけでございます。本人、被害者には随時了承をいただきながら進めてきたというふうに思っております。
議長(五十嵐久芳) 10番、外山正利議員。
10番(外山正利) 示談まで来たというようなことについては大変喜ばしいことだと私思うのですけれども、損害賠償が500万ということですけれども、これはこれで弁護士とも相談しながら決まった額だと、これは私も理解をするのですけれども、ただあと内部の、被害者の方はこれで私はいいのだと思うのですけれども、あるいは病院なり町の内部でいわゆる医療費、たしか私の知っている範囲では医療費については払っていないというようなことを私聞いておるのですけれども、この医療費の処理の仕方をどういうふうにするのか、それちょっとお伺いしておきたいと、こういうふうに思います。
議長(五十嵐久芳) 柿崎病院事務長。
病院事務長(柿崎隆志) ご本人の医療費につきましては、これもご本人から同意をいただいておりまして、平成30年の5月分の医療費までは請求しないと。6月1日から、6月以降の医療費については通常どおりご本人からお支払いいただくという内容で同意をいただいているところでございます。
議長(五十嵐久芳) 外山正利議員。
10番(外山正利) ですから、今までかかった部分については医療費は取らないということでしょう。ですから、その医療費取らないということは、医薬とかいろんな費用かかっているわけですから、この取らない部分の処理をどうやるのですかというのが私の質問です。
議長(五十嵐久芳) 柿崎病院事務長。
病院事務長(柿崎隆志) 失礼いたしました。毎年1度、3月になりますけれども、税で言えば不納欠損といったような処理になりますが、病院会計の場合特別損失処理をさせていただきまして、請求しないと、いわゆる病院で全て持ちますと、とにかく医療費は6月1日から通常のお支払いでお願いしますというふうにさせていただく予定としております。
議長(五十嵐久芳) 外山正利議員。
10番(外山正利) こういう案件の、私会計の専門家ではありませんから、ちょっとわかりませんけれども、こういう案件の中でいわゆる不納欠損扱いというのが本当に正しい処理の仕方なのかなと、こういうふうに私ちょっと疑問に思うのですけれども、ちょうど代表監査もおりますので、代表監査の意見なんかもちょっとお伺いしておきたいなというふうに思います。
議長(五十嵐久芳) 鈴木代表監査委員。
代表監査委員(鈴木謙一) 今病院事務長からお話ありましたように、税であれば、本来であればやっぱり不納欠損というような状況になろうかというふうに思います。そして、会計上、企業会計という部分でございます。これについては、やっぱり特別欠損というような取り扱いの中で会計処理を行うのが妥当だというふうに私は認識しているところでございます。
    以上です。
議長(五十嵐久芳) ほかに質疑はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、質疑を終わります。
    これより討論を行います。討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、討論を終わります。
    これより本案を採決いたします。
    本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、本案は原案のとおり可決されました。
    先ほど39号で留保されていた問題があります。佐藤建設課長よりご答弁をお願いします。
建設課長(佐藤信和) 先ほどの橋秀則議員からのメーカーについての質問でありますが、日本除雪機製作所というメーカーのものであります。当町15台のロータリの中で13台このメーカーのものを所有しております。操作性につきましては、特に配慮ということはしておらず、価格で入札をしているところであります。

議長(五十嵐久芳) 日程第8、議案第41号 平成30年度真室川町一般会計補正予算の件を議題とします。
    質疑を行います。質疑はありませんか。4番、平野勝澄議員。
4番(平野勝澄) 議案書の8、9ページに歳出の部分でお聞きをします。
    1つ目が2款1項叙勲受章祝賀会経費というものがあります。決して高額というわけではありませんが、以前井上町長の時代にも申し上げたことありますけれども、こうした祝賀会に公費を入れることについて町民からの批判があるということを申し上げました。それ繰り返しませんけれども、これについてそういう批判等あるということを念頭に、ぜひ町長に座談会等で意見の聴取を行い、見直しの検討をしていただけたらなということを考えております。そういった考えがあるかどうかというのを1点と、それから例規集ちょっと見てきましたが、これにかかわるようなものは私はちょっと発見できなかったのですが、何かそういった定めが既にあるのかどうか、それをまずお聞きします。
    それから、2点目です。2款1項の総務管理費、5目の交流促進事業費の指定管理者制度導入事業経費、これ350万円と今回の補正の支出の中では最も大きいものになっておりますが、この内容を具体的にお知らせ願いたい。
    それから、3款2項3目の認定こども園支援事業費、町外私立保育所入所委託料となっております。これもどういう事情でこういったものが発生したのかということをお知らせ願いたい。
    最後に、4款1項、今も話題になりましたが、病院の事業会計交付金200万円とあります。これは、後で病院事業会計の補正もありますが、要するに今回の賠償金の原資になるお金です。そこでお聞きしたいのは、今回保険会社からの出費もあるわけですが、そこ保険のほうでもうちょっと見てもらうということは不可能だったのかということをお聞きしたいわけです。今回全体500万円のうち、ここで一般会計から200万円を出さなければならないということになるわけです。保険のほうの査定といいますか、約款上例えば限度額あるいは免責金額の定めがあって、それ以上出せないということだったらやむを得ないのですけれども、後遺障害認定に伴っての損害額査定でこういう金額とならざるを得なかったということであれば、この経過にもありましたとおり弁護士の見立てだと法定での争いになればやはり500万円までいくということがあるのであれば、その事情も伝えながら、保険会社にもうちょっと出していただくような養成をすることは不可能だったのかどうか。
    以上、4点になります。いかがでしょうか。
議長(五十嵐久芳) 新田町長。
町長(新田隆治) では、1点目の叙勲関係の表彰というか、祝賀会経費、これは十分承知はしております、内容ですね。ただ、ご批判はどういうご批判なのかについては承知はしておりません。前に、いわゆる前は飲食相当というような文言があって、そのことに対してのご批判というふうに私は当時は受け取っておった時期であります。私個人と申しますか、当時総務課時代からやはりこの叙勲を受けられた方で実行委員会ということで祝賀会を開いてくれるような組織というか、人脈と申しますか、グループもしくな名乗り出てくれる方々がいらっしゃる方はそれでよろしいかと思っておったところです。ところが、なかなかそういう人もいないということ、でも叙勲の内申に当たっては町が行ったものもありますし、それぞれの組織、県、国が直接委員会などを通して申達したものもございますので、そういった方々をしてくれる方がいないからといって顕彰できないということは非常に私としては不公平とまでは言いませんけれども、それはないだろうなと。やはりそういう人に、場合、人によって祝賀会を開いたりしたいのだけれども、できなかったりというようなことがあってはまずいのだろうということで、やっぱりこれはこれまでのご尽力、その仕事の職務の内容というのは広く町民に対しての貢献であったわけですから、これは町が責任を持ってやるべきだろうということで、当時は始めたものであります。その後に飲食費にまでついて支出があったと、足りない分です。会費をいただいておりますけれども、その足りない分について公費支出についてはまずいだろうというお話を伺ったことは事実でありますし、私も認識をしております。今回の部分につきましては、それは祝賀会と申しますか、それに係る印刷費、パンフレットの印刷費とか写真とか、そういった部類のものでありまして、飲食費については一切入ってございませんし、当人のお返しの品というものについても入っていない状況であります。したがいまして、これについては実行委員会形式はとりますけれども、やはり私が発起人となって、私って町長が発起人となってやっぱり広く皆さんから顕彰してもらう必要があるだろうと。それに対して皆さんにお渡しする資料とかその貢献の内容を来てくれた方々にお示しするとともに、さらに広報でもお知らせするということについては私は問題はないのではないかなという認識を持っているところであります。
議長(五十嵐久芳) 海藤交流課長。
交流課長(海藤直明) 2点目のご質問、指定管理者制度導入経費委託料350万の事業概要についてご説明申し上げます。
    この案件につきましては、平成30年度施政方針並びに平成30年度当初予算概要説明書の主要事項の概要で説明をさせていただいているところでございます。総務省が推奨しています地方行政、地域の創造、地方の再生メニューの中に、地域おこし協力隊、集落支援員、復興支援員、外部専門家、地域おこし企業人に関するプログラムがあり、今般取り組もうとしていますのは地域おこし企業人プログラムでございます。
    詳細について申し上げますと、3大都市圏に勤務する民間企業の社員がそのノウハウや知見を生かし、一定期間地方公共団体において地域独自の魅力や価値の向上等につながる業務に従事することで、地方圏への人の流れを創出することを目指しているもので、最長3年間の事業プログラムとなっております。自治体としましては、民間のスペシャリスト人材を活用して地域の課題解決に取り組むことができ、一方民間企業としましては人材の育成、キャリアアップを図れるというそれぞれのメリットがある事業となっております。人材受け入れに要する経費は、特別交付税措置されることになっております。本町では、この事業を取り組むに当たり、総務省の関連企業である移住・交流推進機構、通称JOINと言いますが、JOINのポータルサイトを通じ、梅里苑の指定管理者制度導入に支援いただける企業を募集させていただきましたところ、今般東京都に本社がある1企業より応募がありました。当該企業は、指定管理者制度に関するコンサルティングや外郭団体の経営改善を中心とした経営コンサルティングを主な業務としており、本町が目指しますまむろ川温泉梅里苑の指定管理者制度導入に大きく寄与されるものと期待しているところでございます。
    以上、ご説明申し上げました。
議長(五十嵐久芳) 八鍬教育課長。
教育課長(八鍬重一) 3点目の町外私立保育所入所委託料にかかわる事情の関係でありますが、これは町内の年中の児童お一人が新庄市内の私立の保育園に入所をするということになったための処置であります。年中児さんでありまして、当初保育の必要な認定性については町が認めるという仕組みになっております。それについて保育の必要性があるというふうに町として認定しました。その次に、施設を選ぶという段に入ります。利用調整と申し上げていますが、その段階で町内にある施設の預かりの時間の開始の時間の関係で、本町のこのお子さんについては保育所希望の方だったのですが、7時半からというふうにしております。ですが、当該児童の保護者については家庭の事情あるいは勤務の都合上、7時からの預かりにしていただきたいという申し出希望があったのですが、所内体制いろいろ検討したのですが、なかなか困難だという結論に至り、町外、市外ですが、市外施設との調整を図り、とある施設で受け入れ可能だという調整がつきましたので、その場合私立の保育所については委託というような仕組みになっております。それで、保育を委託するという制度によりまして、今般補正という形をとらせてもらうことになった次第であります。
議長(五十嵐久芳) 柿崎病院事務長。
病院事務長(柿崎隆志) 病院事業会計交付金についてですけれども、議員おっしゃるとおり200万円の差があるということなのですけれども、事情といたしましては今回の当院の手術の前に相手方が別の障害をお持ちであったという説明は先日いたしたところですけれども、その手術前の等級がやはり問題になるという連絡を受けまして、保険会社のほうで調査したようでございます。調査結果がいわゆる医療、このたびの当院での事故の障害程度よりも重かったですという結果が出ましたということで、障害程度は重くなっていませんということで、もうこれ以上、300万円以上はお支払いできませんと。この件につきましては、その話1回だけではなくて、当然先日全員協議会の資料にも掲載いたしましたけれども、保険会社のほうとも交渉を重ねております。最終的に2回目、またやっぱり同じ300万円の再提示ということで、4月6日に最終の提示を受けたという経過になっております。
議長(五十嵐久芳) 平野勝澄議員。
4番(平野勝澄) 初めの3点については納得いたしました。
    それで、病院のほうのことですが、こちらでの手術、今回の原因とされる手術以前の障害が手術後の障害よりも等級が上だと認められると。ただ、その場合であっても、仮に裁判などの争いの場合に損害賠償額の認定額が上がる可能性があるとすれば、保険会社でもうちょっと持ってもらうということが考えられないのかなという、そういう保険会社との交渉の中身なのですけれども、保険会社はそういう判断には立たなかったということでしょうか。
議長(五十嵐久芳) 柿崎病院事務長。
病院事務長(柿崎隆志) 保険会社のほうとしては、もう算定基準は今説明したとおりと。とおりというか、もう一つつけ加え忘れましたけれども、障害といっても部位が違うのでございます。このたびは説明したとおり、当院での事故は足に障害を与えてしまいましたという説明をさせていただいておりますが、医療事故の前の障害というのはいわゆる違う部位に受傷しておったということで、何度も協議は重ねたのですけれども、保険会社のほうとしては、いや、障害等級でのみ判断させていただきますと、それ以外であれば、あとはもう裁判でも何でもということで、そういう回答がございましたので、もうこれ以上時間をかけるわけにはいかないということで、このたび上程に至ったわけでございます。
議長(五十嵐久芳) 5番、菅原道雄議員。
5番(菅原道雄) 私のほうからは、6款の農業総務費の中に森林トロッコ列車の修繕費が125万ありますね。これの内容と、125万というと結構大きな金額なので、この内容と、それから10款の社会教育総務費の中に連合婦人会の補助金というのが104万8,000円ありますね。これは、当初予算でもたしか50万の補助金が婦人会には出ているというふうに認識しておりますが、なぜこの追加の補助金が出るのか、その内容等について説明願います。
議長(五十嵐久芳) 海藤交流課長。
交流課長(海藤直明) 1点目の森林トロッコ列車修繕料125万円の詳細についてご説明を申し上げます。
    5月1日定期運行開始に向け、まくら木200本交換等の軌道修繕、トロッコ車両車輪の交換等を行い、4月29日に最終確認の試運転を行わせていただきました。その際、運転手が線路上にすりこぎ状の長さ30センチ、直径3.8センチメートルの鉄柱を発見しました。詳細について確認しましたところ、トロッコ客車と台車を接続するセンターピンであることが判明しました。原因は、経年劣化による金属疲労と思われます。すぐに業者に対応を依頼しましたが、ゴールデンウイーク中ということもあり、会社や関連企業も休みということで、すぐ対応できない旨の回答がありました。修繕には相当の金額や労力を要することや、そのまま予定どおり運行を開始するには安全、安心の確保という面から不適切であるという判断をさせていただき、修繕前の運行を断念したところでございます。その後、新潟の業者に既決予算内での修繕を依頼し、完成させていただき、5月26日から運行を開始させていただいたところでございます。
議長(五十嵐久芳) 八鍬教育課長。
教育課長(八鍬重一) 2点目の連合婦人会の補助金の関係であります。
    内容につきましては、観梅会あるいは真室川まつり等のパレードで婦人会の皆さんが踊りの中心になって活躍していただいているわけなのですが、その際使用する衣装、浴衣と帯の購入に関する補助金であります。50着相当分でありますが、その整備するための事業のための補助金であります。
    なぜ補正かという関係でありますが、現在婦人会の会員については180名ほどいるというふうに聞いております。ですが、近年会員数の減少あるいは高齢化等ということで、婦人会の会員そのもの自体が減少してきているということとあわせて、踊り手になれる婦人会員も少なくなってきているというのが実情であります。去年あたりの真室川音頭等のパレードであっても数十人といいますか、かなり規模が小さくなったのではないかなというふうな感想を持たれた町民がたくさんいるということであります。それで、観梅会あるいは真室川まつりでの音頭パレード、これは婦人会の活動としても中心的な社会的認知を獲得してきた活動でありますが、衣装として使っております浴衣につきましては木綿製のもので、約30年ほど継続して使っておりまして、相当劣化が進んでいるという状況にあります。これ以上パレードでの踊りの担い手を減らすわけにはいかないということで、何とかことしの夏のお祭りに合わせて衣装を更新をして、踊りの担い手、ひいては婦人会の活動が低下しないように緊急的に応援をしてもらいたいというようなことが団体から要望がありまして、このたびの6月補正、そして8月の事業に間に合わせられるようにというふうになった事情でございます。
議長(五十嵐久芳) 菅原道雄議員。
5番(菅原道雄) トロッコ列車もかなり年数が経過している車両でありますから、いろいろと修繕はかかると思いますが、これから一つのあそこの梅里苑の目玉としてやはり今運行しているわけですから、子供たちもやはり楽しみにしている子供たちもたくさんいますので、ぜひ安全な運行を心がけられるように整備をすることを要望しておきます。
    それから、婦人会等の活動についても、やはり昨年度真室川音頭パレードなんかを見ましても、かなり少なくなっているというのはやはり町民が見に来て思っているところだろうというふうに思われます。そんな中で多分前から要望があったのだろうというふうに思いますので、こういうことは補正でなくて、やはり当初からもうちょっとちゃんとした対処をすべきだろうというふうに思っております。やはりその辺のところをこれから予算編成等いろいろ町民からの要望等、団体からの要望あった場合には、やはりそれはもうちょっと早目に対処できるような体制をとってできるようなことを要望して、終わります。
議長(五十嵐久芳) 10番、外山正利議員。
10番(外山正利) 款項目の2の先ほども同僚議員がありましたけれども、交流促進事業費のいわゆる梅里苑の指定管理者制度、梅里苑だけではないのかな。指定管理者制度導入事業経費というようなことであります。これは、特に梅里苑の関係については町長も来年度から指定管理者制度の方向に行くと、こういう方向性を示しております。今年は、それのいわゆるスムーズな指定管理者制度に行くための取り組みを今年度やると、こういうことなのですけれども、この350万というのは、意味合い的なものは交流課長の答弁でわかるのですけれども、これからこういう予算を盛ってどういう取り組みを今年度やっていくのか、それ1点と、それからあとスケジュール的にもう来年度からということになれば、どの辺までで結論を出して議会のほうに示していくのか、その辺のスケジュール的なものを持っていればちょっとお考えを知っておきたいと、こういうふうに思います。
議長(五十嵐久芳) 海藤交流課長。
交流課長(海藤直明) 指定管理者制度導入に向けての今後のスケジュールということでございますが、担当課内でのまだ現場での予定でございます。
    本日の予算可決を受けまして、当該企業と業務委託契約を予定してございます。その後、施設の現状把握と問題点の調査、そして仮称ではございますが、指定管理者制度導入検討委員会の設置及び開催を予定しております。その後、指定管理者制度募集要項、施設の概要、業務基準仕様書の作成に入り、できれば9月議会に向けて条例の一部改正を行いたいというふうに考えてございます。その後、工事と業務協議開始を受け、早ければ31年度中の導入に進めたいというふうなことで、その後当該企業とは施設の運営サポートを行っていただきたいというふうに考えてございます。
議長(五十嵐久芳) 外山正利議員。
10番(外山正利) スケジュールとかプロセスについてはわかるのですけれども、このいわゆる契約する会社、もうちょっと詳しく説明してもらう。どんなことをやる会社と委託するのか、ちょっとわからないですよね。ちょっと聞かれても、私も町民から聞かれても答弁できませんので、もうちょっと詳しく説明していただけますか。
議長(五十嵐久芳) 海藤交流課長。
交流課長(海藤直明) 今般業務契約を結ぼうとしている会社は、主に先ほども若干申し上げたのですが、指定管理者制度に精通しているという会社でございまして、特にコンサルティングを専門にしている会社でございます。全国的にも実績がございまして、当該会社企業と今後指定管理者の導入についての事務補助といいますか、サポートをしていただくというふうに考えてございます。企業の内容については、まだ決定でございますので、公表できないところもあるわけでございますが、総務省のこの事業を使いまして、長ければ3年間サポートしていただくという予定でございます。
議長(五十嵐久芳) 外山正利議員。
10番(外山正利) 特に梅里苑の指定管理者制度については、やっぱり町民もかなり関心の高い部分でありますから、やはりもうちょっと町民もわかりやすいような説明がやっぱり必要なのかなというのを今の答弁聞いていて、いわゆる端的に言えば経営コンサルタント的な会社だというようなことになるのですけれども、でも3年間サポートするというようなことでありますから、その経営コンサルタントあるいはこれから指定管理を受けようとする法人になるかどうかわかりませんけれども、そういったところとの整合性というのはこの3年間という中で果たしてうまくアドバイスできるのですか。指定管理者制度入れるとき、どこの自治体もやっぱりこういうコンサルタントの意見を聞きながらやっているのですか。その辺のことをちょっと最後に聞いておきたいと思います。
議長(五十嵐久芳) 海藤交流課長。
交流課長(海藤直明) 指定管理者制度導入というのは、他町村ではかなりもう進んでおりまして、当町ではまだおくれている部分があるわけですが、コンサルティングを使うということではなくて、今回のこの事業はあくまでも民間活力を行政に直結していただくという趣旨でもございます。いろんなただプロのご意見を頂戴することで、私たち行政マンがすることのサポートをしていただけるという期待があるわけでございます。必ずしも全てコンサルティングに任せるということではなくて、この事業を通して企業から人材を派遣していただくということでございますので、我々行政へのサポートという位置づけで今回は進めていきたいというふうに考えてございます。
議長(五十嵐久芳) 3番、佐藤成子議員。
3番(佐藤成子) ただいまのやはり指定管理者制度の導入についてですが、やはり今現況としまして雇用の問題とか、あとは町内の商工業活性化のために、もしもそういうふうな導入された場合に、現況としては今従事している従業員というか、雇用されている方がただいま本当に不安でならないという声が聞かれています。もしもそういうふうな制度導入された場合、雇用関係とか、また町内の材料を使っての料理の提供とかも提携していけるような形で推し進めていくことは可能でしょうか。
議長(五十嵐久芳) 海藤交流課長。
交流課長(海藤直明) 現在働いていただいております従業員とは、この制度導入について意見交換も行っております。基本的には今後指定管理者制度を請け負っていただける企業に就職できるように行政としても後押ししたいと思っておりますし、それはただ現在の従業員がそれを望むかどうかということもございますが、従業員が心配で困らないようなサポートは誠心誠意やっていく予定でございます。
                (「物資」の声あり)
交流課長(海藤直明) 今後、先ほども申し上げたのですが、施設の現状把握と問題点の調査という業務がございますので、まずその調査を進めながら今後の課題解決を同時に進めていきたいというふうに考えてございます。
議長(五十嵐久芳) 佐藤成子議員。
3番(佐藤成子) それでは、8、9ページ、先ほど同僚議員のほうから質問あったのですけれども、認定こども園支援事業費の9ページ、13委託料の中で、同じ子ども・子育て支援という形でなのですが、子育て支援住宅に、子育てに関する質問なので、関連の問題、質問ですが、よろしいでしょうか。
議長(五十嵐久芳) 住宅の関係はちょっとあれだな。
3番(佐藤成子) 関係していないからだめですか。
議長(五十嵐久芳) 子育てということであればいいですけれども。
3番(佐藤成子) 子育て。
議長(五十嵐久芳) うん。
                (何事か声あり)
3番(佐藤成子) だめか。
                (何事か声あり)
3番(佐藤成子) では、質問を変えます。
    それでは、先ほど11ページ、町連合婦人会補助金について聞きましたけれども、例えば先ほどの説明ですと浴衣を早く言えばパレード等のユニホームというか、浴衣と帯のセットだと思うのですけれども、例えば既存のデザインと変わってきた場合に、パレードだとちぐはぐな、ちょっと古いのと新しいのというふうな感覚に見えてしまって、その点は配慮なされてしているのか。また、人数が50着というところを、先ほども参加する方が少なくなったという形の枚数だと思うのですけれども、そこら辺は今後大切なパレードなので、どのように配慮なされたかお聞きします。
議長(五十嵐久芳) 八鍬教育課長。
教育課長(八鍬重一) 全て団体の要望、意向による数字でございますので、それがあればパレードの活力を維持、増進できるという立場での考え方でございますので、対応できるものというふうに考えております。
議長(五十嵐久芳) 6番、佐藤正議員。
6番(佐藤 正) 私からは11ページの町民体育館屋根補修工事の部分についてなのですが、この町民体育館の雨漏りは、たしかピロティーのずっと奥のほうになっているわけなのですが、なかなかこの体育館とか大きい建物の場合、雨漏りを発見するというのはなかなか難しいわけなのですけれども、今回この補修工事について屋根の補修だけで雨漏りがとまるのかなというふうに私は思うのですが、この補修工事についてどの程度までやっていくのかということをお聞きしたいと思います。
議長(五十嵐久芳) 八鍬教育課長。
教育課長(八鍬重一) 屋根の補修工事という内容の関係でありますが、通称ケラバ、切り妻型の構造になっていまして、その一番端側、旧ゲートボール場側のほうの一番外れのあたりです。その部分の屋根が鉄板の折り板になっていまして、あそこが外からはなかなか発見しにくいのですが、一部、1枚、2枚変形をしており、ボルトで固定しているのですが、すき間ができて、そこから雨が侵入したというふうに推定、考えたものであります。したがいまして、このたびの補修については原因がそのように特定しましたので、その変形等をした部材の交換というふうな内容となっております。
議長(五十嵐久芳) 佐藤正議員。
6番(佐藤 正) 課長、それで本当に完全にとめられますか。自信を持ってとめられるということですね。では、わかりました。では、雨漏りのないようにひとつとめてください。
議長(五十嵐久芳) 2番、橋秀則議員。
2番(橋秀則) 補正予算書の8、9ページ、同僚議員から質問ありました2款の1項、受章祝賀会の経費16万、4万、6万、25万ぐらいですか。説明は、この内容については先ほど伺いましたけれども、この受章を祝う会、同僚議員の考えも確かにそうだと思います。しかしながら、やっぱりこういう受章いただく方は町には当然社会貢献を長年なされての受章であるわけでございます。その方を町民を、これは町としても名誉なことであり、さらにこの祝賀会に、祝賀会するという部分はこれは当然とは言いませんけれども、今までもやってきたことでもありますし、これはやるべきと私考えます。そして、ここに会費制でありますけれども、この案内をいただく方々は町の役職関係者だったり、町の職員だったり、我々議員だったりが招待され、希望ですので、欠席すればそれでいいのですけれども、そこに行くわけです。そして、それ行ったときに、さらに個人の会費負担もこれ飲食の分ということではこれ当然ですけれども、この役職、先ほど固定資産税評価委員、報酬1日2,000円です。この方々が招待されて、義理で私行かねばならないなとなったときに、そこで5,000円、6,000円会費、多分なるかと思います。逆に、私はこれはもっと予算をつけて、やはりそういう方々が集まって一緒に祝ってもらうという意味ではもう少しこれを予算化して、そしてこんな2,000円で、これボランティアみたいなこと誰もやりたくないです。仕事していたほうがいいです。ここにいる皆さんだって、そう思っているのは私だけかもしれませんけれども、やはり町のために社会のために犠牲になって、そして叙勲を受けた方にはやはりもう少し、同僚議員の意見もこれは確かと思いますけれども、やはり本当にこれでこの金額でいい、そういう観点からもこの金額でこの受章を祝う会をできる、そういうこれはぎりぎりでこのぐらいだと、いや、実はもう少しつけたいのだ、つけたいというような部分があったのか、その点について伺います。
議長(五十嵐久芳) 新田町長。
町長(新田隆治) 先ほど答弁しましたので、私のほうからお答えさせていただきます。
    内容によるかと思うのです。会場の問題等もありまして、私もやっぱり8,000円とか1万円とかいう叙勲の祝賀会に義理で参加させていただくこともあるのですけれども、やはりちょっと厳しいなというのも確かにそのとおりでございます。私の場合は、公務で呼ばれるわけですから、その場合はポケットマネーではなく公費支出をさせていただいておるので大変心苦しい、ほかのご招待者の皆さんと比べると心苦しい点はあるのですけれども、やはり見回してみますとやっぱり義理で来たのかなという方も確かにおられると思います。誰と言いませんので。今回、今までですと、町のいわゆる行政委員会プラス団体の会長、副会長の方にご案内を差し上げてきたところです。それもやはりそのご意見も聞いております。議員がおっしゃられるように、やっぱり義理でと、しかしながら出ないわけもいかないというようなことも前から聞いておりましたので、今回についてはその辺の方々は年1回の町民各賞受賞を祝う会というところでご招待をさせていただきますので、そこにメーンでいろいろな方々を見ていただくというようなことで考えまして、今回についてはご本人の意向も含めて、そちらの方は優先にしないと、あくまでも受章された方の世話になった方とか、ご招待したい方、これらの方々をメーンとさせていただいているところであります。議員の方は、大変申しわけございませんが、町を代表する方々でございますので、今回の方でなくとも今後もご案内は行くと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
議長(五十嵐久芳) 橋秀則議員。
2番(橋秀則) やはりまたちょっと考えようですけれども、場合によっては記念品をつける場合もあります。この記念品を外部のものではなくて町内で賄えるものがあれば、それをやはり使っていただく、そしてそこに何らかの形でその購入費を助成したり、これこのお金全て外部に行くわけではないですよね。これは、その会場、遊楽館ですればそこのまた間接的にこれは町の収入となるわけです。そういう観点からもこれはもう少しそういうやっぱり今後、今回からというふうに私は本当は提案したいのですけれども、そういうふうにして例えば食べ物もありますし、町で生産されているいろいろな記念品になれるような部分の商品があるわけですので、そういうものを使って、地産地消を図りながら、こういうやっぱり祝う会をみんなで祝って、別に今回、これ名前出すと非常にまずいので出せませんけれども、やはりこれはもらう側も祝う側も、これは快く盛大にできればなということを述べて、質問を終わります。
議長(五十嵐久芳) 8番、大友又治議員。
8番(大友又治) では、私のほうから、同僚議員のほうからも出ておりましたけれども、補正予算の9ページ、指定管理者制度導入事業経費350万とちょっと関連します。森林トロッコ列車の修繕料、これ125万と重機使用料合わせて135万です。これ指定管理者、梅里苑事業のことですので、ちょっと一緒に質問するかもわかりませんが、お許し願いたいと思います。
    それで、先ほど回答、課長のほうから町長の施政方針、それから梅里苑特別会計の中で30年度は今後の指定管理者制度を見据え費用区分を明確にするため、まむろ川温泉梅里苑管理費とイベントハウス遊楽館管理費を区分すると。それから、梅里苑の源泉揚湯管の更新とか、それから合併処理浄化槽機器更新などを計画、つまり指定管理者導入を見据えてというふうなもの。そこで、私ちょっとここでトロッコ列車を、前は今までこれは梅里苑会計に入っていたものなのですけれども、それを今回一般会計になっていましたね、30年。これここにも書いているのですが、その辺がちょっとわからなかったので、これはここの指定管理者制度の中でちょっといろいろお聞きしたいと思います。それで、指定管理者制度のコンサルを私もちょっととってみますと、そうすると地域おこし企業人交流プログラム、これも350万で、それで100万円が特別交付税で後から返ってくるというようなことの解釈でよろしいのですね。
                (何事か声あり)
8番(大友又治) 違う。では、それは後で。
    それで、6カ月から3年間ということですから、つまりこれで350万積んで、これから来年度もまた350万、3年間350万、1,000万ぐらいこの指定管理者を導入するために、まずそのコンサル会社へ払うというふうな解釈でよろしいでしょうか。
    それと、3回しかできませんので、それで指定管理者の場合に、31年度から導入した場合に、通常3年間とか5年間とかいうふうな、もうそこへ1回あれしたらずっとではないですよね。先ほど交流課長、近隣の中でも指定管理者をしているところがあると、ありますよね。その辺のだから形態というものを、例えば金は町がどういう形態、そういうことの把握は今しているのか。というのは、必ず委託料というものが発生するわけですよね。その指定管理者に、では例えばどれぐらいのお金を年間払いますよと、それで3年間契約をします。その中で例えば修繕費等は町が持ちますとかいろんな形態があると思うのですが、その各近隣の町村の形態というのは把握しているか。把握していればちょっとそれもお聞かせ願いたいと思います。
議長(五十嵐久芳) 海藤交流課長。
交流課長(海藤直明) 何点かご質問いただきましたが、最初にトロッコ列車の費用に関して一般会計でということでございます。昨年までは梅里苑事業会計で収支やっておりましたが、そもそもトロッコ事業については一般会計で始めた事業でございます。その後、梅里苑事業と一体で進めるということで昨年度までやってまいりましたが、100円の収入で費用が何百万という事業の中で、収支を求められている梅里苑事業会計になじむのだろうかというふうなことを考えた上で、今年度からトロッコ列車の事業に関しては一般会計で予算化をさせていただいたところでございます。そのために梅里苑事業で来年度以降指定管理者制度を導入する上で収支を明確にしていくという予定でございます。
    それと、地域おこし企業人の事業内容をもう少しご説明いたしますと、総務省の予算措置といたしましては上限350万を3年間ということでございます。さらにこの企業人が発案、提案した事業に要する経費については年間100万円を上限として別途措置するというふうな内容でございます。総務省の特別交付税措置として3年間は保証しますよという事業内容でございます。
    あと、他団体の契約内容につきましては詳細はまだ把握してございません。いろんな指定管理制度導入をしているようでございます。公社にしているところもございますし、町内でも今年度から神室少年自然の家が導入しているようでございますので、そういう先進の団体等を今度勉強、研修しながら今後の自分たちの導入方法についても勉強していきたいというふうに考えてございます。
議長(五十嵐久芳) 大友又治議員。
8番(大友又治) 私、トロッコ列車を梅里苑から外す。つまり梅里苑にトロッコ列車が走っていて一体的に利用しているのに、例えばこれを指定管理者にするときに、トロッコはではその指定管理者から外れるのでしょうか。これは外れないと思うのです。それで、ちょっとそれが出ましたので、森林トロッコ列車、今回135万ですよね。それで、当初予算をちょっと見てみますと、これ遊具の補修と、それからトロッコ列車の補修で670万ほど計上している。つまり今回それ補正と合わせますと約800万という解釈でいいわけですね。その内訳はわかりますか。例えばトロッコ列車がこの木製遊具の補修料と、それからトロッコ列車合わせて670万になっているので、その内訳がちょっとわからなかったのです。だから、木製遊具もすごい木製遊具ありますよね。あれも相当修繕費かかる。その内訳をちょっと教えてほしかったのと、あともう一回しか言えませんので。
    それで、梅里苑会計、平成25年度までは企業会計でやっていたわけです。公営企業会計で、つまり貸借対照表、損益計算書をやっていた。ところが、26年からは公会計の特別会計になって、ただ歳入歳出になっていると。これ私おかしいって前ずっと言っていたのですが、これはいいのですが、それでずっとそこから26年から一般会計から大体26年で4,300万出しているわけです。それで、27年4,050万、28年で3,450万、それから29年、30年はまだ決算になっていないですから、これは28年まで決算額ですよね。それで、29年で予算が4,250万、30年で3,900万。まず4,000万近いお金が一般会計から出ているわけですよね。つまり指定管理者にするということは、これは行政側もメリットがないといけない。それから、受ける側もメリットがないといけない。そして、もう一つ一番肝心なのは、やっぱり住民にメリットがないといけないということ、その辺の考え方からいくと、例えば4,000万毎回一般会計から出していると。そうすると、これ仮に委託料を4,000万でやったのでは何にも町としてはメリットがないのでしょう。その辺の考え方、だから近隣の考え方どうなのですかということをお聞きしたら、まだ余り調べていない。これはおかしいと思う。このコンサルを入れる前に近隣がどういうふうな、例えば金山がシェーネスがどういうふうにやっているか、若あゆ温泉がどういう、公社ですけれども、戸沢とか近隣調べればすぐわかることです。だから、近隣が、では今までどれぐらいの一般会計からの持ち出しがあったものを指定管理者にして、これぐらい財源が浮いたのだ。財源が浮くだけがこれの目的ではないですけれども、その辺の考え方としてはどうでしょうか。これだけ4,000万持ち出ししているわけですから、それを財源をもうちょっと確保するために指定管理者にするのでしょう。だから、4,000万持ち出ししているやつを幾らかでも民間の経営努力で少なくしてもらうためにやる、これが指定管理者の町としての一つのメリットではないかと思うのですが。それから、受ける側のメリットとしては、それをすることによって、まず仕事が出るわけですから、民間の人の仕事が。そして、次は利用者側としては民間のいろんな努力をするとサービスの向上とか住民としてはサービスの向上になる。つまり3者がよくなるということが指定管理者を導入するための一つの目的だと思う。その辺いかがでしょう。
議長(五十嵐久芳) 海藤交流課長。
交流課長(海藤直明) 1点目の修繕費の既決予算の内訳ということだと思いますが、当初予算では森林空間活用施設木製遊具が368万円、そのほかにトロッコ修繕料として300万円の予算を承認いただいております。これは、軌道修繕、いわゆるまくら木交換で使わせていただいた費用でございます。それに合わせて今回の補正予算125万ということでございますので、ご了解いただきたいと思います。
    あと、指定管理者制度を導入する上で他団体の動向等についてでございますが、温泉旅館を直営、町で運営していること自体珍しいケースでございまして、先ほど申し上げましたのは指定管理者制度を導入している団体は多くあるという意味でございまして、いろんな公園であったり、施設、体育館等を指定管理を導入している自治体は少なくない状態でございますが、温泉旅館の運営自体を指定管理導入しているという団体は余りないわけでございますので、その辺の課題整理を含めて今般この地域おこし企業人制度を導入して、問題点をまず洗い直そうという目的もございます。それを踏まえて、当然町民のニーズに応えた明確な指定管理導入にしていきたいということでございます。また、会計を明確にしたということは、昨年まで議会からも提案いただいていましたし、梅里苑の本当に温泉旅館事業、遊楽館事業、あとそのほかに遊具等、トロッコ等を含めた梅里苑周辺事業ということで区分を明確にして、予算の収支を明確にした上で指定管理者制度導入を図ろうということでございますので、ご理解をいただきたいと思ってございます。
議長(五十嵐久芳) 大友又治議員。
8番(大友又治) 先ほど言いましたけれども、梅里苑で、例えば梅里苑の温泉のところ、それからコテージ、あとトロッコ、これは私は一体だと思うのです、利用者にとってみれば。だから、例えば指定管理を受けたときに、ではトロッコは、そこで先ほどちょっと言いましたが、遊具の補修が350万かかるわけです。あれ遊具が、木製遊具が。それで、ではそうしますと、全部で800万のうちの、では550万ぐらいがトロッコ列車、今年度かかるわけですね、まずは補正。それで、確かにこれは近代文化遺産で非常にこれは貴重なものなのですが、例えばそれだけ年数がたっているということで、やっぱり今部品だって恐らくなかなか大変だと思うのです。だから、年間どれぐらい、つまりこれを安全走行、たとえ5キロのスピードで走ろうと、1キロを仮に巡回するには安全走行基準的なものがあると思うのです。そして、これは専門的なあれだから誰でもかれでもレールのきしみを直すことはできないだろうし、その辺、そのトロッコ列車で年間これ、私ちょっと見ただけで26年で200万、27年で170万、28年で200万。まず、200万以上かかっているのです、毎年。これは、それを維持するために、これは安全走行するために必要だと思うのですが、これで年間大体今後もやっぱりこれが、今回だから550万かかるわけですよね。トロッコの修繕。一番大事な部分ですから、これ。だから、これをだからどう、トロッコ列車を今後運行するか。例えば100円で年間これ見たって大体30万円ぐらいです、何ぼ多くても。トロッコ列車。だから、それで木製遊具が350万もかかる。そして、利用はどうなのだ。だから、私前に、これはちょっと話がちょっと森林トロッコとはかけ離れますが、木製遊具なんかをつくらないで、よりもツリーハウスをつくったらどうかという何年か前に提案をしました。ツリーハウス。それで、そのときは何もしないということで、だからつまり木製で350万をかかる。木製で350万かかるのです、その補修の金が。利用者がどうなのだ。ツリーハウスは、少年自然の家行くとわかりますが、ツリーテラスというのがあります。ただ木の上にこうあれして、上屋根をなくて……
                (何事か声あり)
8番(大友又治) だから、木製遊具の、それはだから関連ないと言われたらやめます、では。ただ、私はこれは指定管理者に、何で指定管理者の導入を図るかとなれば、つまりこれから梅里苑をもう交流人口ふやすためにやろうとするのでしょう、この指定管理者するためには。今の現状ではだめだから、都会から地域おこし企業人交流プログラムを利用して、コンサルを受けて、ではこういうふうにすればよくなりますよと、そのためにやるのですから、だからツリーハウスなんかもその一環ではないですかという意見なのです。つまり交流人口をふやすために、例えばそこにコテージがあって、ツリーハウスが……
議長(五十嵐久芳) 大友議員に申し上げます。聞きたいことを簡潔にお願いします。
8番(大友又治) だから、これの指定管理者の考え方、コンセプトがわからない。だから、これをトロッコ列車を離してしまうとかというのはおかしいのではないかと、一緒ではないですかと。だから、ではトロッコ列車が……
議長(五十嵐久芳) 会計に関するものに関しては、今回提示されておりません。したがって、この管理者制度の導入のこと、金銭、トロッコ列車の金銭、これらについてのご意見、ご議論をお願いします。
8番(大友又治) 導入の、では目的。
議長(五十嵐久芳) 経営管理会計簿については、今後9月議会なりありますので、そのときにお願いしたいと思います。聞きたいことを簡潔にお願いします。
8番(大友又治) はい。では、もう一回その導入のためのコンセプトが見えないので、町長、では何のために、どういう目的のために、私もちょっとさっき言いました。こういうことのためにこの350万、これ3年間あれするわけです。今回350万、また3年間で1,050万かけるわけですから、それだけのお金をかけて導入をしようとする。では、その導入の目的はというのは見えないというのが、そこをお聞きしたいのですが。
議長(五十嵐久芳) 交流課長、きっちりその事業体を教えてください。新田町長。
町長(新田隆治) 梅里苑の話は、もう過去かなり長い間してきたところでありますし、指定管理制度というものを視野に入れろというのは議会からの提言であったように私も記憶しているところであります。それに基づいて、現状の直営では山形県内では真室川町1カ所のみと。それで、過去いろいろな利用者の方々からのご不満も相当あると、やはり直営では町民サービス、お客様のニーズにお応えできる余裕もないと、またその発想も民間の方々から劣っているだろうということを再認識しましたので、今年度から指定管理者に向けて全てを解決するためにやっていくと。その会計上の問題については、これからでございます。ですから、3年コンサルを入れて、1人派遣していただいて、今の状況も含めて一体的に管理するものなのか、それともこういう今言った修繕費がこれから先確実にかかるというもののあり方をどうするのかというのは今後の問題でありまして、今するとかしないとかということをこの議案で提案させていただいているわけではございませんので、どうか議案の内容についてもっと細かいところあれば中間的な報告もさせていただく場合もあろうと思いますので、その中でのご議論ということでお願いをしたいと思っているところであります。
議長(五十嵐久芳) 大友議員に申し上げます。この指定管理者制度導入事業、コンサルタントを頼むというような説明であります。したがって、その後コンサルタントによって今後の梅里苑経営、指定管理者制度にのっけたらいいのか、しないほうがいい、直営でいいのか、その辺も検討の中に入ると思います。その制度については、後でゆっくり課長から聞いてもらうようお願いします。9番、佐藤一廣議員。
9番(佐藤一廣) いろいろ議論が白熱しておりますけれども、私3款の保育所入所委託料、これ調査の結果、7時前後の受け入れは不可能だったというふうなことで先ほど答弁ありました。これ今後ともこの体制で臨むわけですか。
    そして、その子供がこれから年長まで町外のそういった施設にお世話になるということになるのでしょうか。
    それから、せっかくなのでトロッコについて私も質問させていただきます。これトロッコ列車、以前にもまくら木が損傷しておって、雪がなくなって、これは大変だということで修理しました。四、五年前だと思います。せっかくの施設なのです。トロッコだって珍しいわけなのです。温泉入って、トロッコに乗りたいと思ったら、トロッコ動かなかったと残念な事案が起きているわけです。ですから、私はもちろんこのまくら木補修なんていうのは年がら年中やらないといけないのだと思います。それから、このトロッコ列車につきましてもやっぱり老体でもありますから、常に点検整備をしながらやっぱりうまく活用していかないとなかなか維持できないのではないかなというふうに思うのです。ですから、私の考えは補修とか修理とか、これはやっぱり一旦動かして事故あったら大変なことでもありますので、ぜひ事前にそうしたことを予算計上しながら盛り込んで、時期、やっぱりゴールデンウイークですか、5月の頭にはそういうゴールデンウイークが来るわけですから、毎年来るのです。そういう意味ではここを外さないようにしながら、やっぱり運営、運用していくというようなことを考えていかないと、補修どうのこうのなんて私は言いません。そこさえクリアすれば誰も言わないと思うのです。私は、前に梅里苑の運営については赤字だからどうのこうのといろいろ議論ありました。私の考えは、やっぱり厚生施設にして町が運営して、どんどん使ってくださいというぐらいの腹で運営すればいいのです。そんな採算を出そうなんて思っているから、やっぱりこうやって議会で何年も何十年も議論しなければいけないのです。そういう意味で町外の保育所に世話になっている子供がこれから学校に入るまでずっとその体制で保育所を運営していかれるのか。それから、さっき言った補修、安全関係の事前にひとつ点検してやれるようになるのかならないのか。
議長(五十嵐久芳) 八鍬教育課長。
教育課長(八鍬重一) 1点目ですけれども、7時半の開所ということで、当該保護者の希望が7時からだったということであります。早朝預かりとなりますと職員2人を配置しなければならないという事情、それから当然当該保育所1カ所だけでなく全町の保育サービス体制の検討の問題になろうかというふうに思います。この事案に関しては、それではということで職員の勤務体制の許す限りもう少し気持ちですが早めますという交渉をしたのですが、7時でないと不可能ですというようなお話があり、申し上げたような結論に至ったわけであります。
    今後ということになりますと、当然その当該お一人の子供さんだけの話ではなく、町全体の保育サービスの体制がどうあるべきか、どう望ましいのか、あるいは具体的に実際にどの程度のニーズがあって対応できているのかと、そこら辺のところを基本となっているのは子ども・子育て計画というのがございます。その改定が平成32年度を予定しておりまして、来年度中に改定作業をする予定でおります。その中で全体的な問題については検討といいますか、研究していく必要があるというふうに考えております。当該児童のお子さんにつきましては、いろいろな事情の変化もあろうかと思いますが、当面現在保育所の運営体制については現状のままで行かざるを得ないというのが現状でございます。
議長(五十嵐久芳) 海藤交流課長。
交流課長(海藤直明) 森林トロッコ列車につきましては、本当にご心配、ご迷惑をおかけしております。議員おっしゃるとおり、近代産業遺産認定の本当にここにしかない、真室川町にしかない遺産であり、観光の目玉であり、財産でございますので、今後とも本当に5月の連休に運行できないというふうなことがないようにしっかり点検、また補修等を心がけて、しっかり対応していきたいというふうに思ってございます。よろしくお願いいたします。
議長(五十嵐久芳) 佐藤一廣議員。
9番(佐藤一廣) トロッコにつきましては、大変力強い答弁をいただきましたので、町長も聞いていましたね。点検、補修に関する予算が来ましたら、必ず判こ押してください。そういうことで、ぜひ安全運転を目的としながら、やっぱり時期的なこともあるので、考慮して運行していただきたいというふうに思います。
    それから、これは森林総務費か、委託料、森林計画作成予備調査委託料、こういうふうになっています。県でもモリノミクスということで、知事先頭に大々的にうたっております。そういう意味ではそういった関係のものでもあろうかなと思いますけれども、同僚議員でも誰も質問しなかったものですから、この辺の説明を詳しく、時間ありますから、お願いします。
議長(五十嵐久芳) 大友農林課長。
農林課長(大友美喜男) 森林計画作成予備調査委託料というふうなことでございますけれども、森林法に基づきまして国でも森林計画というものを策定してございますが、それを受けて山形県においても地域森林計画というものを策定してございます。この地域森林計画ですけれども、庄内、それから最上村山地区、それから置賜地区ということで、県では3地区に分けてこの森林計画を策定しているわけですけれども、これが現在の森林計画が平成27年4月1日から10年間、37年3月31日までの計画でありますけれども、これを5年に1回見直しをかけるというふうなことで、これが見直しの時期が平成31年度になってございます。31年度に見直して、32年4月1日から平成42年3月31日までの向こう10年間の計画を策定するというふうな予定になってございます。それの予備調査というふうなことでございまして、森林簿に記載されている森林の所有者、それから地目と記載事項について再度変更点について調査しながら、最新なものに更新していくというふうな作業でございます。それを委託しながらその森林簿の更新、それから県でそれをもとに森林簿閲覧システムというものを作成してございますけれども、それを更新するためのデータ等の更新等に役立てていくというふうな内容でございます。
議長(五十嵐久芳) 佐藤一廣議員。
9番(佐藤一廣) ということは、これ民間、国有林、県有林問わず、全ての森林を対象にした予備調査と、こういうことになるのでしょうか。その後のこの使い方、どのような期待をしていますか。
議長(五十嵐久芳) 大友農林課長。
農林課長(大友美喜男) 申しわけございません。県については、民有林における地域森林計画というものを策定してございます。町でもそれを受けまして町の森林整備計画というものを、県のこの地域森林計画をもとに町の森林整備計画というのも策定してございますけれども、これによって計画的な伐採、造林、保育、作業路網等の建設等、森林の整備の活性化に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。国有林は、国の森林計画の中で国自体で策定してございます。
議長(五十嵐久芳) ほかに質疑はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、質疑を終わります。
    これより討論を行います。討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、討論を終わります。
    これより本案を採決いたします。
    本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ここで会議を閉じ、休憩いたします。
(午前11時49分)
                    (休  憩)
(午後 1時00分)
議長(五十嵐久芳) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

議長(五十嵐久芳) 日程第9、議案第42号 平成30年度真室川町立真室川病院事業会計補正予算の件を議題とします。
    質疑を行います。質疑はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、質疑を終わります。
    これより討論を行います。討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認め、討論を終わります。
    これより本案を採決いたします。
    本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、本案は原案のとおり可決されました。

議長(五十嵐久芳) 日程第10、人権擁護委員の推薦に関する議会の意見についての件を議題とします。
    このたび町長より人権擁護委員候補者の推薦について議会の意見を求められております。初日に配付しております資料をご参考の上、ご審議願いたいと思います。
    審議の前に、担当課長より説明を求めます。庄司町民課長。
町民課長(庄司喜一) それでは、人権擁護委員候補者の推薦についてということで皆様のお手元に配付されております資料に基づきましてご説明申し上げたいと思います。町長から議長への推薦についてというふうな公文があると思います。これに基づきましてご説明をしてまいります。
    最初に、人権擁護委員につきましては、人権擁護委員法におきまして市町村長は法務大臣に対しまして議会の意見を聞いて候補者を推薦しなければならないという条項があります。それに基づきましてここに記載されております住所、山形県最上郡真室川町大字新町216番地の8、氏名、太田康子氏でございます。生年月日が昭和32年6月3日、現在満61歳になられる方でございます。
    裏面をごらんください。人権擁護委員の推薦について、これを読み上げましてご説明にかえさせていただきます。太田康子氏は、平成27年9月より人権擁護委員の委嘱を受けられ、現在1期目を務められておりますが、平成30年9月30日をもって任期満了となります。現在61歳で町内の新橋通り地区に在住しておりますが、平成26年3月末まで教員として新庄養護学校を初めとして鮭川小学校を退職するまで真室川小学校、安楽城小学校を含む三十数年以上学校に勤務され、多くの保護者や地域住民と日常的に接し、懇切丁寧に対応してまいりました。これまでの教員としての人脈、その人柄と豊富な経験により、学校及び地元の方々への対応は大変評判がよく、人権擁護委員として申し分のないところであります。
    以上の経歴から、人権擁護委員としての資質も高く、信頼のおける人物でありますので、推薦に当たり、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。
    以上でございます。よろしくお願いします。
議長(五十嵐久芳) それでは、意見を求めます。何かご意見ありませんか。
                (「なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) なしと認めます。
    お諮りいたします。本案に対する議会の意見は、推薦のとおり適任者と認めることにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 全員異議なしと認めます。
    よって、本案は推薦のとおり適任者と認めることに決定いたしました。

議長(五十嵐久芳) 日程第11、委員会の閉会中の継続調査についての件を議題とします。
    総務文教常任委員長から、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。総務文教常任委員長より説明を求めます。総務文教常任委員長、佐藤議員。
総務文教常任委員長(佐藤 正) 
                                     平成30年6月20日
    真室川町議会議長 五十嵐 久 芳 殿
                            総務文教常任委員長 佐 藤   正
                 閉会中の継続調査申出書
    本委員会は、所管事務のうち次の事件について閉会中の継続調査を要するものと決定したので、会議規則第75条の規定により申し出ます。
                      記
    1.調査事項 町内所管事務調査
     (1)日  時 平成30年6月27日(水)〜28日(木)の2日間
     (2)目  的 調査事項を特定し、所管に属する事務調査
     (3)事件内容
       @町立3小学校・真室川中学校の経営概要
       A町立保育所の現状(安楽城保育所、釜渕保育所)
       B社会福祉法人の経営概要(真室川こども園)
       C差首鍋地区生涯学習センターの経営概要
       D町民体育館の経営概要
       E新庁舎建設の現地概要
       F町内街路灯LED化促進事業の概要
       G町営バス事業フリー乗降の概要
     (4)調査委員 本委員会所属委員全員
    2.調査事項 県外先進地視察研修
       (1)日  時 平成30年7月12日(木)〜13日(金)
       (2)目  的 委員の資質向上を図り識見を高めるための先進地視察研修
       (3)事件内容
          @新潟県佐渡市
           「空き家対策事業について」
           「環境保全型農業・産業振興の取り組みについて」
       (4)調査委員 本委員会所属委員全員
    以上、申し出いたします。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(五十嵐久芳) お諮りいたします。
    総務文教常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

議長(五十嵐久芳) 日程第12、委員会の閉会中の継続調査についての件を議題とします。
    産業福祉常任委員長より説明を求めます。菅原産業福祉常任委員長。
産業福祉常任委員長(菅原道雄) 
                                     平成30年6月20日
    真室川町議会議長 五十嵐 久 芳 殿
                            産業福祉常任委員長 菅 原 道 雄
                 閉会中の継続調査申出書
    本委員会は、所管事務のうち次の事件について閉会中の継続調査を要するものと決定したので、会議規則第75条の規定により申し出ます。
                      記
    1.調査事項 町内所管事務調査
     (1)日  時 平成30年7月4日(水)〜5日(木)の2日間
     (2)目  的 調査事項を特定し、所管に属する事務調査
     (3)事件内容
       @ふるさと納税の取り組み状況
       A「湯ノ前 おら家」の運営状況
       B真室川公園の改修事業状況
       C町道中村高坂線災害防除事業の進捗状況
       D町道新及位中ノ股線道路改良事業の進捗状況
       E町道詰田沢下小又線の状況
       F橋梁かけかえ事業の完成状況(下三滝橋、田代橋)
       G流雪溝の整備状況(新町地区、宮町地区、新橋通り〜新栄町地区)
       H園芸作物の栽培状況(阿部農場、ひまわり農場)
       I訪問看護ステーションの稼働状況
       J独居老人世帯への緊急時の対応状況
     (4)調査委員 本委員会所属委員全員
    なお、県外先進地視察研修にかかわる部分につきましては、総務文教常任委員長から申し出がありましたので、私のほうからは省略させていただきます。
    以上、申し出いたします。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(五十嵐久芳) お諮りいたします。
    産業福祉常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

議長(五十嵐久芳) 日程第13、委員会の閉会中の継続調査についての件を議題とします。
    議会広報常任委員長より説明を求めます。平野議会広報常任委員長。
議会広報常任委員長(平野勝澄) 
                                     平成30年6月20日
    真室川町議会議長 五十嵐 久 芳 殿
                            議会広報常任委員長 平 野 勝 澄
                 閉会中の継続調査申出書
    本委員会は、所管事務のうち次の事件について、閉会中に継続調査を要するものと決定したので、議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                      記
    1.事 件 名 議会広報の調査、編集及び発行について
    2.調査内容 閉会中委員会を開催し、議会広報第143号の編集及び発行を行う
    3.調査委員 本委員会所属委員全員
    以上、申し出いたします。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(五十嵐久芳) お諮りいたします。
    議会広報常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

議長(五十嵐久芳) 日程第14、委員派遣承認要求についての件を議題とします。
    お諮りいたします。総務文教常任委員長から、会議規則第74条の規定によって、お手元に配りましたとおり委員派遣承認要求がありましたが、委員派遣承認要求書のとおり派遣することにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、総務文教常任委員長からの委員派遣承認要求書のとおり派遣することに決定いたしました。

議長(五十嵐久芳) 日程第15、委員派遣承認要求についての件を議題とします。
    お諮りいたします。産業福祉常任委員長から、会議規則第74条の規定によって、お手元に配りましたとおり委員派遣承認要求がありましたが、委員派遣承認要求書のとおり派遣することにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、産業福祉常任委員長からの委員派遣承認要求書のとおり派遣することに決定しました。

議長(五十嵐久芳) 日程第16、議員派遣についての件を議題とします。
    事務局から説明させます。佐藤事務局長。
議会事務局長(佐藤久和) それでは、お手元の議員派遣を読み上げて説明させていただきます。
平成30年6月20日
                     議員派遣
    本議会は、地方自治法第100条第13項及び会議規則第129条の規定により次のとおり議員を派遣する。
    項目、期日、場所の順でご説明申し上げます。
    もがみ北部商工会真室川支部役員との意見交換会、7月6日金曜日、イベントハウス遊楽館。
    区長会・衛生組合連合会との合同研修会並びに懇談会、7月9日月曜日、イベントハウス遊楽館。
    山形森林管理署最上支署長との懇談会、7月10日火曜日、役場会議室。
    真室川町教育懇談会、7月19日木曜日、イベントハウス遊楽館。
    真室川町農業委員、農地利用最適化推進委員との懇談会、7月30日月曜日、イベントハウス遊楽館。
    以上でございます。
議長(五十嵐久芳) お諮りいたします。
    ただいま説明がありました議員派遣について、派遣することにご異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり)
議長(五十嵐久芳) 異議なしと認めます。
    よって、議員派遣のとおり派遣することに決定いたしました。

議長(五十嵐久芳) これで本日の日程は全て終了いたしました。
    会議を閉じます。平成30年第2回真室川町議会定例会を閉会いたします。
                                   (午後 1時18分)