令和元年第２回真室川町議会定例会（第２号）

令和元年第２回真室川町議会定例会（本会議）　　　　　　　　　　　　議　事　日　程（第２日目）

１．開会日時　　　　令和元年６月１８日（火）午前１０時　開　議

２．開会場所　　　　真室川町役場　議会議事堂

３．議事事件
　　　　　　　　　　　　　　　開　議　宣　告

日程第１　：　一般質問

令和元年第２回真室川町議会定例会（本会議）　　　　　　　　　　　　　追　加　議　事　日　程

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「第２号の追加１」

日程第２　：　発議第３号　真室川町議会改革調査特別委員会設置に関する決議　

日程第３　：　趣旨説明　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

令和元年第２回真室川町議会定例会会議録
招集年月日	令和元年６月18日（火）　　　　　　　　第２日目
招集の場所	真室川町役場　議会議事堂
開会	令和元年６月18日（火）　開議　午前10時00分
出席議員	１番　　佐藤栄子	２番　　髙橋秀則
	３番　　佐藤成子	４番　　平野勝澄
	５番　　菅原道雄	６番　　外山正利
	７番　　欠　員	８番　　大友又治
	９番　　佐藤一廣	10番　　佐藤　正
	11番　　五十嵐久芳
欠席議員	な　　し
不応招議員	な　　し
地方自治法第121 条の規定に基づき出席した者の職・氏名	町　　　　長　新田隆治	副町長　井澤能之
	教育長　門脇　昭	総務課長　佐藤和弥
	企画課長　八鍬重一	建設課長　海藤直明
	農林課長　大友美喜男	町民課長　庄司喜一
	福祉課長　柿崎隆志	会計管理者　永田浩美
	教育課長　髙橋雅之	病院事務長　佐藤光宣
	農委事務局長　大友美喜男	代表監査委員　鈴木謙一
	農業委員会会長　髙橋清美
職務のための出席者	議会事務局　　佐藤信和　　　加藤清美
職務のための出席者	総務課　　阿部健一　　　佐藤亮司
会議録署名議員	３番　　佐藤成子　　　４番　　平野勝澄
散　　　　　会	午前11時25分

　　　　　　　　　　　　　　（午前１０時００分）
〇議長（五十嵐久芳）　おはようございます。
　　　　ただいまの出席議員は10人であります。
　　　　定足数に達しておりますので、ただいまから第２日目の定例会を開会いたします。
　　　　直ちに会議を開きます。

〇議長（五十嵐久芳）　日程第１、一般質問に入ります。
　　　　質問は、配付しております一覧表のとおりの順とし、17日の引き続きといたします。
　　　　順番に発言を許可いたします。１番、佐藤栄子議員。
〇１番（佐藤栄子）　おはようございます。初めに、５月31日、６月１日にかけて開催された山菜文化産業協会主催する全国山菜サミットには600名余りの方がシンポジウムに参加され、山の恵みである山菜や山林などの特用林産物に注目されており、この大会が成功されたと認識したところでした。つきましては、次の質問をさせていただきますので、通告いたします。
　　　　生き生きと働き個性をつくるまちづくりについて。林業振興についての特用林産物とやまがた森林（モリ）ノミクスの事業展開についての考えはということで、当町の特用林産物、ワラビ、山菜、ナメコなどの栽培や加工品の商品化に向けてどのようこれから取り組んでいかれるのか。
　　　　また、民間でのワラビ園の開園がありますが、公営での開園についてのお考えはどうでしょうか。
　　　　原木ナメコ栽培についてでは、なかなか栽培者がふえないという状況の中で日本一にするための得策はないのか。
　　　　元気な林業創生事業については現在どのような状況で、これからの見通しなどいかがなのか。
　　　　今年度から森林環境譲与税が交付されますが、当町ではどのくらい想定されているのかを伺います。よろしくお願いいたします。
〇議長（五十嵐久芳）　新田町長。
〇町長（新田隆治）　佐藤栄子議員のご質問、生き生きと働き個性をつくるまちづくり、林業振興についての特用林産物とやまがた森林（モリ）ノミクスの事業展開についての考えはにお答えをいたします。
　　　　全国山菜サミットは、各地で山菜振興に取り組んでいる関係者が情報交換、技術交流を行い、山菜文化産業の展望を語る場とするとともに、一般の方々にも山菜に関する理解を深めていただくことなどを目的に開催されておりますが、本町は昔から林業とかかわりの深い地域であり、やまがた森林（モリ）ノミクスの推進と町内の林業、木材産業の振興に弾みをつけるとともに、山菜による地域振興の可能性を探る目的で今般第12回全国山菜サミットｉｎ真室川として開催をいたしました。ご質問の特用林産物の栽培や加工品の商品化にこれからどのように取り組むのかについてでありますけれども、やまがた森林（モリ）ノミクス宣言では、県と市町村が連携して里山地域の持つ資源を森のエネルギー、森の恵みとして積極的に活用することで地域に根差した産業を振興し、所得の向上や雇用の確保を図り、地域の活性化に取り組んでいくこととしており、特用林産物についても林業振興の大切な要素として取り組んでいるところであります。町では、真室川の魅力をわかりやすく伝えるための代表的な産品を真室川ブランド認定品としてＰＲしておりますが、タラの芽などの促成山菜も含めると現在44品目中14品目、３分の１が山菜やキノコなどの生ものや缶詰、加工品となっており、今後もこのブランド認定制度を活用しながら、生産振興や商品化についての支援をしてまいりたいと考えております。
　　　　公営でのワラビ園の開園についてのご提案をいただいたところでありますが、現在町内ではワラビ園を運営しているのは民間事業者の１社のみでありますけれども、行政としましては民間の活動を支援するという形が基本であると考えますので、町がワラビ園を開設することは考えておりません。
　　　　原木ナメコについては、平成30年度に実施された特用林産物生産統計調査によりますと、町内における生産量は4.5トンで平成27年度の9.3トンと比べると約半分に減っており、天候不順や害虫が影響していると言われておりますが、その対応策は確立されていないのが現状であります。最上総合支庁では、原木ナメコ栽培先進地視察研修会や原木ナメコオガ菌栽培研修会などを開催しており、町内の生産者にも新たな栽培技術習得のため、参加をいただいているところであります。今後とも県と連携し、生産者の栽培技術の向上を図りながら、生産量の拡大につなげてまいります。
　　　　元気な林業創生事業につきましては、やまがた森林（モリ）ノミクスの推進に呼応し、町の林業振興を図るため、林業事業体の規模拡大や林業後継者育成を目的として、これまでの高性能林業機械購入支援事業に新たに新規就業者育成支援事業の雇用奨励型と後継者育成型を加え、町単独事業として計画したもので、今後事業内容を広く周知しながら、林業振興を牽引する林業者、林業団体を総合的に支援をしてまいります。
　　　　平成31年３月に税制改正関連法案が可決され、森林を整備する財源として森林環境譲与税が創設されました。本町への交付額はとのご質問でありますが、今回提案します一般会計補正予算案に1,500万円を歳入として見込み、歳出では当初予算で計上した森林所有者の意向調査にその一部を充当し、その残額を新たに設置する森林環境譲与税基金に積み立てる計画とし、今後意向調査の結果を踏まえた進行策等を検討しながら、適切な森林管理など林業の振興につなげてまいりたいと考えております。
〇議長（五十嵐久芳）　佐藤栄子議員。
〇１番（佐藤栄子）　ただいまの町長の答弁をいただきまして、シンポジウムにやっぱり600名以上の方が参加されて、この特用林産についてお勉強されていたというようなことは、この時代とても興味のある品目、特用産品だと私は感じております。そして、真室川町は面積の９割が森林というふうに紹介されております。まずもって主に木材、山林のほうが多いのではないかと感じているところなのですが、皆さんも特用林産物というのはご存じだとは思いますけれども、少しだけちょっとご紹介したいと思います。特用だから何か特殊な珍しいものをいうのかなと思う人もいるかもしれませんけれども、そういう特用林産ではなくて、その林産の品目としましてはキノコ類、特用樹類、山菜類、薬用植物類、樹実類、樹脂類、竹類、木炭等があります。当町では前漆工房があって、漆の作品をつくられて販売していた経緯もありますし、あとは安楽城地区においても炭をつくって販売していた経緯もありますし、今は及位のほうで民間の方で缶詰加工されているところもあるし、あとは水煮加工とか惣菜加工とか、特用林産物を使って商品化されているところもあります。
　　　　それで、この町で森林が面積の９割ということだけうたうのではなくて、もう少しこの特用林産物を付加価値をつけて広げていくということは地域の活性化にもなるし、雇用の場にもなっていきます。先ほどの答弁の中に、その加工品がいろいろあり、それからワラビ園の話になりますけれども、ワラビ園というのはこの当町では一企業の方が経営されています。それは、多分ワラビとりだけで加工には至っていないと思います。そういうことさまざまあり、この９割を生かす方法をもっとこれから肉づけをしていかなければいけないのではないかと思っております。最近よく聞かれるのは、この役場、公的機関は支援する立場であるという言葉が多く最近聞かれるようになりました。それはごもっともだと思うのですけれども、やはり支援だけではなくて、その支援の内容もそういうことをできるような道筋を立てていただけることも大事なのではないかと感じているところもあるのです。それで、ちょっと話がいろいろ錯誤してしまいましたけれども、ワラビ園についてちょっと調べてみました。山形県内、ワラビ園が大変一番多く開園しているのは小国町です。小国町は民間で12社というか、12軒ぐらいの方がワラビ園を経営しておりまして、数量的にも大変多い数量がとれています。やはりそこも加工品も多く出ているところです。なぜこれを公営化できないかという私の考えは、民間でできなければそこのところを行政で支援していって、真室川町特有のワラビ園というふうなことはできないのだろうかなということで質問させてもらいました。なので、そこら辺をもう少し考えて、これからのこと考えてちょっとご意見などいただきたいと思います。
〇議長（五十嵐久芳）　新田町長。
〇町長（新田隆治）　民間でいわゆるワラビ園ということでやっているのは１社ということですけれども、そのほか個人でワラビ園というか、ワラビの出るところを自分で整理をしながら整地をして、かつ整備をして、またいろいろな肥料でありますとか、いろいろなことをやっている方はこのほかにもいらっしゃいます。そして、それは自社というか、自家の販売に結びつけ、加工販売に結びつけているところでありますので、これは頭に観光というふうにつくのかどうかまではちょっとわからないのですが、そこまではちょっと至っていないのかなという気持ちもあります。私も実際そこにお邪魔してワラビとりをさせていただきましたし、黙っておけば出るのだというような経営者のお話ではあるのですけれども、いろいろお話を聞きますと実際そうではないということで、かなりの労力がかかるのだということは認識をしたところであります。西郡のほうでありましても、勝手になっているんだろうという、山奥であればという認識されている方が多いかと思うのですけれども、現実はそうではない、やっている方のお話を聞くと。それなりの良質なワラビをとるためにはその菌の種類もいろいろあると。ワラビについてもただ土が肥沃だから太く出るのだとか、そういうことではなくて、その種類そのものも最初から違うと。それを時期的に出るもの、ずらしながらとかいろいろな工面をされてやっておられるわけです。そういったお話は、シンポジウムの中ではちょっと出てはきませんでしたけれども、現実そういったご苦労もあるということもあります。したがいまして、そういうふうにご苦労されている方々がいらっしゃる中で、町が大々的に売り出したいからということでやった場合は、民業の圧迫に当然つながっていくということになりますので、しかも山が９割、いわゆる87％ですけれども、民有林はそのうちの約３割であります。したがいまして、大半が国有林という状況、しかも山深いところであって山菜とりに適した平場というものは余りないというのが現状であります。したがいまして、民地を借り上げてやると。町有地は、杉とか植えているところありますけれども、なかなかそれを転換して山菜にするのかということになりますと、これまで投資してきました杉とかその他のものをまだ価格の上昇などを見込みながらこれからも手当てをしていくわけでありますので、まるっきりそういったところを転換するとかということは非常に難しいのだろうというふうに思っております。また、学校林等も中にはありますけれども、やはりそういったワラビとりをできるような状況のところはさほどないのかなと、全部回ったわけではありませんが、何カ所か見たところはそんな感じを受けております。
　　　　あとは、このワラビとか山菜に限らず町が公営で何かをやるということについてのスタンスでありますけれども、基本的に町はそういう事業体ではございませんので、それは積極的には私は行う気持ちは現在ありません。やはり起業していただいて、その中でいろいろな道をつくっていただいて、自分たちで所得を上げながら、さらに労働力を確保していくという、そういうサイクルが一番大事なのであって、町が全てそれにやった場合には、いわゆる公社という考えもあろうかと思うのですけれども、それにしても町が直接関与しているわけではなくて、資本金ですとか、そういったところでの協力支援という形になっているかと思います。まずはこのような山菜に限って言えば、私どもから見れば生ものを直接食べるというのが一番私はおいしいなとは思ったわけであります。改めてという言い方も変なのですけれども、ほかの皆さんもこういうふうに直接食べるというものとフランス料理等にアレンジしたものを食べ比べることによって、多分山菜の価値というのは今回お考えになられた方もいらっしゃるのではないかなと思っております。一方、今回シェフにお願いしたところのお店では結構混んでいるというか、人気があるのは承知をしております。私も行ったときも結構予約以外で入られる方がかなり来て、ちょっと土日などはかなりお断りをしているというような現状であるようでありますので、そういった健康食と申しますか、そういった観点もあって、女性のほうにはかなりの人気があるということでありますので、どちらかというと山菜は女性が、加工して自分で食べる状況にしてという方々でさえそちらに食べに行くということもありますので、この魅力を今回ご紹介したわけでありますので、どちらかというと試食会のほうがいろいろな種類があったり、量が多かったりしたわけでありますけれども、そちらも大変人気でありましたので、サミットそのものではなくても２回やらせていただいたところでかなり認知度はあったのではないかなと思っているところであります。
　　　　あとは、生産される方がこれからどのように山菜、今までですと、副業と言っては失礼かもしれませんけれども、促成を除いて、そのような形でこれまでやられてきておりますし、またゼンマイとかキノコ類はなかなか深いところに入らないととれない。高齢化になる、若い人はさほど興味がないということで、つかめない生産量の部分ではありますけれども、かなり減っているのが現状ではないかなと思っているところであります。しかしながら、議員がおっしゃられたような加工されているところも当然ありますし、そちらでの集荷をしているという状況もありますので、そこでもう少しその方々の状況を聞いて、足りないと、もっと欲しいのだということがあれば、その情報を例えばこの間の山菜名人の方とか、その他山菜を得意とされている方々がいらっしゃいますので、そういったブランド認定の事業の中で一つ例えば６次産業化の協議会もございますので、そういった状況を皆さんで伝え合いながら、では私のところでもうちょっと出すかとか、もうちょっととりに行くかとか、誰かを誘うかとかいうような話につながっていければなと思っているところでありますので、私どもとしてはあとは県とかいろいろな技術を持っている方々との連絡、あとは情報交換をしながら、そのつなぎをしながら、あくまでも特産物ではありますが、副業だからということは考えてもいません。基本的にはやはり森林を守ることが第一であって、それとともに恵みである林産物がもっと日の目を見てもいいのではないかなと思っているところですので、林業振興とあわせて２本柱でやっていきたいなと思っているところであります。
〇議長（五十嵐久芳）　佐藤栄子議員。
〇１番（佐藤栄子）　今町長の答弁は、今の時代に即した答弁だったと感じています。私が今回これを質問に挙げた理由としまして、この町でこんな大きな山菜サミットをして、600名以上の方が来町されて特用産品を覚えていってくれたということは、やはり今この町の産業は農業が基幹産業であるといって、米、畜産、それから園芸作物のネギ、ニラ、その他野菜もありますけれども、そういう状況です。その中でやはり森林９割というのであれば、この特用林産物をもっと普及していってもいいのではないかと感じています。
　　　　そこで、公営のワラビ園ができないかという質問に関しましては、町有林が255ヘクタールありますという中で、本当に平地のところはないかと思いますけれども、そういうところが町のところにあれば、やはり多くの方をこの町に山菜とりというか、ワラビとかで呼ぶこともできるし、これだって移住定住の一つのＰＲにもなっていくのではないかなというところがありまして、こういう質問させてもらったのです。やはりこの土地の環境を生かすものをもっと生かしていかなければいけないということがあり、先ほど小国町のワラビの話をちょっとしましたけれども、この山菜サミットは県内で４カ所で開催されていると認識しております。そこのところをちょっと見てみましたら、大江町などはワラビが5.3トンも収穫されておりますし、その中でもアケビが大江町は大変有名で4.1トンも出荷されています。西川町、これは月山の近くなので、山菜が大変豊富なところなのですが、タケノコのネマガリダケとか行者ニンニクの栽培が大変盛んであります。小国町は、ワラビのほかにウド、アザミ、ウドは1.9トンも出荷されている。アザミも1.3トンです。当町の場合はワラビが９トンです。9.0トン出荷されています。それから、フキが3.2トン、タラの芽が5.8、ウドが1.9です。ほかの地域と比べたら大変バランスのいい品目であり、収量がとれているかと思います。という中で、独特のものをやはり当町でも何か持っていたほうがいいのかなということを感じます。それで、冬期間の促成栽培のタラの芽、ウルイも東京の市場では大変高価なものとして取引されております。しかし、これ露地物になってきますと、首都圏から観光で見えた方は季節が合わなくてなかなか食べることができないという状況も発生しています。だから、これはなかなか露地物を何とかということは難しいのですけれども、まだ首都圏で高値で取引されているこういう品目はもっともっと力をつけていくべきなのかなと感じるところもあります。やっぱり山林の場合ですと、木材そのままの供給になって、今のところまだ高値ではないのですけれども、そこで働く人たちも林業後継者ということで育成する事業も始まってきていますけれども、なかなか育ってきていないという現実もあるかと思います。しかし、このまま９割の面積を放っておくというのはもったいないなと感じているところです。まずもってはこの林産物、これで地域活性化して成功しているところが全国に数々あると思うのです。その中で長野県の小布施なんかは栗で成功していますし、それから茨城県も栗があります。あと、これは国のほうでちょっと探してみたのですけれども、ナメコの生産の場合は北海道とか長野が大変今盛んで地域も活性化されています。そして、当町でもこの日本一のナメコ4.5トンという収穫に対してキャラクターをつくった経緯があります。その効果はどういうふうになったのか。栽培される方も今10人ほどしかいないというようなこともちょっと聞いておりましたけれども、そのキャラクターをつくってどのような成果が出たのかお聞きしたいと思います。
〇議長（五十嵐久芳）　大友農林課長。
〇農林課長（大友美喜男）　キャラクターということで、ナメキングとヌルリンというふうなシールをつくりまして、うめ子と手をつないで歩いているような、そういうシールをつくって、物販するナメコにそのシールを張って真室川をＰＲするというふうなことで実際させていただいております。ここ２年ほどそういうふうな秋の原木ナメコの物販が行われる、そういう会場で実際にそのナメコにシールを張りながら、町の特産であるよというふうなことをＰＲしながら、真室川を何とか前面に出しながらＰＲしているところですが、その効果のほどと言われますと、今やっている最中でございますので、今後とも続けながら効果を上げていきたいというふうに考えているところでございます。
〇議長（五十嵐久芳）　新田町長。
〇町長（新田隆治）　済みません。今のキャラクターについてはちょっと私も詳しく知らなくて。
　　　　あと、いろいろな生産されている方の状況なのですけれども、やはり高齢化によって原木を川向かいの山まで運ぶのはもうできないという方が多くいらっしゃいます。特に及位方面とか、安楽城もそうなのですけれども。例えばそのほかの近ごろのいろいろな野菜でありますとか、そういったものについてはそれなりの機械が導入されてきておりまして、省力化ができてこその今の状況であります。こういったものについては、その省力化という手段がなかなか見たことがありません。運んで歩くキャリーというのですか、せいぜいその程度なのかなというふうに認識をしているところであります。やはりこういった労力が一番かかるような生産物というのは非常に今敬遠されているし、現実的なものではないと。その労力がその単価、いわゆる収益に反映本当にされるのですかとなった場合は、これは一つの分化であるというようなことを思わない限りは非常に無理があると思います。したがいまして、町で例えば、やらないのですけれども、仮にやったとしても、その期間が限られると。この間東京の銀座のアンテナショップで真室川町のフェアがあって山菜を持っていきましたが、やはり１日かかります、例えば都会に持っていく場合には。そして、きのうとれたばかりといっても、現実出しますともうしんなりしているのです。こういった問題が当然あります。新鮮なうちに味わっていただくというのは、やはり来てその場で食べていただくということでないと、売り込みはちょっとできないのかなと現実論として思います。あと、古河市のほうにもいろいろ山菜持ち込んで、ファンがいて、待っている方が当然いらっしゃいますので、やっぱりそういったところで安定的な供給をするのがベストなのかなと今のところは思っております。そこで顔をしっかりしながら、見ていただきながら、真室川というところを知っていただきながら、そういう何というのですか、よく買ってくれるお客さんのことです。そういった方々を、リピーターではないと思うのですけれども、そういった方を地道にふやして、できれば１日、よくて半日、１日で送られる範囲でないとということもありますので、そういったところの取り組みをもう少し、ちょっと相手方の件もあるので、やたらブースを広げて物を多くしてもいいのかという問題もありますので。あと、古河のほうからも道の駅のほうに山菜の期間だけやったらどうかという話もされてはいますけれども、やはりそれについては検討させていただいて、その節はよろしくという話も市長と議長さんにはしておりますので、そういったところを、あとは生産者が求めに応じた状況で供給していただけるのかということだと思います。山菜サミットやりましたけれども、現実的には６月の第１週で及位のワラビ園も終わりということで、ほかのところテレビで見たら６月いっぱいはとれますと言っているところがありますし、ちょっとこの辺がどういう状況なのかなということも少し勉強させてもらいたいなと思っているところでありますので、ちょっと答弁にならないかとは思いますけれども、今やれる方向性ということでの内容でございますので、よろしくお願いいたします。
〇議長（五十嵐久芳）　佐藤栄子議員。
〇１番（佐藤栄子）　この山菜サミット開催のときに、町長のお言葉の中にすぐにはできないけれども、時間をかけて取り組んでいきたいという言葉の挨拶があったと記憶しております。今の答弁の中にもその意味があるなと思って受けたのですけれども、やはり特用林産で地域活性化というのは相当時間がかかるものだとは思っております。そこで、国の事業なのですけれども、復興庁計上分で特用林産施設体制整備復興事業とか、あと特用林産振興総合対策事業費補助金とか、そういう国の助成金などがあります。これは、私よりも課長がスペシャリストなので、そういう事業はよく存じ上げていると思いますけれども、こういう事業があるということでやはり森林に関係する方々にこの内容等を周知しながら、少し膨らませていくべきではないかと感じているところですので、そういう取り組みを頑張ってしていただきたいと思います。
　　　　次に、質問変えさせていただきます。２番目の質問なのですが、快適で安心できるまちづくりについて、高齢者福祉の中の健康寿命延伸に向けた介護予防、サービスについての考えは。現在町では、福祉課によるリフレッシュ体操が開催されております。大変受講者も多く、参加される方も元気に体操しているところです。現在高齢者の方々がストレッチ体操により歩行の困難な方や肩凝り等のある方々が健康になり、健康寿命延伸がされています。ぜひ高齢者向けの事業の取り組みを考えてはどうか、伺います。
〇議長（五十嵐久芳）　新田町長。
〇町長（新田隆治）　では、２問目のご質問、快適で安心できるまちづくりについてお答えをします。
　　　　高齢者福祉の中の健康寿命延伸に向けた介護予防、サービスについての考えはのご質問であります。超高齢社会における最大の課題は、一人一人の生活の質を高めることであり、そのためには要医療、要介護状態の期間を短くし、健康寿命を延伸することが必要であります。国が策定した第２次健康日本21では、健康寿命の延伸を最重要課題の一つとし、高齢化における健康の増進に関するさまざまな取り組みを挙げており、本町においても第２次ヘルシースマイル真室川21計画に基づき、要介護状態を予防し、健康寿命を延ばす取り組みを続けております。その取り組みの一つとして、全町民を対象としたはつらつリフレッシュ教室を開催し、昼の部、夜の部に分けて参加しやすい体制をとりながら、ストレッチやボール体操などを行っており、１回当たり平均15人の参加者となっております。また、高齢者対象の事業としては、短時間の介護体操を行ういきいきミニデイサービス事業、理学療法士、管理栄養士が自宅を訪問して生活指導や栄養指導を行う事業、昨年度開設されたみんなの茶の間あべあべなどの介護予防、生活支援サービス事業、ストレッチや太鼓、ウオーキング等を行ういきいきシニアクラブやいきいきサロン、介護予防体操を取り入れた温泉デイサービス事業などの一般介護予防事業を実施しており、いずれも１回当たり15人から20人の方が参加をされております。今後も町民の生活の質の向上につながるよう介護予防事業を充実させ、健康寿命の延伸に向けた取り組みを推進してまいりたいと考えております。
〇議長（五十嵐久芳）　佐藤栄子議員。
〇１番（佐藤栄子）　皆さんは、クアオルトということをご存じでしょうか。このクアオルトというのはドイツ語で健康保養地、療養地のことをいいます。これをいち早く山形県で取り組んでいるのが上山市です。この上山市は、全国的にも有名な温泉地でもありますし、あとは近隣に蔵王があります。一時的に上山の温泉街が衰退していた時期にそこの温泉組合の方々がこのクアオルトという事業展開を始めていきました。それをもう少しきめ細やかにお話ししますと、歩くということなのです。歩きながら自分たちの健康を維持しながら、自然観察をしながら、そしてまた温泉で体をいたわって休んでいって、そういう形態のクアオルトということなのですけれども、今この答弁の中に、福祉課でやっていますはつらつリフレッシュには年齢問わず参加して体操されている方がふえてきております。こういう当町みたいな地形ですと、やはり車を使ってこないとこの町場のほうに来ていろんな買い物やら会合やらできないという生活の環境があります。それに、当町では町営バスも走っていて、乗降フリーになっております。ということで、介護施設はたくさんございます。それから、特老もあります。でも、自分の健康を守っていくためには、やはり少なからずいろんな体験をし、体を使って健康を維持することも必要かと思います。それで、なぜこういうご提案、質問しましたかというと、いろんな事業に取り組むときにはすごくお金がかかってきます。でも、歩くということはお金がかからないのです。当町のこの商店街もなかなか活気が出てきておりません。それから、観光資源についても知らない方々もたくさんいる。そういう中で歩くということを始めると、町民の意識が変わってくるのではないかなという思いがあります。漠然な質問だなってちょっと感じている方もいるのではないかと思うのですけれども、歩くということは体の全身運動です。そしてまた、参加された皆さんとのコミュニケーションもとれます。近隣の新庄市でも、民間の団体ですけれども、市内を歩くという方々が大変ふえてきております。なので、やっぱり当町のよさ、悪さ、自分の健康を知るためにもお金のかからない、こういうふうな事業を立ち上げてみてはいかがかなと思ったところなのですが、まずはこのことについてどういうふうに思われるか、ご意見いただきたいと思います。
〇議長（五十嵐久芳）　新田町長。
〇町長（新田隆治）　いろいろな当町のサービスというか、予防事業、また健康対策についてはご理解をいただいたと思います。なかなかこれだけのメニューをやっておりますので、これ以上担当課のほうで新しいことを始めるということは、今のところはこれ以上は無理だろうなというふうに思っております。ただ、ニーズとマッチしているかということはまた別の問題であろうかと思いますので、これはやりながらいろいろなメニューを変えていくということも必要であろうと思っております。基本歩くというのは十分私もわかりますので、このごろ東京などに行く機会が相当ふえまして、行けば行くほど日ごろの運動不足、いかに歩いていないかということを痛切に感じているわけであります。そして、血液の循環量も足を動かすということは非常に大きな、最大のものだというふうなことも健康講座などでも話をされているところであります。例えば今結構明るいので、たすきをかけて２人連れでありますとか、余り固まって歩くと危ないというところもあるのですけれども、結構歩いている方は見受けますし、ジョギングをされている方もいらっしゃいます。ただ、それを組織的にとなりますと、なかなか難しいところがあるのかなと。ただ、イベント的にみんな集まって、総合運動公園でハイキングというか、ウオーキングコースがあるので、そこを歩こうよといっても、ただそのときだけのということになってしまいますので、総合運動公園まで車で来て、そこで４キロ歩いて帰って、それがいいのだかという話も当然なろうかと思いますので、場所に行くことは行くこと、歩くこと、運動は運動というふうに割り切って、せっかく運動公園にそういうコースがあって、しかも膝に負担がかからないようにショックを和らげる構造になっておりますので、先般も修理をしたところでありますので、ちょっとその辺の自分の近所を歩くというと、なかなかこれやれそうでやれないのだと思います。何かちょっときっかけというか、違うところでというのがまた一つの、町をまたもう一回見るということもあろうかと思います。やっぱり車ではなくて、歩くことによっていろいろなものも目に見えますし、自宅近辺で改めて再発見するようなこともあろうかと思います。その辺本人というか、やれる方の事情に応じてやっていただければなと。言われてみると、確かに運動公園のコースを改めて紹介して、歩こう運動などというのはちょっと近ごろないのかなというふうに思っていますので、せっかくこのたびも中体連、バスケット、サッカー、テニス、もう一つ、結構な、野球ではないですね、来ていただいてにぎやかにしていただいていますので、そのときだけではなくて運動公園周辺を、確かにあそこは景色のいいところでありますし、桜の時期になれば随分と咲くようになってきましたので、そういったところをアピール、ＰＲしながら町民の方に総合運動公園もしかり、秋山の公園もしかりということで、今後、両方とも都市公園でもありますし、そのあり方についてスポーツ、運動を主としたものでありますので、まずはそういったところの利用方法を再度検討していければなと思っております。
〇議長（五十嵐久芳）　佐藤栄子議員。
〇１番（佐藤栄子）　これからが楽しみな答弁をいただきました。ぜひクアオルト、健康ウオーキングということです。これは疾病予防、健康増進に効果があります。すぐにはできないと思いますけれども、ぜひ前向きにご検討していただきたいと思います。
　　　　それから、今第５次総合計画後期基本計画、あと２年です。令和２年までだと思います。６次計画に向かってきょうは特用林産物と、こういう歩いて健康延伸ということをお話しさせてもらいましたけれども、ぜひこういうこと、お金のかからないようなこと、あとは地域が活性できること、それから移住定住にも全てつながっていくものと私は感じておりますので、ぜひきょうの私の質問をこれからの町の事業に取り組んでいただければ幸いかと思います。
　　　　これで私の質問を終わります。
〇議長（五十嵐久芳）　引き続き発言を許可します。４番、平野勝澄議員。
〇４番（平野勝澄）　それでは、通告に従いまして質問をいたします。
　　　　１つ目は、役場新庁舎建設についてであります。新庁舎の建設工事始まっております。近隣の方に話伺いますと、工事開始後、土ぼこりや重機の排気のにおいなど幾つか課題が出ているようであります。工事を担当する建設会社ではその都度散水をしたり、近所の方に説明を行ったりと適切な対策をとり、住民への対応も丁寧にやってはおられるようです。大きな工事であり、今後も完成までさまざまな問題、課題が起きると思われますが、現場だけでなくて、町としてもできれば事前に問題を予測し、住民にしっかり説明するなどの対応をする必要、強める必要があるのではないでしょうか。
　　　　また、完成後、役場と近隣住民の土地や住居の間の境界についてどのように考えているか聞きたいと思います。これまで駐車場としての使用においても平穏な生活を維持する上で課題があったのではないかと思われます。庁舎完成後には人の出入りはさらに多くなります。フェンスなどではっきり区切り、ここから先は個人の所有地ですというようなことを示す必要があるのではないでしょうか。この２点お伺いをいたします。
　　　　１つ、工事に伴う問題が発生した際、町としてはどのような役割を果たしているか。予測も含めた今後の対応はどうか。
　　　　２つ目、完成後、近隣の家庭の平穏な生活の維持をどう保障していくか伺います。
〇議長（五十嵐久芳）　新田町長。
〇町長（新田隆治）　では、平野勝澄議員の新庁舎建設についてのご質問にお答えします。
　　　　役場新庁舎建設工事の進捗状況につきましては、５月の連休明けから鉛直アンカーの打設といって、安定した地盤までアンカーを打ち込み、庁舎基礎の浮き上がりや地震などによる転倒を防止する工事と、車庫やエネルギー棟の基礎工事として森林組合や商工会側の掘削を行っているところであります。今後も広報やホームページなどで定期的にお知らせをしてまいります。
　　　　ご質問１点目の苦情や問題発生に際し、町として果たすべき役割はについてでありますけれども、ことし１月に業者選定の方法についてご説明したとおり、新庁舎の建設工事は住宅隣接地での作業となることから、なるべく短い工期に対応し、各工種の円滑な工程調整や周辺地域への十分な配慮ができることなどを業者選定の重要項目に設定し、こうした業者を確保できる建設工事共同企業体による条件つき一般競争入札としたところであります。ことし３月に議決を得てから５社から成る共同企業体と契約を締結し、第１回目の打ち合わせの時点から騒音、土ぼこり、安全対策など、周辺地域や来庁者への配慮を十分に行っていくことを確認し、４月９日、10日の町民説明会において、騒音対策として防音シートを設置し、工事で発生する音量を随時測定することや散水車の運行、交通誘導員の配置、工事のスケジュールなどについて説明を行いました。音量の測定は、近隣住民の要望を受け、旧水道管理棟の解体工事でも行っておりましたが、今般の工事においても５月20日から開始し、毎日１日２回、３地点で計測を行っております。建設用重機を使用する特定建設作業の騒音規制値は85デシベルで、これまで１回だけアンカー打設時に森林組合側の観測点で85.5デシベルとなりましたが、６月10日までの平均では61.8デシベルであり、これを下回っている状況であります。土ぼこり対策としては、国道、県道までの搬出車両の運行経路に散水をし、運搬車両が工事現場から出場する前にタイヤの洗浄を行っております。交通安全対策としては、朝の通学時間帯には大型車両の運行は行わず、見通しの悪い郵便局付近には交通誘導員を配置をしております。また、建設工事現場入り口に１週間ごとの工事内容をお知らせするボードを設置し、特に大きな音や振動が発生する作業を行う場合や作業時間を超えて作業を行う場合には、周辺のお宅を訪問して事前に説明をするなどの対応を行っているところであります。これまでは運搬車両の走行音や土ぼこりに対する苦情が２件寄せられており、その際には職員が区長さんや関係者と話し合って運搬車の走行ルートを見直したり、散水回数をふやすなどの対応を行っております。職員、工事監理者、建設技術センター、工事請負業者が一堂に集まって月２回の工程会議を開催し、工事の進捗度の管理や詳細な現場作業の協議を行うなど情報共有をしておりますが、今後も工程に応じた周辺への影響を予測しながら、丁寧な説明、対応に努めてまいります。
　　　　２点目の完成後、近隣家庭の平穏な生活の維持をどう保障していくかについてでありますけれども、基本設計の検討段階で周辺地域の方々を初め、ワークショップにおいても桜の木、しだれ桜ございますが、周辺に来庁者や地域住民が憩える広場を整備することが提案され、これを設計案に反映し、最終案の説明会においては広場で遊ぶ子供たちなどが周辺の敷地に入り込むことがないよう配慮してもらいたいとの要望をいただきました。広場予定地は、春から秋には町民の皆様の憩いの場として、冬期間は駐車場の堆雪場所としての利用を計画しておりますので、隣接する住宅との境界に擁壁を設置する設計とし、擁壁の設置については既に完了し、職員や来客用の駐車場についても周辺の住宅からできるだけ距離を置いた配置としているところであります。これまで職員の駐車場として利用していた際には、職員が帰宅するときや除雪の際の音などにご意見をいただいており、その都度職員への注意喚起や除雪時間を変更するなどの対応をしてきたところでありますが、今後も周辺地域を初め、町民の皆さんからご意見をいただいた際には、十分な説明を心がけながら、適時適切な対応に努めてまいりたいと思っております。
〇議長（五十嵐久芳）　平野勝澄議員。
〇４番（平野勝澄）　答弁の中に苦情が２件これまで寄せられており、その際には職員が区長さん等と話し合って対応したということが書かれております。この際には当然苦情を寄せられた住民の方ご本人にも説明があったろうと思うのですが、そういった対応はどういった立場の職員が行っているのかということと、その説明の際に苦情を寄せられた方の、その対応を受けてどんなような反応があったかということもお聞きしたいと思います。
〇議長（五十嵐久芳）　佐藤総務課長。
〇総務課長（佐藤和弥）　今回の２件の件につきましては、１件は隣接する町民からのご相談、それともう一件は商店街のほうからのご相談です。内容といたしましては、町民の方におかれましては土ぼこりと車両の音の件です。それと、商店街のほうは土ぼこりの件でありました。２件とも職員、補佐ですけれども、総務課の補佐がそれぞれ出向いてお話をお伺いして内容を確認をし、町長今ご答弁したようにルートの変更、それから散水の徹底、あと音についても循環する方法を、回るルートを変えて、今の２件についてはそのような対応をしてきたところであります。
〇議長（五十嵐久芳）　平野勝澄議員。
〇４番（平野勝澄）　その対応について、当事者の方に説明したときのリアクション的なもの、納得いただけたのかどうかというところはいかがでしたか。
〇議長（五十嵐久芳）　佐藤総務課長。
〇総務課長（佐藤和弥）　今ご説明したとおり、担当の補佐が行ってご説明をしたところであります。こういう対応をしますというお話をその場でして、ご納得いただいたものというふうに感じております。報告を受けております。
〇議長（五十嵐久芳）　平野勝澄議員。
〇４番（平野勝澄）　大きな事業でありますし、町にとっても重要な事業でありまして、近隣住民の方については多少の、多少のというのも度合いが非常に難しいところだとは思うのですが、課題については甘受をしていただかなければならない側面というのは当然あるとは思うのですが、その中でたまたま近くに住んでいるからこうなったのだというような不公平感を抱かせないような対応というのに引き続き努めていただきたいということを申し上げておきたいと思います。
　　　　その上でですけれども、後半の部分になりますが、平穏なということでなのですけれども、１つは私直接お聞きしたところでは遅い時間等のやっぱり車のエンジン音等が気にかかるということとか、あとはこれは町でどこまでという部分はあるのですけれども、週末ですとか飲食店などに来られる方などが町の駐車場を利用してという中で、遅い時間に代行車などで車が移動されるというときにやっぱりそこでエンジン音が気にかかったりというようなことが、これも程度問題だろうなとは思うのですけれども、若干起きているということが、聞かせていただいたということがありました。これは、町の職員とか庁舎に用事があって来られた住民の方というところとは少し性格違う問題なので、町がどうこうできるということとは少し違う問題だなとは承知はしているのですけれども、町の敷地との間の明確な境界的なものというのが町のほうでどう考えているかということを、その点でお聞かせ願いたかったわけであります。現在広場予定地のほう、隣接する住宅との境界に擁壁を設置するということで既に完了しているということなので、私も後で見に行ってみたいと思うのですけれども、この擁壁というのがどのようなものになっているかというのはちょっとここで口頭で説明していただいていいでしょうか。
〇議長（五十嵐久芳）　佐藤総務課長。
〇総務課長（佐藤和弥）　東側の一番住宅に近いところでありまして、コンクリート製の高さ80センチのものであります。それで、東側、町道との間、町道沿いに住宅があるわけですけれども、町で今回擁壁を設置したところは１軒のお宅と隣接している範囲だけであります。そこから先というのは、垣根が民間のほうで住宅用に既に設置されているという状況でしたので、その１軒との隣接地点に擁壁を設置したというところであります。
〇議長（五十嵐久芳）　平野勝澄議員。
〇４番（平野勝澄）　東側の町道への出入り口に相当する部分の通路になる部分でしょうか、そちらのほうは手をつける考えというのは特別ないでしょうか。
〇議長（五十嵐久芳）　佐藤総務課長。
〇総務課長（佐藤和弥）　町道から庁舎の建設予定地までの通路については、擁壁を設置する考えはありません。そこからちょっと入り組んでいて、桜の木があって、町道から入っていけば左側、住宅の方からすれば自分の西側、裏側、桜側、そちらのほうに擁壁を設置したというところであります。
〇議長（五十嵐久芳）　平野勝澄議員。
〇４番（平野勝澄）　現在どうするかというお考えをお聞きしましたが、引き続き近隣の住民の方からいろんな声出てくると思います。答弁でもありましたとおり、その都度職員への注意喚起やさまざまな対応をしてきて、今後もご意見いただければ十分な説明心がけながら、適時適切な対応に努めていくということでありましたので、この点はしっかりやっていただきたいと思います。先ほど申し上げましたとおり、こうした事業ですから、一部の近隣の方には一定の部分甘受願わなければならないような部分というのは当然出てくるだろうとは思いますが、それが住民間の不公平感とかを出さないようなということで、そこはぜひ気を使っていただきたいというふうなことを申し上げたいと思います。その辺改めて町長にもう一言いただければと思うのですが、いかがですか。
〇議長（五十嵐久芳）　新田町長。
〇町長（新田隆治）　ちょっと特定されているようでありますけれども、私もそのためということではないのですが、従前そのような、これに限らず土質調査のときにも苦情をいただいております。そういった件私も十分承知をしておりますので、特に気をつけるようにということを受注者５社、５業者が来たときに私から直接申し上げておりますし、職員についても近隣の方々には特に、いろいろと付随する問題も少しあるようでありますので、そういった面もありますので、不信感とか、言われたような許容範囲というのは定めが非常に難しいと思うのですけれども、それは人によって異なるということなので、一律対応ではなく、個別に応じた対応ということも考えておりますので、今後気をつけてまいりたいと思っております。
〇議長（五十嵐久芳）　平野勝澄議員。
〇４番（平野勝澄）　そうしましたら、次の質問に移ります。
　　　　２つ目は、新しい人権概念への対応についてでございます。近年ＬＧＢＴの権利など、これまでにない人権概念が確立されつつあります。大都市部の自治体を中心に同性パートナーシップ制度を導入しているところもあります。現時点でおおよそ20程度の自治体でこうした制度を設けているようであります。憲法13条でいうところの個人の尊重、または個人の尊厳と言われる概念の一つの具体化としてあらわれたもので、私としては歓迎したいと考えております。こうした新たな人権概念に町としてどう対応していくべきでしょうか。我が町は、決して大きな規模の町ではなく、町民同士の関係性も大都市圏に比べて濃密なものがあります。そうした中で、これは悪い点ばかりではないというお断りはしておりますが、恋愛、結婚、子育て、家庭環境などの情報があちこちで飛び交い、プライバシー的にどうかと思うようなうわさ話がそこかしこで聞かれるという事情があります。我が町に限りません。このぐらいの規模の町ではよくあることなのだろうと思います。このことはプライバシー一般について、このＬＧＢＴということに限らず言えることですけれども、特にこうした性的少数者であると知られること、これは町で生きていく上である意味死活問題になりかねない問題だと思います。だから、潜在的には制度の必要性はあっても、表に出てくるということはないと。近年のこうした概念の発展や取り組み状況を知るまでは、私自身もはっきり言って偏見の塊であったと自覚し、反省をしているところであります。今現在の課題として、こうしたパートナーシップ制度をつくれという、そういう制度の制定をここで求めるものではございませんが、最低限職員の研修や町民への啓発などが今の時代必要とされているのではないでしょうか。町長の考えを伺います。
〇議長（五十嵐久芳）　新田町長。
〇町長（新田隆治）　では、２問目のご質問、新しい人権概念への対応についてお答えをします。
　　　　ＬＧＢＴとはご存じのとおりでありますので、省略をいたします。性的指向または性自認における少数者を示す総称の一つでありますが、民間の３社が行った調査では、20歳から59歳の５ないし８％がこれらに該当するとの調査結果が国の法務委員会調査室の資料として公表されております。平成29年に内閣府が行った全国無作為調査による人権に関する世論調査によりますと、回答した90％以上の方がこうした方に対する差別があると認識をしており、複数選択方式の回答で多かった順に差別的な言動をされることを挙げた方が49％、職場や学校で嫌がらせやいじめを受けることが35％、じろじろ見られたり、避けられたりすることが31.7％、就職や職場で不利な扱いを受けることが29.1％の順となっており、またマスコミなどでも学校でのいじめやパートナーの診断内容を教えてもらえない、住宅に一緒に入居できないなどさまざまな問題が報道されていることはご承知のとおりであります。日本は、2008年12月の国連総会において、性的指向と性同一性に基づく差別の撤廃や人権保護の促進を求める旨の声明に同意し、法務省を中心に人権問題全般において偏見や差別の解消を目指し、啓発、相談、調査、救済などの活動に取り組んでおります。最上管内では、法務局においてみんなの人権110番として随時窓口を開設しており、町内では国の委嘱を受けた４名の方が人権擁護委員として人権なんでも相談会を開催するなどの相談窓口となり、内容に応じて国や県の専門機関につないでいただいているところであります。町では、いじめ防止対策推進法の施行を受け、平成27年３月に真室川町いじめ防止等対策推進条例を制定し、総合的な対応策としていじめ防止基本方針を定めております。その中で教育的諸課題から配慮すべき児童生徒への対応として、性同一性障害、性的指向、性自認について教職員の正しい理解の促進や学校としての必要な対応を挙げ、手引きやパンフレットを配布するなどの対応を行っております。また、学校ごとにもいじめ防止基本方針を定めており、児童生徒の命の尊重と人権感覚の育成に努め、いじめの未然防止、早期発見、早期解決に取り組んでおります。
　　　　議員ご指摘のとおり、全国的には同性パートナーシップ証明書を発行するなど同性カップルを夫婦と同じような関係と認める自治体の取り組みが始まっておりますが、本町においてはこうした案件の相談や報告については現在のところお受けしておりませんので、今後の各種制度などの検討については状況を注視しながら判断していく必要があると思います。人が人として偏見や差別のない社会の中で人間らしく生きていくためには、一人一人がお互いの違いを認め合い、それぞれ異なる個性を尊重していくことが大切であり、こうしたいじめや女性、障害などにも関する人権問題については、各種計画を策定し、周知、啓発を図るとともに、山形県市町村研修所への研修参加や職員研修の開催などにより、正しい知識と適切な対応について習得に努めているところでありますが、今後の新たな計画などの策定、改定時にはこうした内容も加味しながら人権意識の啓発に努めてまいりたいと考えております。
〇議長（五十嵐久芳）　平野勝澄議員。
〇４番（平野勝澄）　お答えいただきました。基本的にはこうした課題について、よくご理解いただいているのだなということが確認できたと受けとめております。私質問通告におきまして、ＬＧＢＴという言葉使いましたが、最近もう少し違うといいますか、さらに包括的な概念というのも提唱されているようです。ソジという言葉、ＳＯＧＩ、セクシュアルオリエンテーションとジェンダーアイデンティティーの頭文字の合成語だそうなのですが、性的指向と性自認、これは性的少数者の人も異性愛者の人も全ての人の多様な性的指向、性自認を認め合うという意味で使われるようになってきているということなのだそうです。今後は、だからこうしたさらに広くさまざまな人の性的、性自認の問題、こうしたものを、ここで正常なという言葉を使ってしまいたくなるのが私自身も認識が古いのだと思うのですけれども、多数派である異性愛の人も含めて、全ての人たちの性的なさまざまな権利、そうしたものを擁護するというような概念ができているということだそうです。ちょっと用語の話だけしていてもなんなのですが、それでこうした条例を最も早く、条例といいますか、条例だけには限りませんが、こうした制度を最も早く導入したところの一つであります渋谷区の男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例、この中にパートナーシップ制度、位置づけがあるのですが、これ読んでみますと、それだけではなかったということがあります。この中には男女平等と多様性を尊重ということで男女平等という部分、ちょっとここの第２条にいろんなこと書いてあるのですけれども、ドメスティックバイオレンス等の問題ですとか、セクシュアルハラスメントの問題、そうした問題なんかも含めたかなり包括的な条例になっているようであります。こうしたものを見ると、今すぐやれとけしかけるわけではありませんけれども、こうしたものの我々自身もよく学習をしていく必要もあるのではないかなということを改めて感じているところです。答弁の中にこうした案件の相談や報告については今のところ受けていないという言葉がございました。私の通告の中でも申し上げたとおり、こうした性格のものですから、恐らく事例はあっても、まず相談することそのものが非常に高いハードルになっているのであろうということは考えられると思うのです。悩んではいるのだけれども、それを表に出してカミングアウトして相談するということ自体が非常にハードルが高いと。でも、その人は苦しんでいるという状況はないかもしれませんが、あるかもしれませんという、非常に曖昧ではあるのですけれども、そういった方々がいる可能性というのを考えながら、遠い将来ということではなく、そうしたような制度をつくっていくということがいずれ必要な時期というのが遠からず来るのではないかなというふうに私考えております。
　　　　ちょっと重ねてお聞きをしたいと思うのですが、こうしたものは非常に見えにくいと私は思っているのです。今のところ事例がなくても、苦しんでいる人がいないとは言えないという、いる証拠もないということもあるのですけれども、そういう中でもうちょっとより大きな塊で見た場合、答弁の最初のほうでありますけれども、５％ないし８％の方が性的少数者に該当するというような調査結果もあるようです。こうしたのを真室川の人口に当てはめれば、やっぱり数人はそうしたことで苦しんでいらっしゃる方もいるのではないかと思うのです。そういう可能性に思いをはせながら、我々自身というのは議会も含めた町の仕組みそのものの中で、研修に出しているということもあるようですけれども、全体で何か学ぶような機会というのを考えることはできないのかなというふうに思っているのですが、いかがでしょうか。
〇議長（五十嵐久芳）　新田町長。
〇町長（新田隆治）　ちょっと非常に言葉遣いが難しくて、例えばそういった方とかと言ってしまうと、それ自体がちょっとなかなか差別用語に該当するというようなこともあるので、ちょっとなかなかしゃべりづらいなとは思って、あえて言わせていただきますけれども、そういった方々というのは多分親兄弟も認知していない場合というのが非常に多いのではないかなと思っているところであります。そういったことも中にはあろうと思いますし、それがゆえに苦しんでいるというようなこともあろうかと思いますけれども、町の今のそういった理解のレベルと申しますか、私が言ってはちょっとまずいのかなと思うのですけれども、なかなか理解をするという段階には至っていない状態であろうというふうに思っております。これは、やっぱり国とか中央のほうが今いろいろな啓蒙活動をしているところでありますので、それらをまず積極的に受けるというようなことが第一段階ではないかなと思います。拙速ということではないのですけれども、もし仮に町がそういう対策だとか、その窓口をつくるといった場合には、これを理解しない方々は真室川にはいるのだ、そういう人がというようなことになっては大変だろうと思っております。今度逆にその興味を引くようなことになってしまっては、理解をしないと今度興味ということになってしまいますので、それではちょっとまずいのかなと思っております。やはりこれそれなりの本当の知識というか、知識、そして相談できる、相手の気持ちになってくれる方がいないと、相談ということが受けられないのではないかなと思いますし、これからそういったものを要請するといいましても、なかなか専門職ということになろうと思いますので、そういった専門については社会福祉士でありますとか保健師でありますとか、そういった勉強はしてくるわけでありますので、そういった知識をもう少しずつ職員の中にも浸透させていくということから始めるのがベターであるのかなと思っています。ちょっと外国の方なので、しゃべってもいいかと思うのですけれども、先般、ことしの冬にちょっと東京に行って、帰りの新幹線車内で、いわゆるこれのＧとＴに該当する方が隣に座られまして、ちょっと２時間ほど英語で話しかけられて非常に四苦八苦をした経験が、その点はいいのですけれども、何を言いたかったかというと温泉に行きたいのだと。もう日本には11回ほど来ているのだけれども、温泉に入りたい。山形は温泉、そして雪を見ながらというところなので、混浴を紹介してくれという話でありました。なぜかというと、やはり両方お持ちの方でありますので、入れない、みんながいるところでは。今までシャワーとかで入ったことなくて、ぜひ温泉に入りたいのだけれども、それを入れてくれる温泉はないのでしょうかという話です。簡単にこういう、話は長かったのですけれども、そのときはちょっといろいろ、瀬見の１軒とか混浴をしているところは確かにあるのですけれども、そういった意味での混浴ではないらしく、残念ながらオーケーということにはならなくて、まずは新庄とか山形の駅にいますと英語の堪能な方がいらっしゃいますので、その状況をよく伝えていただいて探したほうがよいのではないかなという話をさせていただいたところです。やはりそういった方はそういう悩みに、日本が好きで来ているのだけれども、日本のよさの温泉に触れられないという、それはどうでもいいやではなくて、真剣に入りたいという気持ちでありましたので、私もちょっといろいろ調べたりはしたのですけれども、残念ながら力にはなれなかったというのが本当であります。しかし、でも隣にいたからといって、その方の関心が私に向いているわけではなくて、関心はその日本のことについてでありますので、そういった意識さえ持たなければ、そういった方であっても、何も嫌だとかという気持ちにはならなかったのであります。でも、中には対象として向けられる方がいて、それが原因で何か不登校になったとかなんとかということも聞いておりますので、これはなかなか今の状態では難しい問題かと思いますので、さっき言いましたように国全体が広く、浅くでも仕方がないと思います。そういったのが真室川町の町民の方にも少しずつ浸透しているなと思った段階での町としてのその窓口であったり、相談に乗る組織であったりということになろうかと思います。そんなに遠い将来の問題でもないとは思いますけれども、そういうことも視野に入れた中での福祉行政と。これは、福祉と言っていいのかちょっとわかりません。非常にこれもちょっと難しい問題であろうと思いますので、その表現の仕方でありますとか、これはやっぱり私も含めて職員と町民の皆さんもよほど勉強、理解しないと、しなければならない社会にしなければならないのですけれども、今のところは今先ほど申し上げたような形で少しずつその知識、理解度を深めていくことが何よりも大切なのではないかなと思っているところであります。
〇議長（五十嵐久芳）　平野勝澄議員。
〇４番（平野勝澄）　町長からのお話にもありましたとおり、私自身も質問する中でこうした用語の使い方、こうした言葉遣い、さっきもそういった方々というような言い方を私もしてしまっております。これは、敷衍すればこうした問題だけでなくて、人権に絡む問題では必ずそのような表現上の問題などは出てくるのだろうなというふうには思いますけれども、今のお話聞きまして、町長もこうした問題について非常によく理解くださっているということはわかりました。こうしたことをどういう方法、あるいはどういう時期というのはありますけれども、具体的に悩んでいる方に私も出会うようなことがあれば、ぜひ助けにはなりたいなとも思いますし、町民の方にもそういうことを理解してもらうような努力というのも私自身も含めましてやっていきたいなということは改めて思っているところであります。町としての答弁としましては、いただいた答弁で現時点としては十分なのかなというふうに理解いたしました。こうしたことを引き続きいろんな形で問題提起もしていきたいと思いますし、また教えていただくことも多かろうと思います。
　　　　以上申し上げまして、まだ時間ありますけれども、私の質問は終わります。
〇議長（五十嵐久芳）　ここで会議を閉じ、暫時休憩いたします。
（午前１１時１９分）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（休　　憩）
（午前１１時２０分）
〇議長（五十嵐久芳）　休憩を閉じ、会議を再開いたします。
　　　　この際、日程の追加についてお諮りいたします。
　　　　ただいま発議第３号が提出されました。これをただいまお配りしたとおり、本日の日程に追加したいと思います。ご異議ありませんか。
　　　　　　　　　　　　　　　　（「異議なし」の声あり）
〇議長（五十嵐久芳）　異議なしと認めます。
　　　　したがって、本日の日程に追加することに決定いたしました。

〇議長（五十嵐久芳）　追加議事日程第２、議案を上程いたします。
　　　　発議第３号　真室川町議会改革調査特別委員会設置に関する決議について、以上１議案を上程いたします。

〇議長（五十嵐久芳）　追加議事日程第３、提出者より趣旨説明を求めます。外山正利議員。
〇６番（外山正利）　ご苦労さまでございます。発議第３号　真室川町議会改革調査特別委員会設置に関する決議。
　　　　真室川町議会会議規則第14条第１項及び第２項の規定により別紙のとおり提出します。令和元年６月18日。提出者、真室川町議会議員、外山正利。賛成者、真室川町議会議員、大友又治。同じく賛成者、真室川町議会議員、菅原道雄。同じく賛成者、真室川町議会議員、平野勝澄。
　　　　趣旨説明。本案は、住民参加型の開かれた議会を目指し、議員定数や報酬のあり方などを初めとした議会改革並びに議会の活性化について調査研究を行うため、特別委員会の設置を提案するものです。
　　　　以上であります。議案につきましては、別紙のとおりでありますので、割愛させていただきます。皆様からご承認いただきますよう、よろしくご審議をお願いを申し上げたいと思います。
〇議長（五十嵐久芳）　ただいまの件につきまして質疑を行います。質疑はありませんか。
　　　　　　　　　　　　　　　　（「なし」の声あり）
〇議長（五十嵐久芳）　なしと認め、質疑を終わります。
　　　　これより討論に入ります。討論はありませんか。
　　　　　　　　　　　　　　　　（「なし」の声あり）
〇議長（五十嵐久芳）　なしと認め、討論を終わります。
　　　　これより本案を採決いたします。
　　　　お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
　　　　　　　　　　　　　　　　（「異議なし」の声あり）
〇議長（五十嵐久芳）　異議なしと認めます。
　　　　よって、発議第３号　真室川町議会改革調査特別委員会設置に関する決議は原案のとおり可決されました。
　　　　お諮りいたします。ただいま設置されました真室川町議会改革調査特別委員会委員の選任については、委員会条例第７条第４項の規定により、議席番号１番、佐藤栄子議員、２番、髙橋秀則議員、３番、佐藤成子議員、４番、平野勝澄議員、５番、菅原道雄議員、６番、外山正利議員、８番、大友又治議員、９番、佐藤一廣議員、10番、佐藤正議員、以上９名の方を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
　　　　　　　　　　　　　　　　（「異議なし」の声あり）
〇議長（五十嵐久芳）　異議なしと認めます。
　　　　よって、ただいま指名いたしました９名を真室川町議会改革調査特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。
〇議長（五十嵐久芳）　以上で本日の会議日程は終了いたしました。
　　　　本日はこれをもって散会いたします。
　　　　なお、あしたの本会議は午前10時より開会いたします。
　　　　本日は大変ご苦労さまでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（午前１１時２５分）