中川 木鈴(なかがわもくれい)
真室川が生んだ世界的な版画家
中川 木鈴(もくれい)

歴史民俗資料館には、真室川町が生んだ世界的な版画家「中川木鈴」を紹介しているコーナーが設けられています。
彼は日本独特の版画技術を受け継ぎ、広重の「東海道五十三次」を始めとして、国宝の「源氏物語絵巻」などの復刻に活躍しました。
日本伝統版画技術重要無形文化財にも指定され、昭和54年59歳で生涯を終えました。
中川木鈴 作品の一部



中川木鈴 略歴
- 大正8年
山形県真室川町に生れる。 - 昭和10年
東京美術学校版画部講師片岡美登氏に師事。
田辺至氏に洋画を学ぶ。 - 昭和30年
日本伝統版画製作技術(木版彫刻)東京都より無形文化財に指定される。 - 昭和37年
日府春季展奨励賞受賞。委員推挙される。
雅号「木身」を「木鈴」に改名。 - 昭和39年
社団法人日本画府(日府展)常任理事に推挙される。 - 昭和54年
旧制第五高等学校「赤レンガ」完成。同年他界。 - 昭和56年
真室川町立民俗資料館に木鈴作品他陳列保存。
中川木鈴追想展(ギャラリー・アネックス) - 昭和60年
真室川町・版画展に木鈴賞設定。
真室川町立歴史民俗資料館
第二展示室にて中川木鈴作品等展示

開館時間
- 4月1日から10月末 午前9時から午後4時30分
- 11月1日から3月末 午前10時から午後4時
休館日
- 月曜日及び祝祭日の翌日。
- 毎月末日(その日が日曜日のときは、その前日)。
- 12月29日から1月3日
電話
0233-62-3511
更新日:2024年03月29日
公開日:2024年03月29日