第3回真室川スタディツアー伝承芸能編 川ノ内囃子
川ノ内囃子とは
川ノ内囃子の紹介を川ノ内囃子保存会代表の中川昭弘さんにお願いします。
川ノ内囃子は、毎年8月15日に行われる川ノ内地区の祭で演奏される囃子です。川ノ内祭は、延宝9年(1682年)川ノ内の庄屋新田嘉右衛門が、四国高松の吉祥稲荷大明神を祀り、村の繁栄を祈願したのが始まりと言われ、そのお稲荷様が新田家に里帰りする例祭です。その道中囃子として演奏されたものが川ノ内囃子の原型と言われています。
演目は「羯鼓」1曲。最上地域では、新庄まつりの囃子としても聞く演目ですが、宝暦6年(1756)年に始まったとされる新庄まつりよりも74年ほど古いことになります。
地区では昭和54年(1979年)に川ノ内囃子保存会が結成され、小学生から囃子の保存継承に力を入れています。川ノ内祭のほか、梅まつり、ふるさと子ども伝承祭(児童・生徒中心)などで演奏されています。
演目紹介
川ノ内囃子から、羯鼓(かっこ)をご覧いただきます。
毎年8月15日に行われる川ノ内まつりの様子です。
保存継承活動
川ノ内囃子は、川ノ内囃子保存会を中心に保存継承活動に力を入れています。ふるさ子ども伝承祭での発表の様子をご覧ください。
更新日:2024年03月29日
公開日:2024年03月29日