第3回真室川スタディツアー伝承芸能編 釜淵番楽
釜淵番楽とは
釜淵番楽の紹介を釜淵番楽保存会代表の栗田隆行さんにお願いします。
釜淵番楽は、江戸時代中期に秋田県矢島地方から伝えられたとされ、番楽の中でも珍しい3拍子の番楽です。
その昔、新庄藩主戸沢公が釜淵番楽を照覧されたとき、その舞のすばらしさを褒め称え、「鶴」「亀」「松」「竹」の幕を下されたといわれています。
毎年9月13日におこなわれる山神社の祭りでは、虚空蔵神社(こくうぞうじんじゃ)と風呂輪権現(ほろはごんげん)で獅子舞を奉納した後、地区内の家々において門獅子(かどじし)を行い、悪魔祓いをします。
昭和57年に釜淵番楽保存会を設立し、釜渕一区の地域を中心とした地域と連動した活動を行っています。平成16年度から地域の公民館を活用し、番楽と食文化を融合させた「釜淵行灯番楽交流会」を実施し、冬のイベントとして定着しています。

演目紹介
釜淵番楽からは、獅子舞、三人立ちをご覧いただきます。はじめに獅子舞です。
次に、三人立ちをご覧いただきます。

保存継承活動
釜淵番楽では釜淵番楽保存会を中心に保存継承活動をしています。ふるさと子ども伝承祭での発表の様子をご覧ください。
更新日:2024年03月29日
公開日:2024年03月29日