第3回真室川スタディツアー伝承芸能編 平枝番楽

更新日:2024年03月29日

公開日:2024年03月29日

平枝番楽とは

 平枝番楽の紹介を平枝番楽保存会会長の高橋章さんにお願いします。

 平枝番楽は、江戸時代の半ばに秋田県矢島地方から伝えられたとされる5拍子の番楽です。毎年、旧暦8月1日に神明神社の祭で神社において五穀豊穣、家内安全、悪魔祓いなどを祈願し、獅子舞が奉納されます。その後、ふるさと伝承館において番楽公演が行われます。かつては宿入りし、夜通しで番楽を舞い、その後、各戸を「門獅子」が廻り、悪魔祓いを行いました。
 昭和48年に平枝番楽保存会を設立し、地区内集落全戸を会員としています。昭和55年より「平枝少年番楽」として旧平枝小学校と連携した伝承活動を開始し、現在は真室川あさひ小学校の児童へ指導を行っています。こうした「少年番楽」経験者が舞手、囃子手として保存会の会員となり、活動を行っています。

畳の上で装束を付けた二人の人が踊っている様子の写真
装束と鶏をかたどった被り物を被った二人の人が踊っている様子の写真

演目紹介

 平枝番楽からは、獅子舞、鳥舞をご覧いただきます。はじめに獅子舞です。

 次に、鳥舞をご覧いただきます。

装束を身につけて扇を持った子供たちが踊っている様子の写真
黒い面をつけた人が扇をもって踊っている様子の写真

保存継承活動

 平枝番楽保存会では平枝少年番楽として、子どもたちへの継承活動を行っています。ふるさと子ども伝承祭での平枝番楽の発表の模様をご覧ください。

ステージの上の幕の前で踊る子供たちの写真
ステージの上で装束を着て一人で踊っている人の写真

この記事に関するお問い合わせ先

教育課
〒999-5312 山形県最上郡真室川町大字新町124番4
電話番号:0233-62-2223
ファックス番号:0233-62-2731

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