胃がんリスク評価検査の費用を助成します
胃がん検診受診率の向上のため、胃がんリスク検査(ABC検査)を実施し、その費用の一部を助成します。
(この検査は、胃がん発症リスクを検査するもので、胃がんそのものを発見する検査ではありません。)
胃がんリスク検査とは
血液検査で「ヘリコバクター・ピロリ抗体検査」と、胃の粘膜の萎縮の度合いを調べる「ペプシノゲン検査」を実施し、下記の様な分類結果になります。
分類 | A群 | B群 | C群 | D群 |
---|---|---|---|---|
ピロリ菌抗体検査 | - | + | + | - |
ペプシノゲン検査 | - | - | + | + |
- A群:健康的な胃粘膜
- B群:ピロリ菌感染はあるが、胃粘膜萎縮は軽度である
- C群:萎縮の進んだ胃粘膜で、ピロリ菌感染がある状態
- D群:萎縮が非常に進んだ胃粘膜で、ピロリ菌がすめない状態
要精密検査(BCD)と判定された方は、胃内視鏡検査を受ける必要があり、除菌治療を行うかは、胃の状態を見てからの医師の判断になります。
令和5年度助成対象者
対象者は下記の表に該当する年齢の町民の方です。この表においては、令和5年度内に到達する満年齢を年齢と表示しています。
年齢 | 生年月日 |
---|---|
41歳 | 昭和57年4月2日から昭和58年4月1日 |
46歳 | 昭和52年4月2日から昭和53年4月1日 |
51歳 | 昭和47年4月2日から昭和48年4月1日 |
56歳 | 昭和42年4月2日から昭和43年4月1日 |
61歳 | 昭和37年4月2日から昭和38年4月1日 |
66歳 | 昭和32年4月2日から昭和33年4月1日 |
(注意)ただし、次に該当する方は、数値が正確に出ないため対象年齢であっても検査を受ける事ができませんのでご注意ください。
- ピロリ菌除菌治療を過去に受けた事がある方
- 胃の切除術を受けた事のある方
- 腎不全の方
- 胃や十二指腸疾患で治療中であり、定期的に内視鏡検査を受けている方
個人負担
500円(ただし、胃がん検診と同時受診のため胃がん検診1,800円に金額上乗せとなります。)
検査方法
総合検診や人間ドック検診の際、胃がん検診(バリウム検査)と一緒に受診します。
すでに胃がん検診をお申込みの方は、当日検診時にお申込みください。
更新日:2024年03月29日
公開日:2024年03月29日