第4回真室川スタディツアー伝承野菜と手仕事文化編オンライン 開講式・閉講式(トップページ)

更新日:2024年03月29日

公開日:2024年03月29日

前説

 ご覧いただき、誠にありがとうございます。
 令和元年度からスタートし、通算4回目となる真室川スタディツアーは「伝承野菜と手仕事文化編」としまして、山形県の最北部、真室川町に伝わる伝承野菜と手仕事文化を学ぶオンラインツアーをお送りいたします。新型コロナウイルス感染症の猛威は止まるところを知らず、スタディツアー本来の形である「皆さんがバスに乗りながら町内を巡る」ことはいまだに難しい状況です。不本意ながら、今回のスタディツアーも第3回『伝承芸能編』に引き続き、ホームページ上で開催させていただきます。

 「真室川スタディツアーオンライン」。本当は、実際の畑で、「生産者さんに質問する」などしながら学んでいただきたいところですが、実地でのスタディツアーが開催できる状況になった時のための予習として、ご覧いただければと思います。

第4回真室川スタディツアー伝承野菜と手仕事文化編オンラインのタイトル画像

開会

 第4回真室川スタディツアー「伝承野菜と手仕事文化編」を開講いたします。6月の『伝承芸能編』に続く第4弾は、『伝承野菜と手仕事文化編』です。

真室川町は山形県の内陸最北部、秋田県との県境にある、中山間地域の町です。本町では、古くから基幹産業である農林業を中心とした生活が営まれ、地域には古くから伝わる伝承野菜が受け継がれてきました。そのおいしさを守ろうと連綿と種を取りながら作り続けてきた農家さんや、それを次世代に繫ごうとする若い農家さんもいらっしゃいます。また、戦前の真室川では、農林業と手仕事文化は生活に密着した存在でした。特に稲作の副産物である藁を活用したわら細工は、工芸品というよりも生活に密着した道具の製作手法として継承され、主に雪にこもる冬の手仕事でした。今となっては多くの名人が高齢となり、途絶えてしまいそうになっていたその技術を受け継ぎ、今の生活にも馴染むように昇華させたわら細工。昔から山々にある山ぶどうの蔓を使って地域活性化を図ろうと、仲間が集まって教えあい、学びあいながら作っているつる細工。地元の素材にこだわり、材料からすべて自分で賄おうと奮闘する漆工芸家。今回はそのような伝承野菜・手仕事文化をご覧いただくとともに、携わる人々の熱い思いも学んでいただければとおもいます。

主催者あいさつ

ツアー内容一覧

伝承野菜について

黒い背景にディスプレイされたキュウリや豆などの伝承野菜の写真

手仕事文化について

真室川町の工芸品の写真がちりばめられた写真

閉講式

 第4回真室川スタディツアー『伝承野菜と手仕事文化編』いかがでしたか。本町に伝わる伝承野菜や手仕事文化、それを継承していく方々の熱い思いを学んでいただけたでしょうか。

スタディツアー修了証の見本イメージ

これまでのスタディツアーに参加いただいた方々には、毎回『修了証』をお渡ししておりますが、今回はオンラインということですので、アンケートをご提出いただいた皆様に、修了証をお送りいたします。アンケート用紙はダウンロードして印刷・記入していただいたものを郵送またはファクスでお送りいただくか、データで入力いただいたものをメール送信していただくと、順次、修了証を郵送させていただきます。送付先のお名前、ご住所、お電話番号をお忘れなく。

送付先

〒999-5312
山形県最上郡真室川町大字新町124-4
真室川町教育委員会 教育課
生涯学習係

この記事に関するお問い合わせ先

教育課
〒999-5312 山形県最上郡真室川町大字新町124番4
電話番号:0233-62-2223
ファックス番号:0233-62-2731

メールフォームからのお問い合わせ