第4回真室川スタディツアー手仕事文化編トップページ

更新日:2024年03月29日

公開日:2024年03月29日

真室川町の「手仕事文化」について

真室川町の様々な工芸品の写真がちりばめられた写真

 真室川町は山に囲まれた里山地域であり、古くから農林業が中心の町でした。
 夏は農業を営み、冬にはその藁を使って衣服や農具を作ったりしてきました。
 また、里山の地域では、山ぶどうなどの蔓を採取し、生活の道具を作ってきました。
 真室川町において「手仕事」とは、生活・仕事に非常に身近なものであり、なくてはならないものでした。
 しかし、藁や蔓で作ってきた道具は、安価な輸入素材やプラスチック製品などに替わり、伝統行事や風習の多くが消えていったように手仕事文化も衰退しました。

 今回お話しいただく3人の手仕事は「わら細工」「つる細工」「漆塗り」ですが、手仕事に対する思いはそれぞれ違います。風前の灯であった文化を残そうと使命感に駆られた人、地域活性化の一助となるべく仲間と楽しみながら手仕事を楽しむ人、素材・材料にこだわり、身の回りの素材で完結する手仕事に魅力を感じる人、それぞれの思いをお聞きしました。

わら細工

藁を編む女性と材料に手を伸ばす男性の写真

つる細工

作業台の前に座って籠と木の皮を持つ男性の写真

漆器

座って器に漆を塗っている男性の写真

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〒999-5312 山形県最上郡真室川町大字新町124番4
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